年末年始、妹にタロットカードと占星術占いをしてあげよう!と約束しました。
その時に妹が言った一言が印象的。
「わたし、占ってもらったことがないから楽しみ!」
へぇ~とびっくりしました。過去を振り返っても、確かに妹はわたしほど占いに興味を示す方ではありませんでした。せいぜい、雑誌の占いを見るぐらいでさほど強い関心を示さなかったものです。
それゆえに「そうか、妹は占いへ行ったことがないのか~」と妙に納得しました。同時に、何故、わたしは行くのだろうか?そもそも、占いへ行ったきっかけは何だったのだろう?と思い起こしてみました。
また、わたしが占いを利用する際のルールなどを紹介したいと思います。
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わたしが初めて占いへ行ったのは22歳の時、そして幻滅した
わたしがはじめて占いを頼ったのは22歳の時。
当時、内定をもらい、アルバイトみたいな形で内定先で行われている研修に参加していました。結果、わたしは自分の思い描いていた仕事と現実の差に悩み、決まっている就職を手放そうか、と悩みに悩みました。
たまの休日、大阪市内でふと目に留まったのが「占い」という看板。
衝動的に入り、占ってもらいました。占い師は若い男性。いや、若作りをしている男性と言った方が近いかもしれません。
尚、鑑定は姓名判断と四柱推命の組み合わせだったと思います。男性は何やら紙にサーっと書き出した後、制限時間内なら質問の内容は何個でもいいよ、と当初はかなり良心的に見えました。
が、実際は早々と「わたしの運勢があまりよろしくないと決めつけ、なので印鑑を買った方がいいかも~」みたいなノリで幻滅した記憶があります。同時に、ちょっとちゃらちゃらした印象もわたしがイメージする占い師と違ったのも痛かったですね。
もちろん、印鑑は買わずに鑑定料だけ支払ってそそくさと帰りました。料金はお高くありませんでした。だからこその印鑑売り付けだったのかもしれませんが・・・占いに対して、かなり不信感を抱きましたね。
結局、占いの結果はほとんど参考にならず。
当時の仕事は年明け早々に内定をお断りし、新しい仕事探しに奔走し、何とか4月から小さい出版社の正社員になりました。
20代半ば、インドネシアで出会った占い師も胡散臭かった
上記の出版社を退職後、1年ほど、海外を放浪していました。いわゆる、バックパッカーです。
その時、インドネシアの宿泊先の宿の前に座っていたおばあさんにつかまり、運勢を見ていただきました。いわゆる手相占いと顔相占いの一種になろうかと思います。もちろん、通訳つきで。
しかし、この通訳(というか宿泊先の娘さん)が現地語 → 英語によるもので、わたしの乏しい英語力ではなかなか理解しがたいものがありました。加えて、全体的に仕込みが入っているような気もしましたが、まぁ、これも旅の醍醐味、と受けました。
おばあさんが言っていることは正直、的外れというか、ピンとこないことばっかりだったような気がするんですけれど、「旅はもうすぐに終わるよ」と言われたことが印象に残っています。
また、支払い(?)にインドネシアの通貨ではなく、ドルを要求されたことも生々しく残っていますね。
しかし、占いの楽しさに気づかせてくれたのもこの占い師だった
とはいえ、このインドネシアでの占いを受けたことをきっかけに帰国後、占いへ行く機会がまた増えました。
まぁ、単純にインドネシアの占いが面白かったわけですね。
わたしの中にあった占いに対するマイナスイメージが払拭というか、占いって気楽に楽しめばいいのかな、コミュニケーションの一つの手段だよね、と感じさせてくれるものがありました。
20代半ば、不安を感じた面接の直後に占い師と会う
3度目はバックパッカーの合間の転職活動中。
面接を終えた後、大阪市内の占いショップに飛び込みました。ちょっと面接の雰囲気に不穏なものを感じてしまった、と申しますか、不安があったのですね。
対面した占い師はすっきりとスーツを着こなした上品な年配の女性でした。この時も姓名判断と四柱推命だったと思います。
ゆっくりとわたしの顔を見つめ、ゆっくりと慎重に話す言葉を選び、そして、わたしを大いに励ましてくれましたものです。明確に「この職場いいわよ、行きなさい!」と言わない代わりに、「ダメよ、行ってはダメ!」とも言わない曖昧さ。
