先日、女優の吉田羊さん(42歳)と「Hey!Say!JUMP」の中島裕翔さん(22歳)の熱愛(?)が話題になりましたね。
たまたまこのニュースが流れた時に独身の友人(40歳)と会っておりまして、何やらシミジミと語り合ったものです。で、申し訳ない。わたしは吉田羊さんの顔は知っておりましたが、「Hey!Say!JUMP」の中島裕翔さんの顔はまーったく思い浮かばず・・・そもそも、「中島裕翔さんの名前はなんて読むの?」と言うレベル。※「なかじまゆうと」さんだそう。
さて、その時に吉田羊さんとほぼ同世代の我ら。
はからずも「20歳年下の男と恋愛が出来るか?」という話になり、二人とも「ノー!」という結論に達しました。わたしはもうどう考えても「息子」にしか見えないよ・・・汗。彼女は「理解不能 & 使えない部下」にしか見えないそうです・・・
ともあれ、そのニュースに触発されまして年下の男との恋愛を描いた映画を紹介します。尚、管理人は洋画専門です。
1~10歳年下の男との恋愛
ま、このあたりならわたしだって・・・←?
ジョディ・フォスター×マーク・ハーモン『君がいた夏』
アラフォーのわたしが真っ先に思い浮かべる年下の男との恋愛を描いた映画。色々とノスタルジック。甘い初恋の余韻。胸キュンキュン。
うだつのあがらないプロ野球選手が回想する、高校時代のある夏のほろ苦い恋の物語。ちょっと大人びた年上の女性と純情な少年の心の交流が、美しく切なく描かれている。肩の力を抜いたゆったりとした演出と、年上の女性をナチュラルに表現したJ・フォスターの演技が感動的。
5歳年上の美しい従姉妹への憧れ。少年にとって彼女はすべてを知っている大人の女性であり、すべてを包み込んでくれる存在だった。ジョディ・フォスターの陰のある佇まいが美しい。ディット・フォスターの音楽と共に忘れ得ぬ映画。わたしの記憶にも残る映画。
ジュリエット・ビノシュ×ブノワ・マジメル『年下のひと』
ジョルジュ・サンドをジュリエット・ビノシュが演じており、意外なは まり役。この作品がきっかけで相手役の10歳以上年下のブノワ・マジメルとビノシュは実生活でも愛を育み、子どもをもうけます。作品ではお互いに愛してい るのに・・・うまくいかない。もどかしいすれ違う愛の形。
奔放で恋多き女性作家ジョルジュ・サンドと詩人ミュッセ との愛の葛藤を描いたドラマ。1830年代のパリ。とある朗読会で、サンドは批評家から激しく罵倒される。気丈に振る舞いながらも、動揺を隠せないサン ド。その時彼女に話しかけ、優しく慰めてくれたひとりの男がいた。それは天才詩人ミュッセとの運命の出逢いであった。二人は間もなく激しい恋に落ちるが、 子どものように彼女を慕い、激しく愛を求めるミュッセに疲れたサンドは、医師パジェッロの優しさに身を委ねてしまうのだった……。
10代の頃、ジョルジュ・サンドの作品『愛の妖精』が大好きでした。この作品の性質から考えると、きっと純粋でひたむきな女性だったのでしょう。それがゆえに奔放な恋愛遍歴になってしまったんだろうなーなんて妄想を。サンドはかのショパンやフランツ・リストとも愛を。
10~20歳年下の男との恋愛
うーむ・・・頑張らないといけんね←何を?
スーザン・サランドン×ジェームズ・スペイダー『ぼくの美しい人だから』
ハマりました。本まで読んだという(^^)/
ヒロインを演じるスーザン・サランドンが年上で生活に疲れてちょっとはすっぱな女をそのままはまり役で演じ、相手役のイケメン、ジェームズ・スペイダーが神経質な年下男をそのまんま、という感じで演じております。
広 告会社に勤務する27歳のマックス(スペイダー)は、友人のバチェラーパーティの後、家に帰る気になれず立ち寄ったバーでノーラ(サランドン)から声を かけられる。それは先刻ハンバーガー屋で文句を言ったレジ係の43歳の女性だった。車でノーラを送ったマックスだが、したたか酔っていたため寝入ってしま う。その夜、二人は関係を持つ。一夜限りの行きずりのはずだった。しかし、翌日マックスは再びノーラを訪ねる。二人は貪るように互いの肉体に溺れていく。
現実に43歳のやつれた女性と27歳の若きエリートの恋なんてあるんでしょうかね~それにしてもスーザン・サランドンはどんな役を演じても格好いい!そして、爬虫類顏のジェームズ・スペイダーは粘着質っぽいのがいい!
スーザン・サランドンは実生活でも12歳年下の俳優ティム・ロビンス(大好き)のラブロマンスが世間を騒がせましたね。その後、破局しましたが・・・
バーバラ・ハーシー×キアヌ・リーブス『ラジオタウンで恋をして』
キアヌ・リーブスファン必見・・・!
