最近、ワクワクしていますか?
わたしはワクワクすることがめっきりと減りました。HSP気質 による元々の性格もあるのだろうと思いますが、年を重ねるにつれてウツウツ、イジイジ、グズグズすることばかり増えてきました。
わたしはジブン手帳を開きながら、1日の振り返りをよくします。
それはいいのですが、内容が毎回暗い。だいたいが愚痴と反省の繰り返しでひたすら、「今日もダメだった」「今日は何でこんなにブルーなんだろう」ということを毎日、毎月、毎年ジブン手帳に書いていました。
わたしのジブン手帳は愚痴日記でもあったかもしれません。
そして、それはそれでいい面もありました。
手帳に愚痴を書き出すことでわたしは心のリフレッシュをはかれていました。が、日々に進歩はありません。手帳に書くことによってスッキリとしたはずなのに、相変わらず、わたしは日々、ウツウツ、グチグチと日々を過ごしていました。
もう、これは性分だと悟りを極めようか、という勢い。
が、最近、思ったのですが、自分をウツウツグチグチさせるのも、ワクワクさせるのも結局は自分なんだよね、と。
わたしは1日に何度も見返すジブン手帳にウツウツ、グチグチ、イジイジを書いて、結果、自分の思考をそのままウツウツ、グチグチ、イジイジへと導いていたのだ、と。

気づいたきっかけはモーニングページ

愚痴だらけのモーニングページ
10月の頭からモーニングページをはじめました。
モーニングページとはアメリカの作家が提案した一種のワークショップ。やることはシンプル、朝起きてすぐに用意したノートに3ページほど思いついたことを書く。それだけ。
より詳細なことは以下のページで紹介しましたので、興味がある方は是非。
モーニングページで感じた変化、心のドロドロの棚卸し、自分を褒める余裕が出てきた(ような気がする)
これがわたしには意外と良かったです。朝、起きてまずノートを開く。そして、心の思いつくままに書く。
ウツウツ、グズグズ、イジイジ名人のわたしは当然ながら、書く内容もウツウツ、グチグチ、イジイジとしたものです。
さらにモーニングページは手帳の限られたスペースに書くのではなく、a5サイズのノート3ページに渡って書く必要があります。
でも、大丈夫!わたしはウツウツ、グチグチ、イジイジ名人だもの!いくらでも書ける、と毎朝、毎朝、ウツウツ、グチグチ、イジイジとしたことを3ページに渡ってひたすら書いていました。
さて、そんなモーニングページにはもう一つルールがあります。
最初の8か月のモーニングページは振り返ってはならない、と。
なので、ひたすら心の感情の赴くままに書きなぐった後はパタンとノートを閉じて、もう振り返らない。
ウツウツ、グチグチ、イジイジとした感情はモーニングページにすべてを吐き出してしまい、もう振り返らない、と。
ポイント
- 起床直後にノートを開いて3ページ書く
- 書く内容はなんでもOK
- 最初の8週間はモーニングページを振り返らない
ウツウツ、グチグチ、イジイジ日記を振り返らないことによる良さ
ひたすらウツウツ、グチグチ、イジイジを書き終えた後、わたしは勢いをつけてノートを閉じます。
モーニングページは最初の8週間は振り返らない。
そのルールがどうやら、わたしの心の中で「そうだ、もうこのウツウツ、グチグチ、イジイジは振り返らない」と変換されました。
そして、朝でウツウツ、グチグチ、イジイジはとりあえず吐き出され、今まで夜にジブン手帳に書いていたウツウツ、グチグチ、イジイジが割と綺麗に消えました。浮き上がっても「明日のモーニングページに書くわ」と思えるように。
その代わりにジブン手帳には自分で自分を褒める言葉があふれてくるようになりました。そして、ワクワクしたイベントを自分で主催するようになりました。
わたしの心のウツウツ、グチグチ、イジイジはモーニングページで消化されていったのだろう、と思います。
そして、毎日毎日a5ノート3ページにウツウツ、グチグチ、イジイジを書いていると飽きてもきます。変化をつけたくなります。
結果、モーニングページそのものには明るさが出てきたように感じます。
ポイント
誰に見せるわけでもないモーニングページには思いっきり心のたけをぶつける。口に出して言えないことも書く。そして、読み返さない。
ジブン手帳を使って、ウツウツからワクワクする日へ変更する方法
わたしが実践しているワクワクする方法を紹介します。
基本的にはモーニングページで心のデトックス、ワクワクトリガーを使ってジブン手帳で自分をワクワクに導いていく、という流れになります。
ウツウツ、グチグチ日記はジブン手帳ではなく、別ノートに書く
ここ数年、ジブン手帳に愚痴を書いていましたが、それをすっかりとやめました。
朝の起床直後、モーニングページにウツウツ、グチグチ、イジイジと書くと、とりあえず心と頭はすっきりとします。
今まではわたしの生活とウツウツ、グチグチ、イジイジが連動していると思っていたのでジブン手帳に一緒に書いていましたが、今後は絶対に分けようと思います。
現在はモーニングページで実践していますが、いずれ他のウツウツ、グチグチ、イジイジノートを利用するかもしれません。
ハッキリと言えることは何らかの形でアウトプットすることにより、ウツウツ、グチグチ、イジイジを手放し、心の整理につながりますよ!
またウツウツ、グチグチ、イジイジしたら、それをアウトプットすればいいだけ。ひたすらウツウツ、グチグチ、イジイジをアウトプットしましょう。

