先日、WEBサービスのIDとパスワードを整理し、見直しました。
ちなみにわたしのパスワード管理方法はアナログで、「紙に書く」です。
一般的にログインIDとパスワードをする場合、概ね以下の2つの方法があるでしょう。
- エバーノートやWEBノート、Excelなどにて管理
- パスワード管理アプリにて管理
これらのツールを使うとパスワード管理は容易、かつコピー&ペーストで簡単に使え利便性はぐんと上がります。
が、わたしはログインIDとパスワード管理のためにはこれらを一切使っていません。
端末やネットワークにおけるセキュリティを信用していないと言う面もありますが、それ以上にパスワードを保管している端末が破損、ないしは盗まれた時にどうなってしまうのか、と考えるとうかうかと利用できません。
これはリスクの問題ですが、わたしはリスクと利便性をはかりにかけた結果、リスクに比重を置き、アナログ方式で管理することに落ち着きました。
結果、パソコンを使用するようになって20年以上、1冊のノートですべてのログインIDとパスワードは管理しています。
使っているノートは途中で1度変わりましたが、現在のノートは10年以上使っています。
このアナログで物理的な管理方法が一番わたしの心が落ち着くのです。
パスワードはどうやって作っているの?組み合わせているの?
わたしはパスワードを自分で考えることはまずありません。
概ねパスワード生成ツールを使って、作ってもらっています!「パスワード生成」で検索を書けるといろいろとヒットしますので気分によって使い分けています。
また、記号が使えるものは記号は絶対に使います。
そして、わたしはWEBサービスで使っているパスワードをほとんど覚えていません。というか、覚えられないパスワードを設定しています。
そのために絶対にノートにメモをして管理をするようにしています。
40代主婦、わたしのWEBサービスのIDとパスワード管理方法
現在は上記の写真の要領で管理しています。
- ノートを買い物、ブログ、メール、SNSなどページごとに分類
- 付箋にログインIDとパスワード、パスワード生成(変更)日を記載
- 付箋を該当ページに貼り付ける
ログインIDとパスワードはノートと付箋、そして、メモで管理している感じですね。
ノートを買い物、ブログ、メール、SNSなどページごとに分類
だいたい見開き2ページで一つのカテゴリを当てはめています。
が、多くのネットサービスが該当するものは5ページぐらい使っています。例えば、買い物。
管理人は買い物のほとんどはネットショッピングで利用していますので、結構なボリュームです。また、SNS関係も多いですね。
付箋にログインIDとパスワード、パスワード生成(変更)日を記載
付箋に以下のことを記載します。
- 該当サイト名 もしくは URL
- ログインID
- パスワード
- パスワード生成日(変更日)
- 二段階認証の設定の有無、また、その認証方法 New
- メモ ※秘密の質問など
とりあえず、ログインに必要なものをすべて記載します。
ログインIDとログインパスワードはもちろん、パスワード生成日も残しています。そして、あまりにも年数が経ったものは変更するようにしています。
また、最近は二段階認証の有無と二段階認証の方法(SNSか電話か認証システムかなど)も記載しています。たまに認証方法を度忘れしますので・・・(^^;
基本的にログインするために必要なものをすべて記録して残すことを意識しています。
何故、ノートに直接書かないの?
昔はノートに直接書いていました。
が、わたしは割と頻繁にパスワードを変更します。変更するたびに二重線を引いて書き直していましたが、見た目がよろしくありません。また、書くスペースがなくなってくることもありました。そのため、2冊目のノートに変えた現在はパスワード変更のたびに付箋を張り替えるようにしています。
付箋を該当ページに貼り付ける
ノートはざっくりと分類しています。
買い物 | Amazon、楽天市場、yahooショッピング、千趣会、ロハコ など |
---|---|
SNS | Twitter、Instagram、LINE など |
コスメ | @コスメ、愛用のコスメ会社 など |
ポイントサイト | ハピタス、Tポイント、交通系ポイント など |
お金 | ネットバング、証券会社、FXなど ※二段階認証は絶対に設定 |
仕事 | 仕事関係 |
これらの当てはまるところに付箋を貼り付けています。
そして、パスワードを変更したときに付箋も張り替えています。
このカテゴリーも年々変遷してきますね。時代の流れとともにSNSの占める範囲が大きくなっていることを感じます。
また、近年、お金をネットで管理することが増えましたので、二段階認証の有無を記載することも増えました。メールやSNSなども二段階認証を設定していることが多いですね。
面倒ですけれど、二段階認証を設定していてよかった、と思うことも多いです。
ノートでログインIDとパスワードを管理する際に気を付けるべきこと
書いた文字が何かはっきりとわかるようにしておくこと。
わたしは字があまりうまくありません。また、ささーっと書いてしまい、自分でも判読することが難しい時もあったりします・・・(;´д`)トホホ
結果、ログインが難しく、難しく、非常に苦労した事も今となってはいい思い出です・・・「うーん、これはUなのかVなのか」「これは大文字なのか、小文字なのか」と悩むこともしばしば。
現在は必要に応じて「ラージブイ(大文字のV)」「スモールユー(小文字のu)」とはっきりと分かるように記載しています。他、「アンダーバー( _ )」や「ハイフン( ‐ )」、「から( ~ )」「パーセント( % )」などの記号を使った時も記載していますね。
数年後でも自分が見た時に分かるようになっていればOKと判断しています。
それを避けるためにプリントアウトしたものを張り付けるのもオススメ。こっちの方が確実だと思います。
また、前のパスワードを書いた付箋は処分しましょう。残しておく理由がありません。残しておくと混乱するだけです。
念のために残していた時期もありましたが、全く意味がないということに気づいただけでした。
パスワード管理専用ノートもあります!
パスワード管理のためのノートも販売されています。
こちらの方が使いやすい方もおられるでしょう。上記はハイタイドのパスワードブックです。
パスワードを記載したノートはきちんと管理しましょう
このパスワードを記載したノートはきちんと管理をしましょう。
わたしはパソコンから離れた場所に他のノート類と一緒に保管しています。そして、第三者が見て「あ、これ、パスワードを書いているノートだ」と分からないようにしています。間違っても、表紙にパスワード管理帳とかは記載していませんw
そして、主人に何かあればこれを見ろ!と言っているのですが、きちんと見てくれるのかしら・・・?と疑心暗鬼に駆られていますが、とにかく、「このノート、大切!」と主張だけしています。
そして、たまにノートを振り返って、メンテナンスをしましょう。その際、もう使わないサービスは退会するようにしましょう。
そうすることによって、パスワードはリフレッシュされ、より安心に使うことができますよ!