映画としての出来は正直、「?」なのだが笑って見れる。ま、こんな恋の形もありますよ、ということで。
K・ リーヴスが出演したオフ・ビート・コメディ。1951年のニューオリンズ、人々をラジオに釘付けにするソープオペラの名手カーマイケル(P・フォー ク)は、同じ局でニュース原稿を書く駆け出しのライター、マーチン(K・リーヴス)と20年ぶりに故郷に戻った義理の叔母ジュリア(B・ハーシー)のただ ならぬ仲を知り、それを盗み聞いては自分のドラマに取り入れる……。
年上のおばさんとのキスシーンはなんだか記憶にある―という感じ。この頃のキアヌは演技力皆無なんだけれど、クラシカルな佇まいによる美しい顔が堪能。が、あえて探してみるほどの作品でもないかな・・・
が、キアヌ・リーブズファンなら必見ですぞ。
20~30歳年下の男との恋愛
うーむ、うーむ・・・わたしがしたら軽く犯罪だよ・・・
ケイト・ウィンスレット×レイフ・ファインズ『愛を読む人』
初恋の女性に捧げる一途な思いと愛。
15歳の少年と36歳の女性が出会い、恋に落ちたものの・・・女は謎の失踪を遂げ、再会した場は法廷だった・・・
幼いころに恋に落ち、数年後に劇的な再会を果たした男女が、本の朗読を通じて愛を確かめ合うラブストーリー。ベルンハルト・シュリンクのベストセラー「朗読者」を原案に、『めぐりあう時間たち』の名匠スティーヴン・ダルドリーが映像化。戦時中の罪に問われ、無期懲役となったヒロインを『タイタニック』のケイト・ウィンスレット、彼女に献身的な愛をささげる男をレイフ・ファインズが好演。物語の朗読を吹き込んだテープに託された無償の愛に打ち震える。
過去を背負った女とピュアの少年の恋から、罰せられた女と女の秘密と罪を悟り慄く男との関係への移り変わり。男は初恋の女を忘れていなかった。忘れらなかった。彼女に無償の愛を捧げた。女は男に許されない事実に絶望を。
アカデミー賞受賞の名作。
永作博美×松山ケンイチ『人のセックスを笑うな』
観た。感想は「・・・」とな。
山崎ナオコーラの同名小説を『犬猫』の井口奈己監督が映画化したほろ苦い青春映画。20歳年上の女性に恋をした、純情な青年の喜怒哀楽を優しく映し出す。純朴な青年にふんする松山ケンイチが、永作博美ふんする年上の女性との愛をリアルに演じ切る。『フラガール』の蒼井優、『リリイ・シュシュのすべて』の忍成修吾ら注目の若手俳優たちの好演も見逃せない。それぞれに悩んだり傷ついたりしながら、少しずつ成長していく登場人物たちの切ない思いが胸にしみる。
なんでしょう、雰囲気を楽しむ映画なのでしょうか?管理人の感性の問題でしょうか?全く入り込めないままに、途中、何度も意識を飛ばしました。汗
邦画で年上の女と年下の男の恋愛モノはこれしか思いつかなかったのよーというランクインです。
30歳以上年下の男との恋愛
女は愛されるに値する存在だった、という感じでしょうか。わたしには相当に難しいレベルですね(^^;
ジャンヌ・モロー×エーメリック・ドゥマリニー『デュラス 愛の最終章』
フランスの誇る大女優ジャンヌ・モロー × フランスの大作家マルグリット・デュラス。
デュラスと言えば、中国人の富豪の青年と貧しいフランス人の少女の性愛を描いた『 愛人 -ラマン- 』が有名ですね。この作品はデュラスの実体験だと言われていますが、その後もデュラスは多くの愛人を得た様子。そして、その最後の愛人は38歳年下の青年だった。
1975年、学生だったヤン・アンドレアは大学で自らの映画「インディア・ソング」を上映するために訪れていた作家マルグリット・デュラスと出会う。以来彼女の作品の熱烈なファンとなり、5年もの間、毎日手紙を書き続ける。そして彼が手紙を書くのをやめたある時、デュラスから“会いに来るように”と記された手紙が届く。ヤンは早速彼女の住んでいるトゥルーヴィルの家を訪ねた。その日からヤンとデュラスとの愛の生活が始まる。デュラスはヤンを一途に独占しようとした。そして、ヤンはデュラスの最後の愛人として16年間を過ごすのだった。
正直なところ、『 愛人 -ラマン- 』以降のデュラスの消息は全く知らなかったので非常に興味深く観ました。「そうかーデュラスは最後までデュラスだったのね」と妙に関画深く。これぞ正しいフランスの愛人道ですね。
それにしても年老いても尚、ジャンヌ・モローはお美しい。
尚、わたしは年上好み
身もふたもないオチですが、わたしは年上の男が好き。
年上ならば相当許容範囲は広いですね。我が父より(66歳)も年下ならば何歳でもOKっす。あ、今は人妻ですのでもちろん、現実にはまーったく考えておりませんことよ・・・汗。
が、年下の男か。。。
基本的にわたしは甘えたい人なんですよね。年下でも甘えさせてくれる人ならばいけるかもしれませんが、「わたしの心の内が複雑だろうなー」なんて思います。今まで、年下の男と付き合った経験もありません。
が、40代に入ってくると年下男のキラキラぶりにフラッとなるという気持ちは何となく分かるような気がします。自分が失ったものを懐かしむような感覚でしょうか。
それとも、「わたしが彼を支えてあげなければ!」と思うのでしょうか。
年上女と年下男の恋、それぞれにドラマがあるのでしょうね。
さて、今回の記事では取あげませんでしたが・・・フランス映画『 ピアニスト 』なんかもいろいろとこじらせた年上の女と年下の男の恋を一応扱ったないように。色々とぶっ飛んでおります。そして、これって恋愛映画なのか?という疑問もわたしの中に。もし観られる場合は心の覚悟を。フランスの女優、イザベル・ユペールのぶっ飛び具合がサイコー!になるか、「え・・・」と絶句するかはあなた次第。
わたし?
わたしは「え・・・」でしょうか(^^;
さて、映画に関してはこちらの記事もどうぞ!
※今回の記事で年齢差に間違いがありましたら指摘を。一部不安な作品があります。