2015年は洋服を買わない1年にするつもりでした。
〔参考〕4か月経過して、1年間洋服は買わなくても何とかなると実感した。
が、つい、先日1枚購入をしました。
手持ちのお気に入りのセーターが「もういくらなんでも無理よね・・・」という状況に陥りましたので、買い替えという感じでしょうか。
今回、このセーター1枚を購入して「1年間、洋服を買わないミッション」に関して少しだけ肩の荷が下りた感じです。ホッと。
でも、「1年間、洋服を買わないミッション」をやって良かったです!本当に良かったとシミジミと。
本日は1年間、洋服を買わないことでわたしが実感したこと、考えたこと、気づいたこと5つを紹介したいと思います。
1年間「洋服を買わない」ことで見えてくるもの。
1年間、じっくりと手持ちの服と向き合いました。クローゼットや引き出しを開けて閉めてを繰り返しました。
その中で感じたこと、明確になったことを記載しておきます。
- ライフスタイルに必要な洋服が明確に。
- 何故、これを買ったのか、と自問自答する時間。
- ファッションに冒険心が出てくる。
- 今、欲しい洋服は次の瞬間、どうでもいい洋服になる。
- 洋服を買わなくてもどうにかなる。
ま、要は1枚の1枚の洋服に・・・
- 必要な洋服
- 不要な洋服
- 欲しい洋服
とタグをつけていき、洋服を見つめ直したという感じでしょうか。
わたしのライフスタイルに必要な洋服が明確に。
ライフスタイルに「必要な洋服」が非常に明確になったように感じます。そして、同時に「不要な洋服」も明確になった、という感じでしょうか。
クローゼットの一角を巣食っていた「過去」や「思い出」という名の何かを物語っていた洋服をかなり処分しました。
結果、残った洋服を眺めていると・・・
わたしはトラディショナルで上品、かつシンプルなファッションが好き。そして、ちょっと少女らしい可愛さのあるファッションも好き。在宅ワークでそんなにお洒落をする必要はなく、着心地のいい、ゆるっとしたファッションでよい、など。
そして、何よりも田舎ライフに浮かない無難な服が一番落ち着くことを体感しました。
何故、これを買ったのか、と自問自答する時間。
本当に何度も自問自答しました。
ここ数年、かなりシンプルライフに意識していたはずなのに、「何故、これを買ったのか」「この洋服を買ったのか」と突き付けられた洋服がまだまだ存在していました。
それらの洋服購入のきっかけなどを考えるとちょっと頭を抱えたくなります。
衝動買い、ストレス発散、安かった & セールだったから、欲しかったから・・・その中で本当にわたしのライフスタイルにあった洋服はどれだけあったのだろうか、と。
一時の欲望と衝動性に負けてしまった結果、わたしは何を得たのだろう?とひたすら自問自答させられました。
ファッションに冒険心が出てくる。
洋服を買えないので、とにかく手持ちの洋服で回す必要がでてきます。
とはいえ、毎日、毎日、ワンパターンのファッションなんて面白くない!
そうなると頭がなんとかして組み合わせに変化をもたせようと。そう、勝手に脳がそのように動くんです!今まではファッションに変化をつけようとすると、何か新しいものを購入するという形でした。それが少しずつ変わっていくといいな、と今は思っております。
買うのではない。手持ちの洋服をいかにして変化をもたせるか。いかにして自分を見せたいのか。
ま、たいしてオシャレでもないのですが、少しの工夫、新しい組み合わせをするとテンションがちょこっとあがったりも。
ストールの巻き方に一ひねり加える、いつものカバンを他のものに変える、クローゼットの奥に眠っているヒールの靴を履く、など。
ファッションという蜘蛛の巣にとらわれていたわたしの脳が、少しずつ冒険心を出しております。少しずつね。それが意外と楽しいのです。
今、欲しい服は次の瞬間、どうでもいい洋服になる。
これは本当に痛感しました。本当にしみじみと痛感しました。
インターネットの世界を歩いていると、「買いたい!」「欲しい!」「これを着たらわたしはステキになるかも!」と衝動買いしそうになる時が間々あります。が、2015年は頑張りました。
そう、買わないことを頑張りました。ウィンドウショッピングもできるだけ避けました。
往生際悪く「お気に入り」に登録し、しばらくは「ううう・・・なんで買わない」なんて誓いをたてていたのかなぁーとしょんぼりとするんですが、1週間経ち、1ヶ月経ち、季節が変わり・・・としていると「なんであんなに欲しいと思っていたのだろうか?」と冷静になります。
あの時はあんなに「欲しい、絶対に今シーズンに購入する!」と思っていたのに。月の流れは偉大です。欲望を刹那的な欲望をけしさってくれます。
そう、欲しい洋服は次の瞬間、どうでもいい洋服になります。が、必要な洋服はいついかなる時も必要な洋服なのです。
洋服は買わなくてもどうにかなる。
そう、この1年間、どうにかなりました!
そして、多分、来年もさほど買わなくてもどうにかなりそうな雰囲気がプンプンと漂っております。今しばらくは欲しい洋服、ストレス発散のための洋服、楽しみのための洋服はお休みかな、と。
そして、2016年度は「必要な洋服を必要な時に買う」ことにスタンスを切り替えることに意識を向けたいと思います。もちろん、その必要な洋服は好き & わたしの要求を満たすものであることは必須です!
それが身についた時に予算を決めて、「欲しい洋服、ストレス発散のための洋服、楽しみのための洋服」を探そうと思います。
でも、もう昔のように無理をしない、日替わりのファッションショーのように自分を飾り立てることはやめ、「これがわたし」という道を構築してから洋服を買う楽しみを得たい、と。
そう、買わないんじゃない。迷いながら買うんじゃない。
わたしはわたしのための洋服だけを厳選して買うのだ、と。
そして、好きな洋服を好きな時に好きなように着る。
1年間、洋服を買わないことでたどり着いた答え。
30代半ば頃から迷いに迷ったファッション道。
働く女性ファッションから主婦ファッションへの切り替え。そこに自分のイメージや理想がついてこない葛藤。加齢、そして年齢にふさわしいファッションとは何か、とグルグルー試行錯誤の果てに「好きな洋服を好きな時に好きなように着る」という身もふたもない結論に・・・!
余りにも迷走 & 方向性が見えず、一時期はパーソナルカラー診断などを考えていたのですが、結果として、わたしは自分の感覚を信じる方向性をチョイスしました。
基本的にわたしは自分本位なんですよねー。。。
割と好みもはっきりとしているので、まぁ、今しばらくは好きな洋服を好きな時に好きなように着てやるー精神でいきたいと思います。まだまだいけるし・・・(と思い込んでいる)
そして、次こそファッション道に迷ったら、第三者の手を借りたいと思います(*'ω'*)
本音としてはこのまま「好きな洋服を好きな時に好きなように着る」道でいけるのが一番いいのですが、多分、どこかでまた迷いだし、揺れだすことが目に見えています。笑
ああ、でも、すっきりとしました!
洋服を買わないこと & 自分の洋服を見直すことで見えてくるものは確かにありました。家計にもお優しいしね。