端的に言えば、就職した場合はこうなるかも、就職しなかった場合はこうなるかも、はたまた、他の道を選ぶとこうなるかも、みたいに選択肢を提示してくれた感じです。いろいろな可能性を提示してくれましたが、あなたの道を決めるのはあなたよ、みたいな雰囲気を感じました。
で、単純なわたしはなんだかほっこりとしてその会社への就職を決めてしまいました。
就職後、怒涛の忙しさに振り回されて、心が病みそうになるのですが、それはまた別の話ですね。
アラサー、転職後、忙しい毎日の中、気晴らしのために占いへ通う
転職すると目が回るような忙しさでした。
わたしの段取りや要領も悪く、残業時間が積み重なっていき、加えてそこら辺に存在している彼氏との仲もうまくいったり、いかなかったり。そして、立て続けに結婚式への招待状やら出産しました報告が届く、と。
田舎の実家で暮らす、独身のアラサー生活は地味にストレスがたまる日々でした。
そして、幸か不幸か当時のわたしは同世代の女性に比べて高給取りでした。結果としてお金の使い方が派手になり、その一つに占いがあり、もう気晴らしのためだけに占いに通っていたような気がします。
お気に入りの占い師を持たないことを決めていたわたしは、その時々のインスピレーションや気まぐれで占いへ通っていました。

認める、わたしの心はちょっと病んでいた
今思うと、当時のわたしの心は病んでいました。
職場でのストレスは過大なものでした。人間関係はもとより、仕事のボリュームが大きく、一人一人にかかる比重はかなり大きかったように思います。
そして、彼氏との安定しない関係にも疲れていました。とにかく関係が続かない。続けるにしても、わたしの仕事が忙しすぎて相手のために取る時間がなかった、というのも大きかったですね。
何よりたまの休み、わたしはわたしのやりたいことだけをしたかったのです・・・!
そう、エステへ行くとか、買い物へ行くとか、整体院へ行くとか、カフェへ行くとか、そして、占いへ行くとか。
参考うつ病の人と一緒の職場で働くということ、周囲も振り回される
ありとあらゆる占いへ通う、相談事はほとんど仕事のこと
この時期にありとあらゆる占いへ通いました。
それが結構楽しかったです・・・!
わたしの中で占いは一種のエンターテイメントのような感覚で通い、うきうきしました。毎月1回ぐらいの感覚ですね。もっぱら関西圏の占いを訪問していました。大阪、奈良が多く、たまーに京都や兵庫に通ったことも。
仕事に疲れていた割には素晴らしいフットワークです。
ちなみに当時のわたしの相談事は恋愛がほとんどなくてですね、もっぱら仕事のことばかりでした。仕事そのものはもちろん、この仕事をずっと続けていいの?職場の人間関係が辛い・・・とかそんなことばかりを相談していました。
後はもっと抽象的にわたしの運勢はどうなりますか?幸せになりますか?ウルトラハッピーになるにはどうしたらいいですか?とかですね。
れっきとした独身のアラサーなのに、恋愛や結婚よりも「職場」に悩みが大きかった暗黒の時代です。
当時のわたしはとにかく病んでいました。心が弱っていました。ヘロヘロでした。一種のカウンセリング的な感覚で占いへ通っていました。

30代~40代、結婚後は占いへ通う頻度が大いに下がっていたが、現在、またもや目覚める
そして、結婚後は占いへ通う頻度がぐっと下がりました。
経済的な理由もありますが、当時、職場の愚痴ブログを開設したことも大きかったです(汗)。
つまり、何らかの形で鬱憤や不満、怒り、悲しみなどを外へ吐き出せば(アウトプット)すれば、わたしの心はすっきりとするのだ、と気づきました。
激務の職場を去り、ブログを書く時間ができて、ようやくわたしの中に落ち着きができたのかな、と思います。
また、いい意味で大人になったのかもしれません。占いとの距離を学び、1年に1回行くか行かないかというレベルになりました。
が、最近、また占いに目覚めました。ずっと自分も占いたいとい願望があったこと、そして、それを叶えるべくタロットカードを入手したことでしょうか。
参考初心者のためのタロットカード勉強本とタロットカードのオススメを紹介
毎日、毎日、些細なことを占い、がっつりとはまっております。
そして、年明け早々運気を占いに行こうと目論んでいます。その時は主人も一緒に連れて行こうと考えています。
意外と男もハマる!?占いの奥深い世界
わたしがタロットカードをやっていると主人も興味を示しました。
