『本当にわかる為替相場 新版』FXデビューの初心者なら読んで損はない。

本当にわかる為替相場

手持ちのドル資金の扱いに困り果てた挙句、FXデビューをもくろんでいるわたしです。

詳細は 外貨定期預金かFXで長期保有か、「ドル」の扱いに悩む。率直にアドバイス、求む。  にて。

さて、わたしはレバレッジ1倍の外貨預金感覚で保有するつもりですが、それでもFXはFX。

FXといえば、わたしの中ではギャンブル的な、怖いイメージしかありません。ハイリスクハイリターンな投資、というイメージです。儲けも大きいかもしれないが、損失も大きいかもしれない、と。この場合、わたしは儲けよりも損失にしか目が行かない女です。はい、小心者です。

加えて、現在は「絶対にレバレッジ1倍で手堅く行くぞ。外貨預金代わり、外貨預金替わり」と思っていても、実際に運用を始めるとまた別の考えが沸くかもしれません。わたしの中の悪魔が囁くかもしれません。「大きな利益が欲しくないかね?」と。

そこを踏みとどまる意志がわたしにあるのか?それとも一歩踏み込むのか?いや、ちょっと待て。わたしはFXの何を知っているのか?

インターネット上の情報を拾ってきただけの知識しかないじゃないか。後は実践をして知識を得るのみ?いやいや、その前にFXの本を1冊ぐらい買おうよ、と近所の書店に行きました。

その書店にあるFXの本はしらみつぶしに読みましたが、基本的にどの本も日々の取引を進めており、わたしの求めているスワップ運用に関しては扱いが小さい、小さい。そりゃそうですよね。基本的にFXとは取引をして、為替の差額で儲けるギャンブル、投資ですものね。

わたしに必要な本は何だろうか?考えた結果、『 本当にわかる為替相場 』を購入しました。

例え、スワップ運用だけだとしてもFXをやるならば、為替の仕組み、世界情勢の読み方を理解しなければならない。理解した上で参戦しなければならない、と頭の中の冷静な部分が囁きました。

FXの取引の仕組みを理解するのはその後からでも遅くない、と。

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尾河眞樹著『本当にわかる為替相場』。

本当にわかる為替相場

サブタイトルがマーケット参加者の心理学から経済指標の読み方、最新の予測ツールまで、となっています。

著者の尾河眞樹さんは存じ上げておりませんが(汗)、外国為替の第一人者、とのことで「ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社 執行役員 兼 金融市場調査部長 チーフアナリスト」となんだかひれ伏したくなる肩書きの持ち主の方。テレビにも出演されているようですが、勉強不足ですみません・・・

アナリスト尾河眞樹のマーケット千里眼

さて、『本当にわかる為替相場』。

目次を抜粋します。

  • そもそも為替レートとは
  • 為替レートを動かしている人たち
  • 国によって異なる外国為替市場の特徴
  • 相場予測の立て方
  • 経済統計はここをメインにチェック
  • 要人発言の重要性
  • 通貨によって動き方にはクセがある
  • 世界の通貨へ興味を広げよう
  • 為替相場に必要なテクニカル分析
  • 為替相場予測ツールの最新トレンド

FX本などでよくある「こうすれば儲かる!」「こうすれば安全に運用できる!」という本ではなく、もっと大局的に「為替相場」について紹介されています。

面白くないです。が、面白いです。

今までニュースでしか知らなかった世界情勢の裏でこのように為替が動くのか、と気づかされました。

また、わたしは今までドル円にしか目を向けてしかいませんでしたが、世界には様々な通貨があり、それぞれの通貨の裏には何があるのか、歴史があるのかと非常に興味深く眺めました。通貨に真剣に目を向けたのはこれが初めてかもしれません。

個人的には経済統計のチェック方法と要人発言の重要性が参考になりました。今までニュースなどで米国雇用統計とか聞いてもピンっとこなかったけれど、そうか、これは発表されることによって、ドルは動くのか!と理解できました。ええ、一応、理解しました。

胸に響いたのはこれ、「ストップロスは非常に重要」。

ストップロスの置き場がうまいディーラーが、いちばん儲かるディーラー。

ストップロスとは、もし自分の相場観が外れた時に、どこで損失を確定するか、つまり、損失額が膨らんだとき、どこで諦めるかを決めて、その水準に置く注文のことです。

うまいディーラーは、「ストップロスは近く、利益確定(利食い=テイクプロフィット)は遠く」が基本ですが、慣れていないとどうしても「ストップロスは遠く、テイクプロフィットは近く」になりがちです。

