わたしの主人は40代半ば。
ザ・中間管理職という言葉が非常に似合う(?)立場に位置しておられます。
クールな主人は職場や仕事に関する愚痴をわたしにこぼすことはほぼありません。が、少なからず愚痴やストレスがそこにあることは感じておりました。
で、先日、「俺は『メンタルヘルスマネジメント検定試験』を受ける!」と宣言をされ、妙に納得をしたわたしがいました。
でも、メンタルヘルスマネジメント検定って何?
メンタルヘルスマネジメント検定とは。
メンタルヘルスマネジメント検定の公式サイト によりますと以下のように書かれています。
仕事や職業生活に強い不安や悩み、ストレスを抱える人は増加傾向にあり、心の不調による休職や離職もまた増加しています。働く人たちがその持てる能力を発揮し、仕事や職場で活躍するためには、心の健康管理(メンタルヘルス・マネジメント)への取り組みが一層重要になってきました。
と書かれており、職場でのメンタルヘルスを各自で行おう、みたいな検定試験でしょうか。大阪商工会議所が実施する検定になり、公的資格になります。毎年3月と11月に試験が実施されていますね。
メンタルヘルスマネジメント検定にはI種・II種・III種と3つのコースが用意されています。
それぞれI種は人事担当者、II種は管理職、III種は一般社員向けとなり、試験内容は以下の要領に。
I種
(1)企業経営におけるメンタルヘルス対策の意義と重要性
(2)メンタルヘルスケアの活動領域と人事労務部門の役割
(3)ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
(4)人事労務管理スタッフに求められる能力
(5)メンタルヘルスケアに関する方針と計画
(6)産業保健スタッフ等の活用による心の健康管理の推進
(7)相談体制の確立
(8)教育研修
(9)職場環境等の改善II種
(1)メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割
(2)ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
(3)職場環境等の評価および改善の方法
(4)個々の労働者への配慮
(5)労働者からの相談の方法(話の聴き方、情報提供および助言の方法等)
(6)社内外資源との連携
(7)心の健康問題をもつ復職者への支援の方法III種
(1)メンタルヘルスケアの意義
(2)ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
(3)セルフケアの重要性
(4)ストレスへの気づき方
(5)ストレスへの対処、軽減の方法
主人は最終的にII種を受験するみたいですが、まずはIII種からコツコツといくそう。こちらの受験者データ(リンク先は削除されました) によりますと、II種の管理職コースが一番受験者数が多いことが分かります。
そのことから考えると、メンタルヘルスマネジメント検定は管理職の方の受験が多いのか、それとも、それだけ部下と上司に挟まれ中間管理職とは辛い立場にあるのでしょうか。
なんだかシミジミとしましたことよ・・・
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うつ病などでの労災申請が過去最高 長時間労働やパワハラ。
うつ病などの精神疾患で労災請求1515人、過去最多
長時間労働やパワハラなどが原因で、うつ病などの精神疾患を発症したとして労災を請求した人は、昨年度、1515人と、1983年の調査開始以来、過去最多だったことが厚生労働省のまとめで分かりました。
また、労災が認められた人も472人と過去3番目の多さで、このうち自殺は、未遂を含め93人と過去2番目の多さでした。
厚労省は、「長時間労働を防ぐなどメンタルヘルス対策を強化するよう企業を指導していきたい」としています。
とのこと。
その流れに乗り、メンタルヘルスマネジメント検定を受験する人も増えていっているようですね。
主人の会社もその流れにのったという感じでしょうか。
試験そのものは11月にあります。テキストを見ている限り、III種はさほど難しくない印象。というか暗記が命みたいな感じでしょうか。
III種のメンタルヘルスマネジメント検定の公式テキストにはストレスとは何か、ストレスとの向き合い方、セルフメンテナンスの重要性、心が弱ったときにどこに相談するかなどが無味乾燥な文体で説かれています。
働くうえで心が疲弊することは誰にでもありうること。
そういう意味でIII種のメンタルヘルスマネジメント検定試験内容を知識として身に付けておくと何か助かるかもしれません。
そう、自分の心を守るのは自分しかいないですよ!
まずはIII種で主人の心をメンテしていただき、II種で上司と部下の心のメンテをしていただきましょうか。。。
さて・・・
今回、この記事を書くにあたり メンタル不調社員に悩む上司の本音 を読みましたが、なかなか主人の抱えている悩みをついているんじゃないかしら?と思いました。ああ、主人の心が心配になってきました(汗)
本当、現状、一緒に働く人の心が病むとどうしたらいいか分からないことも多いですよね。。。
関連記事 うつ病の人と一緒に働くということ、周囲も振り回される。
こちらはII種のテキスト。
そして、I種のテキスト。
おまけ:わたしはFP3級を受験しようと思う。
今回、主人がメンタルヘルスマネジメント検定を受験すると聞いた時、「何、それ、面白そう!わたしも受験しようかな~」と一瞬思いました。
が、試験の内容を知ると、在宅仕事のわたしにはさほど関係のない内容かな、と。そもそも仕事における人間関係と呼べるほどのものはほとんどないし・・・汗。はい、寂しく、孤独に1人でチマチマとPCに向き合っておりますの。
というわけで頭を切り替えて・・・
以前から「受けるかもー受けたいー」と周囲に言っていたFP(ファイナンシャルプランナー)3級を受験しようかな、と思います。
わたしは9月の受験を目指したいと思っています。
申し込みが7月5日からになりますので、サクッと申し込んでしまいたいと。最終的に2級までいけるといいな、と。
わたしの場合、「FPの資格を生かして仕事に結びつける」ということではなく、家計の管理と将来設計をもう少し論理的に考えられるようになりたいものだ、と。本当に苦手な分野ですので。そして、イギリスのユーロ離脱により経済の先行きがよくわからないことも不安ですしね・・・汗
今回、41歳からの挑戦ですが、頑張りたいと思います。
それに伴い、ブログでもFP受験についての記事が増えるかもしれません!
早速、下記の参考書『みんなが欲しかった! FPの教科書 3級』を入手しました~(^^)/
[追記]受験しました!2016年9月、FP3級を受験、知識ゼロから10日間の勉強で合格させた方法。