もともとはわたしが気晴らしになんかやっているなーぐらいに見つめていたのですが、うずうずして自分でもやってみると・・・意外とハマったようです。
思えば、主人は朝の情報番組の占いに一喜一憂するタイプだったわ。
で、蠍座の主人はわたしよりも勘が冴えている、というかカードを読む力が鋭いですね。二人でやると別の見方があるんだな、と実感させられました。主人はなかなか励ますのがうまい(笑)少なくとも、わたしよりもうまい。
さて、年内に恒例の夫婦での温泉旅行を考えていたのですが、タロットカードで占うと何やらよろしくない感じです。主に金銭面で。というわけで、今年の旅行は来年に延びました。
あと、今日の運勢は?や晩ごはんは外食か家食?、掃除はどこをすべきか?外出すべきか否か?とか日常の些末なことを二人で占っております。
夫婦で占いをやるというのも、なかなか楽しいものです(笑)
マイナスの感情から始まった占い遍歴、でも、いい占い師さんもいたよ
わたしの場合、初めて衝動的に訪れた占いにはマイナスの印象しか残っていません。
今思うとそれが良かったのかもしれません。マイナスから始まった感情が少しずつプラスになると同時にわたしも年齢を重ねました。結果、占いにハマりながらも、適度な距離も守りつつ・・・みたいな意識づけができたのかもしれません。
あの初めて占ってくれた若作りの兄ちゃんは今思い出すだけでイライラしますが、それとは別に上記のインドネシアや上品なおばあちゃんとは別に「あ、わたしもこんな占い師になってみたいかも」と思わせてくれた占い師さんもいます。
年齢不詳の非常に色っぽい女性でした(多分50~60代、もっと上かも?)。
ひょっとすると元々はお水の世界にいた人かもしれません。それも高級なクラブとかのママが似合いそう。
メイクを落とすと普通の女性だと思います。が、完璧なメイクにより、女という性を前面に押し出し、上品でしとやかな話し方をする占い師でした。真っ白い肌も両手に散りばめた宝石も真っ赤な唇もすべてまぶしく、圧倒されるものがあったものです。タロットカードを繰り出すその腕の動きときたら・・・
自分とは真逆の女性だと感じました。
むしろ、別の惑星に住んでいる女性を眺めている感覚でした。
正直、占いの結果は忘れましたが(汗)、占い師のその雰囲気作りのうまさ、セルフプロデュースの巧みさには圧倒されました。ひれ伏しました。クラクラしました。
わたしにとって一番印象に残っているのはこの占い師だったりします。
結局、わたしは占いの内容よりもその場の雰囲気や占い師のビジュアルが一番印象に残っているようです(^^;
それにしてもあの女性の色気は見事でした。憧れるものがありました。占い師としての腕云々よりもあのセルフプロデュース力と雰囲気作りは是非真似したいものだ、と今でも思いてはクスリと笑えます。

ともあれ、わたしの占いに頼る時のルール、ルールを決めれば不安も消えてなくなる
わたしの中で占いに頼るときのルールがある程度決まっています。
- 過剰な期待を抱かない
- ある程度、自分の中で結論を決めておく
- 占い師の言葉をすべて信じない
- 同じことを立て続けに何度も占わない
- 占いの結果に必ずしも従わない
- 占いに使う上限金額を決めておく
占いは生活の中のちょっとした彩りだと思っています。
日々の生活の中、自分で決断を簡単に下せない、迷いがある、どうしたらいいのか分からない、混乱している、という時に占いをやって決断を下す一つの手段的な感覚で考えています。
もうね、占う前にある程度、自分の中で結論は出ているんです、本当に。理性か感情は既に決断すべき道筋を囁いているんですよね、わたしに。
でも、それを決断できない時に「お願い、占いでちょこっと背中を押してくださーい」的な感覚ですね。
あと、わたしは占いへ一人で行く方がリラックスしますが、誰かと一緒の方が安心する人もいるでしょう。その場合は友人と二人で楽しんでみてください!
意外と新しい気づきになりますよ。
占い人生の一部であって、すべてではありません。
占いを「楽しもう!」と思って「楽しみましょう」。占いの結果に納得した後は、さっさと忘れてしまいましょう。それでいいのです。
占いは一時の気晴らしと割りきりましょう。
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