この週末は主人をほったらかしてお出かけをしました。
我が家は割とお互いにフリーダムでして、相手の了解さえ得れれば、一人でお出かけは概ね許容されます。一人で泊まりに出かけてもOK。
というわけで、わたしはたまーに趣味の遠征などをしていたりします。基本的に「限度」と「常識」の兼ね合いという感じでしょうか。
さて、この週末、わたしは二日とも家を空けました。
土曜日は飲めないお酒を飲みダウン、日曜日は一転して健全に太陽の下でアウトドアライフという、もうどう考えても「予定の段取り」を間違ったとしか思えない週末。
そもそも週末の一人お出掛けは基本的に土日のどちらか1日しかいれないことにしていたのですが・・・今回はたまたま二日とも予定が入りました。
主人をほったらかして週末二日とも家をあけるとなると、さすがのグータラ主婦のわたしでも多少は気が咎めます(^^;
というわけで土曜日は料理の用意をして出かけました。が、日曜日はまったく用意をせず・・・というか出来ませんでしたorz
ああ、酒の力の恐ろしさとやら。
よ、さすが主婦の鏡!
日曜日のアウトドアライフでその話に。
「ほったらかしている主人 or 子どもの昼食はどうしたのか?」と。
さすがです、皆さま、主婦の鏡!ひれ伏したい。というかひれ伏すしかありません、平身低頭の極み!という己の情けない体たらくに涙があふれました。
皆々様、朝の5時に起きて、クラブ活動でに出掛ける息子にお弁当を持たせた。主人の昼食も用意してある。アウトドアにつきものの自分のお弁当も用意した。夕食のし込みもバッチリよ、とな。
よ、さすがは主婦の鏡!と感嘆の叫びを。
わたしのお弁当?コンビニで仕入れてきた。夕食?疲れはてて外食。
中にはわたしと同じように「主人の昼食?何も用意していない」方々もおられました。
が、よくよく話を聞いてみるとご主人の趣味が「料理」とのこと。今頃は好きな食材を使って思う存分、好きなように料理をしているに違いないわ~と微笑んでおられました。
おお・・・羨ましい
引き換え、うちの主人はまったく料理をしないという体たらく。恐らくわたしが用意をしないとカップヌードルをすするか、ひょいっと近所へラーメンを食べに行くか、というレベルでしょう。事実、この週末もそんな感じだった様子。
また、気を効かせて昼食を用意をしておくだけではダメです。出かける前にしつこいほど指示をしていけないといけないという悲しさ。「これとこれを用意してある。電子レンジでチンして食べるように」と。あな悲し。
「作って冷蔵庫に入れてあるんだから勝手に食べてなさいよー」
と叫ぶと
「勝手に食べたら怒るやんー」
と反論されそれもむべなるかな。
というわけで毎回、毎回、どこに何を用意してあるか親切丁寧に教えさせていただいておりますことよ。それもくどいほどに。
ああ、面倒くさい
思い返せば、わたしの母は。
わたしの母はどうだったかなー?と記憶を辿りました。
そして思いだしました。母は「作らない」人だったことを。というのも我が家には祖母がいたのです。母は基本的に働く女性であり、普段から家事関係は祖母が采配を振るっていました。その割合が年を追うごとに少しずつ変化をしていったものの、基本的に母が出かける=祖母が料理を作る、という方程式が実家では見事に出来上がっておりました。
まぁ、母にとって姑との同居はいろいろと面倒くさいことはありましたが、家事全般を肩代わりしてくれる人がいるのは大きいですね。
現在、わたしの実家では母が姑になり、義妹が嫁になっておりますが、ここでも見事に嫁が働く=母がご飯を食べさせる、という方程式が出来上がっております。歴史は繰り返され中、というところでしょうか。
それがいい、とか悪いとかいうことではなく、一家に主婦が二人いると何かと楽な面もある、ということを体感します。まぁ、それ以上に主婦が二人いると何やかんやとありますがね・・・遠い目。
それを乗り越えるか、乗り越えられないかは各家庭のお話。
話は戻る、妻は昼食を準備して出かけるべきなのか?
我が家に主婦は一人。
となると、わたしは基本的に準備して出かけるべきだと思っています。子どもがいたら、なおさら準備して出かけたでしょう。
それが主婦のツトメだから、という格好いい話じゃない。
これは、節約のお話なのです ← !?
「わたし、出かける=お金かかる」なのに、昼食を用意していないと「主人、外食する=お金かかる」「主人、弁弁当買う=お金かかる」と実に出費が2倍に膨れ上がります・・・!
これはダメです。
だからわたしは昼食を準備していきたいと思います。わたしが思う存分楽しむために、わたしが散在するために主人には家でおとなしくしてもらいたいのです・・・!魂の叫び。そのためにはこれからも文句を言いながらも昼食を用意してまいる所存です。
「わたし、出かける=楽しむ」とはすなわち「主人、一人で家に籠る=ノビノビで幸せ」なのだと信じてやまないわたしです。
そう、たまには主人にも家で一人ノビノビする時間を与えてあげないとね!そのためにはわたしが外で羽を伸ばさないといけない!
これこそが「家庭円満の正しい形」なのだと心の底から信じております。