肝に銘じたいと思います。

「損切りをいつできるか」ということですよね~ま、スワップ金利の長期保有を考えているわたしには縁のない話ですが(今のところ・・・)、やっぱりそうだよなーとシミジミしました。

もし、わたしがやるとしたら後生大事に通貨を保持している姿が目に浮かびます(^^; で、結局、更に損失を広げていき、「うわー」と落ち込むの・・・リアルすぎて笑えない未来像ですw

著者が考える儲かるディーラー。

イメージ画像

証券会社などが自社の資金を株式市場などで運用することを「ディーリング」といいます。

そのディーリングを行う担当者のことを「ディーラー」と呼びます。自社のお金というか顧客のお金を運用するわけですから、結果を出さないといけない世界なんだろうな、と想像中。

  • 相場のトレンドをつかんでいる
  • 損失を最小限に抑えることができる
  • 相場観に時間軸を持っている
  • 相場のテーマを感じ取れる
  • 思惑やセンチメントの重要性を知っている

そして、何よりも重要なのは「自分の相場観に沿ったポジションをとっている」ということ。自分の軸をきっちりと持ち、その軸からぶれないことが重要だということですね。

これは逆に言えば、何も考えず基準を持たず、相場に参入する、すなわちFXを運用すると痛い目を見る、ということでしょう。

FXにおける、わたしの中の軸をどこに置くか。

わたしの中の軸をどこに置くのか。

本を読んでいく中でいろいろと考えさせられました。正直なところ、他の外貨にも心惹かれるものがあったことは事実です。分かりやすく言えば、より高金利な通貨ですね。オーストラリアとかニュージーランドならまだ安心かな?とか。

しかし、一方で、百戦錬磨のプロでも「相場はわからない」「正解がない」と言っている世界に素人の私が立ち向かえるとはとても思えない、とどんどんと冷静になっていくわたしもいました。

結果、現状、以下の運用方法で考えています。

  • レバレッジ1倍、絶対に1倍
  • ドルオンリー(わたしの場合、ドルをドルで買う)
  • 長期保有
  • 小額ずつ小出しにする(意味あるのかどうか分からないが・・・)
  • 大きく稼ぐよりも万が一の損失に重点を置く(ローリスク・ローリターン)

現時点でのわたしの基準はこれです。

日々の取引によって稼ぐのではなく(そんな時間はないし、ストレスで倒れそう)、基本的にほったらかし運用でいこうと思います。今日明日の利益を追い求めるのではなく、1年後、5年後、10年後、20年後を見据えていきたいと思います。

当初、思い描いていたように外貨預金的な考え方ですね。

『本当にわかる為替相場』は今からFXデビューを考えておられる方にオススメです!巷にある「FXで儲けよう!賢く運用しよう!一攫千金!」的な本により、盛り上がった情熱を抑え、今一度、頭を冷静にさせてくれますよ。笑

さて、次は本当にFXの本を1冊読んでみたいと思います。

おまけ。世界情勢は本当に分からない。

本当にわかる為替相場 』の前書きにてこんなことが書かれていました。

金融市場関係者が集まるパーティで、主催者が以下のようにスピーチを。

本日、わたしがここにこうして立っていることを心から誇りに思います。なぜなら、みなさまは世界に名だたる素晴らしい有識者の方々だからです。みなさまは今年、英国で行われた国民投票で「EU離脱」が起こることもピタリと当てた(会場・笑)。加えて、ドナルド・トランプが大統領になることももちろん予想できていたし、その後、これほどドル高・円安が進むことも確実にあてることができました。だからこそ、私はみなさまをとても尊敬しているのです!(会場・爆笑)

もちろん、これはジョーク。

著者にとって「耳に痛い話」だったそうですが、わたしにとっても「耳に痛い話」です。わたしはすべてを逆に思い描いていたのですから・・・!

かように相場の世界は読めないもの。

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ワタノユキ

奈良在住のアラフォー主婦。
マイペースに生きる主婦 & 在宅ワークの日々(since20141003)。理想と現実の狭間を永遠に彷徨い中。 詳細なプロフィールはこちらにて。 わたしらしく年齢を重ねる 大人の塗り絵ライフ もよろしく♡
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