日本において、10月31日のハロウィンのイベントがこんなに大きくなる日が来るなんて夢にも思っていませんでした。
わたしにとって10月31日はハロウィンの日であると同時に俳優、リヴァー・フェニックスの命日でもあります。
わたしが映画オタクになった理由の一つとして彼の存在があげられるかもしれません。
リヴァー・フェニックスは10代のわたしの心を鷲掴みにし、そして誰かに夢中になるということを教えてくれた人でもあります。
過去にも、そしてこの先にもリヴァー・フェニックス以上に夢中になれる人はいないと思うの・・・永遠に憧れの君、23歳でこの世を去った君、そして、18歳だったわたしの心をズタズタに切り裂いたたった一人の男。君を失った悲しみに比べれば、恋愛で受けた傷なんかたいしたことないよね・・・と。
1993年10月31日。
君が亡くなったあの日を忘れない。絶対に忘れない。結婚記念日や主人の誕生日を忘れても君がいなくなったあの日を忘れない。
君は特別な存在だった。
わたしの恋。わたしの憧れ。わたしの青春。わたしのスター。わたしの心を奪った唯一の男。
リヴァー、今生きていたら45歳になっていたね。
リヴァー・フェニックスの誕生日である8月23日も割としんみりとするのですが、それ以上にこのハロウィンの日は心乱れます。
高校の廊下で知った彼の死。ハロウィンの夜に亡くなった事実。ジョニー・デップのお店で薬の過剰摂取でなくなった事実。ベジタリアンで環境保護運動などでクリーンなイメージが強かった彼が何故、ドラッグを・・・と愕然としたものです。
でも、彼の特異な生い立ちを考えるとそうなってしまっても仕方がないのかもしれない、と大人になるにつれ思うようになりました。悲しいことだけれど。。。
今生きていたら45歳だね。
生きていたら、リヴァー・フェニックスはどんな45歳になっていたのだろう?とよく想像しちゃっています。やっぱり息子役や若き日を演じたハリソン・フォードのようなハリウッドスターになっていたのかしら?あんなふうに渋い大人の男になっていたのかしら?
ああ、本当に45歳になった君に会いたかった。45歳になった君を見たかった。
でも、それはもうかなわぬ夢。
弟、俳優ホアキン・フェニックス。
ホアキンの作品を観るたびにリヴァーを・・・ということはないですね。
ホアキンとリヴァーがさほど似ていないこと、リヴァーと一緒に出演した作品がないこと(わたしが把握している限りでは)、俳優としての性質が似ていないことからあまり心揺さぶられることもなく(・・;)
ホアキンはホアキンとして素晴らしい才能を持った俳優です。特に映画『グラディエーター』で演じた皇帝役には激しく、心揺さぶられました。が、それは俳優としての彼の力量や演技力に「おおー!」と感動したのであって、彼に胸キュン・・・にはならないんだよねー
とはいえ、ホアキンにはまっとうに(?)俳優として大成してほしい!と思っています。
それだけの才能もカリスマ性も魅力も十分に兼ね備えていると思うので。どんな役も完璧にこなし、また、主役も脇役も善人も悪人もオールマイティに演じられる幅の広さも魅力的ですね。素晴らしい俳優だと思います。
そして、リヴァーの弟だから、彼には幸せになってもらいたい。すみません、ホアキンファンの皆さま、不純な動機で応援しまして。
親友、キアヌ・リーブス。
一方、キアヌの作品を観るたびに「およよ、立派になって」と感涙。
大学時代、映画オタク友達がいたんだけれど、彼女がキアヌ・リーブスの大ファンでした。その彼女とよくリヴァーとキアヌのことを語り合ったなーキアヌとリヴァーは以下の作品で共演していますね。
個人的には『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』のB級感が好きだったりします(*´Д`)リバーの演じた役のどうしようもない感に(*´Д`)たまらんっすwえ、キアヌ?キアヌ、何の役で出てたっけ???
一方、『マイ・プライベート・アイダホ』リヴァー・フェニックスの代表作とされており、いろいろな方が語られていますね。なかなか評価が難しい作品ですな・・・この作品は観ると泣いてしまうんだよねーいろいろと思いだします。あ、またキアヌのことを・・・汗
(気をとり直して)『マトリックス』シリーズのキアヌ・リーブスはよかったなー
キアヌ・リーブスはその変人ぶりが時折、メディアに取り上げられていますが、そういうニュースに接するにつけ、「だから、リヴァーの親友だったのね」と妙に納得を(?)
〔参考〕キアヌ・リーブスのぼっち&善人っぷりを再確認するまとめ
そして、ジョニー・デップ。
正直に書きますと、わたしは俳優としてジョニー・デップはさほど好きじゃありません。かといって嫌いというわけでもありません。
わたしの俳優に対する好悪は出演している作品で激しく左右されますが、ジョニーの作品は凡人であるわたしには理解しがたく・・・彼の独特のテンションとノリもちょっと理解しがたく・・・というわけで距離を置いて眺めている状況です。
が、リヴァーの最後の夜を過ごしたのはジョニー・デップのお店だった、ということから彼に目を向けざるを得ないこともありました。
ジョニー・デップに対しては今尚複雑な気持ちです。
もちろん、分かっています、ジョニーはリヴァーの死には何の関係もなかったことを。頭ではわかっているのですが、わたしの中ではジョニーを真っ直ぐに見られない事実。
そして、ジョニー・・・オーバーリアクションではなく、もう少し演技力をつけてくれないかなーと思っちゃいます。素の彼になるとたちまちのうちに「・・・」と。どこで何を演じてもジョニー・デップなんだよなー。それが「スターのオーラ」だと言われればそうかもしれませんが、あまりにも演技力がなさすぎ・・・
若い頃はそうでもなかったように思いますが・・・こればかりは分からないものですね。ま、キアヌも演技力はどっこいどっこいかw
若い頃から演技力ありまくりのレオナルド・ディカプリオに完全に喰われている感のあるジョニー・・・
そして、リヴァー・フェニックスに記憶が戻る。
10代の頃の彼はガラス細工のような繊細な美少年でした。
20代になり、骨格が大人の男らしくなり、これからどんな風に魅力的に年齢を重ねていくのだろうと期待させられた瞬間に彼はこの世を去ることに。
そして残ったのは美しい美少年としての彼。
永遠に色あせぬ彼の姿がわたしの脳裏に強く残っています。
リヴァー亡き後、次々と第二のリヴァー・フェニックスが出てきたけれど、やっぱり違うよね。リヴァー・フェニックスはリヴァー・フェニックスだけ!
明日は写真集片手にしながら、主人にリヴァーの魅力とキュートさを語りつくしてやります!!
リヴァー・フェニックスの話だけで1日が過ごせるわ。