もう写真は撮らない、今、目の前にある時間を楽しむために。

昨年末~年明けにかけて数人の友人と会う機会がありました。

普段は足を踏み入れない、オシャレなカフェやレストランで学生時代の友人と食事。いつもより少しだけオシャレに着飾ってね♡主人を置いてね♡

想像するだけで心躍ります。

久しぶりの対面にテンションアップし、案内されたテーブルに腰を下ろし、「何食べる?」とメニューを眺め、相談するだけでも楽しいもの。そして、いざ、料理が運ばれてきたとき、誰かが店員さんに確認後、一斉にスマートフォンを取り出し、撮影開始。

そりゃもうありとあらゆる角度から!

何でしょう、その時に感じた違和感。

わたしもスマートフォンで撮影はしたのだけれど、その瞬間、感じた違和感は何だったのだろう。言葉にならない違和感。

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第三者視点で眺めると。

その日、食事をしたお店はカジュアルなフレンチと言う感じ。

おしゃれでちょっとだけお高くて、でも、ランチなら主婦の財布でも出せるかな?というお店。

周囲には女性のグループが多く、ぽつぽつと家族連れやカップルがいました。

観察をしていると、わたしたちと同じように撮影をしているテーブルがチラホラ。なんでしょう、その姿を完全なる第三者視点で眺めていると相反する感情が浮かび上がりますね。

  • こんなにステキだもの。撮影したくなるよね。
  • なんか楽しそう!
  • でも、ちょっと迷惑よねー

以前は「自分も撮影するし、レストランでの撮影はすっかりと市民権を得ているし、まぁ、アリよね」と考えていたことにいろいろと疑問を抱くように。帰宅後、その日に撮影した写真を改めて見ると、昼間の自分の行動にますます違和感を。

ブログにも食べログにも掲載する気がなくなり、友の顔が映った写真以外はすべて破棄。

その日を境にわたしは外で食事をする時はスマートフォンはもちろん、カメラと名のつくものを机の上に置かないことにしました。

ステキな店内を見ても、美味しそうな料理を見ても、他のテーブルの人が撮影をしていても、わたしはもう撮影はしないぞ、という決意表明のために。

そして、主婦としては外で食べる貴重な時間を、また、久しぶりに会った友との時間をただ楽しむ時を過ごそうと。ただその空間を堪能しようと。

無意識の世界。

いつから料理の写真を撮るようになったのだろうと考えると・・・

  • デジカメ入手
  • ブログ運営&食べログ投稿開始

これがセットになっていますね。そう考えるとかれこれ10年ほど前から無意識にやってきたのだわ、と。

もう習慣になっており、写真を撮らない友と食事をするときも「ちょっと待って!」とカシャリとしていました。友も心得たもので、お皿の向きを調整してくれたり、撮った写真を一緒に見て批評をしてくれたりしたものです。

でも、友の内心はどうだったのだろう、とちょっと恥ずかしく。

「今更!?」「ようやく!?」と言われそうですが、はい、ようやくなんだか恥ずかしい、お店の人に申し訳ない、目の前にいる友にも申し訳ない、運ばれてきた料理にも申し訳ない、何よりもマナー的にいかんだろう、という気持ちが昨年末からじわじわと芽生えてきました。

そう、わたしはもう写真は撮らない、今、目の前にある時間を楽しむために。

実際のところ、レストランでの撮影はアリかナシか?

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独女通信によると・・・

レストランでの写真撮影について尋ねたところ、59%が「許せる」と回答。「許せない」は41%だった。

レストランで料理の写真を撮るのはアリか? ナシか?

とのことで意外と許す人が多いことに驚きました。独女通信ということでアンケートの対象者に独身の若い女性が多いのかな?

許せる派の意見はリンク先で確認をお願いしまして、許せない派の意見を掲載しておきます。

「許せない派」は、「隣のテーブルの人がフラッシュをたいて、カシャカシャとひとつの料理を何枚も撮っていた」(50歳)、「雰囲気のいい静かなお店で、 友人のシャッター音が響いていたことが……。近くの席のお客さんに振り向かれ、心の中で謝りました」(33歳)などの迷惑行為に腹を立てていた。

「ラーメン店で、わざわざ麺を箸で持ち上げて何度も撮り直す人を見かけました。撮っている間に、おいしいタイミングを逃しているような気がします」(35 歳)、「クチコミサイトに投稿するため、料理はおろか店内の至るところを撮影する友人。店内は混み合っていたので周囲に迷惑がられているようでした。で、 友人はクチコミ評価に『店員の対応があまりよくなかったので☆2つ』というようなことを書いていたから、お前が言うなー! とツッコみをいれたくなりまし たね」(32歳)

一々ごもっともで・・・本当に心の底から申し訳なく思ってしまいました。

一応、配慮をして撮影をしていたつもりですが、配慮云々よりも撮影という事実が許せない派には許せないのだろう、と改めて認識を。個人的にはマナー的にもよくないよね、と。

そして・・・

「以前はよく撮影していたのですが、最近、料理写真をたくさん撮っても何に使うわけではないということがわかりました」(33歳)というコメント。たしかに料理写真はSNS以外にとくに使い道はない気がする。そうかといって、30代を過ぎると他にとくに撮りたいものもないんだよねと、ちょっぴり切ない気分になった。

わたしも切なさを噛みしめましたことよ。

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ワタノユキ

奈良在住のアラフォー主婦。
マイペースに生きる主婦 & 在宅ワークの日々(since20141003)。理想と現実の狭間を永遠に彷徨い中。 詳細なプロフィールはこちらにて。 わたしらしく年齢を重ねる 大人の塗り絵ライフ もよろしく♡