ワクワクするトリガーは自分で手にする
『満ち欠けスケジューリング術』を読んで以来、すっかりと月の満ち欠けに魅了されました。
そして、お月さまの満ち欠けによるワクワク感と高揚感を味わうように。あ、こういう心を浮上させるトリガー(きっかけ)は自分で自分のために見つけなければ、と思いました。
スピリチュアル好きなわたしは月の満ち欠けに魅了されました。また、自己流タロットカード占いもトリガーに取り入れています。
が、トリガーはいろいろな手段で手に入れることができます。
スポーツの試合、季節の移り変わり、大安吉日などの六曜、庭に咲く草花、テレビの占い、今日のファッション、子どもの顔、茶柱の有無、コーヒーの味わい・・・自分ルールを決めてワクワクトリガーを手に入れましょう。
自分をワクワクさせるのは何かや誰か、モノでなはく、自分しかいないのだ、と。
ジブン手帳で未来のわたしにワクワクを約束する
ジブン手帳のウィークリーページ一番上に特別な枠があります。
その日1日で重要なこと、ビッグイベント、体調の変化、何でも好きなことを書いていいのですが、わたしは理想の1週間を書いています。
例えば、「今日はハッピーに笑顔で過ごせた」「ナイトランニングですっきりとした」「新月のパワーを感じた」などなど、その1日で一番楽しいこと、実現したら嬉しいことを想像しながら、緑のペンで記載しています。
その際によく言われるのは「完了形」で書くこと。
というわけで素直な(?)わたしも一応、完了形で書いていますけれど、心に「むむっ」と引っかかることは「実現できますように!」と祈りや願望の形で書いています。
そして、理想が実際に実現できたら、マーカーで消しています。このマーカーの数が多ければ多いほどハッピーということですね。
考えてみれば、以前はこの理想とウツウツ、グチグチ、イジイジが同じページで書かれており、相反していたのかも・・・と反省しきりです。
また、わたしはジブン手帳を使っていますが、お手持ちの手帳でも大丈夫だと思います(^^)/
ジブン手帳、予定が起こる前に記載するマンスリーと予定が終わった後に記載するウィークリー、わたしの使い分け方

自分で自分を褒める
一番、変わったのはこの項目です。
自分で自分を褒める、夜の手帳タイム。
今までは夜の手帳タイムではもっぱらウツウツ、グチグチ、イジイジタイムで褒めることは後回しでした。もっと言えば、ほとんどやっていませんでした(^^;
でも、現在はモーニングページで一応、心の葛藤を吐き出しているので、夜は割り切って自分で自分を褒めることにしました。
- 今日は1件案件を片付けた。わたし、仕事を頑張ったね。明日もこの調子で!
- 久しぶりのおでんは最高だった。わたしのおでんってなんでこんなに美味しいのだろう。また作ろう。
- 月のパワーを感じてナイトランニング。さっぱりとした。心のリフレッシュは大切だ。
などなど、ここ数日、実際片付けたことを紹介しておきます。
スペースの関係もありますが、ダラダラとは書かない。シンプルにストレートに具体的に褒めることにしています。
最近ではわたしを褒めてくれるのはわたしだけですからね・・・!心に栄養素を与えている、と思って実践するように。

何よりも大切なのは心のデトックスだった
今までは取り入れる方にばかり必死になっていました。
これをやれば、わたしは幸せになれる。これを手にいれば、わたしは幸せになれる、と。
でも、実際にモーニングページを実践していく中で、わたしに必要だったのは心のデトックスだったのだ、と実感しました。
まず、わたしの心を吐き出す。
吐き出さないと取り入れたいものも取り入れることができない、と。
モーニングページを実践して2週間後にそのことに気づきました。
心が嵐の海に漂う船になるか、嵐の下で静かに佇む魚になるか
わたしの心はさながら、嵐の海に漂う船。
ちょっとしたことで傷つき、果てしない将来に不安という糸を張り巡らせ、人生は常にウツウツ、グチグチ、イジイジと隣り合わせでした。
幸せってどうやって手に入れるんだろ?とそんな前向きなことを考えるよりも、まず、このウツウツ、グチグチ、イジイジが常にわたしのそばにいました。不幸や不満、愚痴にどっぷりと浸ることがもう生活の一部だったような。
天真爛漫でおおらかで、明るくて、仕事や人間関係などの悩みなどなさそうな、笑顔が大きな子が常に羨ましくて仕方がない人生でした。
それを妬んで、またウツウツ、グチグチ、イジイジと。
その繰り返しで、そこから抜け出す方法がよくわかりませんでした。
そこから抜け出すきっかけをモーニングページが与えてくれたように感じます。
わたしにとって誰に見せることもない、何を書いてもいいモーニングページはとても心の安寧に繋がりました。
わたしのドロドロを遠慮なくぶつけることができる場ができたことはとても大きかったです。結果としてそれが心の整理に繋がり、嵐のような心に翻弄されていたわたしの生活と心が少し落ち着きました。
結果、自分をいたわることができたように思います。
そして、自分をワクワクさせよう!と。言葉だけではなく、行動で示そう!と実行できるようになりました。
ポイント
- ウツウツ、グチグチ日記はジブン手帳ではなく、別ノートに書く
- ワクワクするトリガーは自分で手にする
- ジブン手帳で未来のわたしにワクワクを約束する
- 自分で自分を褒める
そう、モーニングページで心のデトックスをはかり、ワクワクトリガーを使ってジブン手帳で自分をワクワクに導いていく、と。
