タイムボックス、日本語では時間の箱。
わたしの場合、タイムボックスではしっくりと来なかったのですが、「時間の箱」と日本語で考えた時にストーンと頭の中にイメージが広がりました。
とリアルに想像できてしまいました。
時間の箱。
それだけのインパクトが「時間の箱」という言葉にはありました。
そして、わたしの時間の箱を開けたら中から何が出てくるのだろう?と考えた時、ちょっと、いえ、かなり、愕然としました。衝撃を受けたりしました。
わたしの時間の箱をどうにかしないと悟りを開いたのが昨年でした。
そして、今年に入ってようやくわたしは自分の時間の箱の見直しに入りました。
「時間の箱(タイムボックス)」とは何?
タイムボックスとはある特定の作業に対する時間を限定することをさし、元々アメリカで広がった概念です。
一つの作業を完成するまで、終わるまで、キリがいいところまで作業をするのではなく、一定の時間が来たらその作業を切り上げることを意識します。それがタイムボックス。
タイムボックス、つまり、「時間の箱」という制限時間を設けることで得られるメリットは集中力と生産性があがること。
参考わたしの「時間の箱(タイムボックス)」を作る、主婦の家事と仕事の集中力と生産性をあげる
わたしが持っている時間の箱はギフト箱、段ボール箱、ゴミ箱
わたしが持っている箱は3種類。
ギフト箱、段ボール箱、ゴミ箱、と。その3つを紹介していきますね。
ギフト箱 喜びをもたらす時間の箱
ギフト箱はわたしに喜びをもたらすものを指します。
幸せなこと、笑みがこぼれること、達成感を味わえること、後に繋がること、リラックスできること、ゆとりを生み出すこと。
例えば、わたしの場合でしたら、お気に入りの道をウォーキング、神社参拝、温泉でまったり、適度なネットサーフィン、カフェを訪れる、女友達との気の置けない会話、美味しいコーヒーを入手、鍼灸でリラックス、運命の洋服を探して購入、ひたすらこたつでゴロゴロ、休日の朝寝坊、お気に入りの海外ドラマをひたすら見る・・・
いくらでも思いつきます!
わたしが喜び、リラックスし、日常のルーティンをこなすための栄養ドリンクみたいな時間。もしくは普段頑張っている自分へのご褒美の時間の箱、それがギフト箱の時間。
段ボール箱 日常のルーティンをこなす時間の箱
日常生活の「基本=タスク」を指していす。
わたしの場合でしたら、家事、掃除、仕事、買い物、病院通い、銀行、人付き合い、料理、メールやLINEのチェック、目的意識を持ったネットサーフィン(買い物や仕事)、歯磨き、メイク、入浴、睡眠、など主婦として妻として、娘としてやるべきことを指しています。外で働いている人でしたら通勤時間も含まれるでしょう。
いわば、日常のルーティン作業であり、「タスク(課題)」として処理されるものはすべてここに含まれます。
わたしの中で生活を維持していくうえでやるべきことをやるための時間の箱です。
1日の大概であってほしい時間の箱でもありますが、現実はなかなか悩ましいものです。
ゴミ箱 意図しないダラダラグータラの時間の箱
意図しないダラダラグータラ時間。
やるべきこと、やった方がいいことがあるのに、やらないでソファーやこたつでスマートフォンを片手にゴロゴロ、グータラ。また、ギフト箱と違って気分転換のための衝動買い、気分転換のための衝動的なカフェタイム、気分転換のための衝動的なお出かけ。
現実逃避のための時間の箱。本当ならゴミ箱にポイっとしちゃいたい時間の箱。
でも、このゴミ箱の時間はこの時間で価値がある、と思っています。1日のほとんどをギフト箱と段ボール箱で過ごすなんて現実的じゃないし、何よりも楽しくありません。
ゴミ箱のような時間があるからこそ、段ボール箱の時間を過ごせ、ひいてはギフト箱の時間を楽しめるのです。
パンドラの箱とは?
ギリシャ神話より。ゼウスがパンドラに持たせた、あらゆる災いの詰まった箱(本来は壺)。彼女が地上に着いたとき好奇心から開けたところ、すべての災いが地上に飛び出したが、急いでふたをしたので希望だけが残ったという。
自分の「時間の箱」は何個作りだしてもOK
わたしは上記のように3種類に分けて考えていますが、この「時間の箱」は何個あってもいいと思います!
是非、自分だけの特別ボックスを作り出しましょう。
例えば、特定のプロジェクト、資格試験、イベント(冠婚葬祭)などがあれば、それに向き合うための「時間の箱」を作り出して配分していけばいいと思います!
要は時間を「箱」として意識し、その箱をどのような箱にしたいかですよね。
ギフト箱はもちろん、宝石箱にしたいのか、オルゴール箱にしたいのか、貯金箱にしたいのか、いやいや、単純に箱として捉えたいのか、それはあなた次第です。
その箱を輝かしいものにするか、堅実なものにするか、みすぼらしいものにするかはあなた次第です。
さぁ、あなたはあなたのために作った時間の箱に何を放り込みますか?
理想の「時間の箱」の割合、段ボール箱8割、ギフト箱1割、ゴミ箱1割
理想の時間配分は各々によって異なるでしょうが、わたしの場合、理想の配分は段ボール箱7割、ギフト箱2割、ゴミ箱1割。
1日24時間の場合・・・
- 段ボール箱 約20時間
- ギフト箱 約2時間
- ゴミ箱 約2時間
段ボール箱20時間の内、睡眠時間が含まれています。
わたしの場合、睡眠は約7時間と考えた場合、実質の家事や仕事などの作業時間は約13時間、そして、ご褒美のギフト時間は2時間、グータラゴロゴロのゴミ箱が2時間。
実際のところ、ギフト箱とゴミ箱はもう少し多くても(汗)いいかな、と思っていますが、いやいや気を引き締めていきたいものです。
そう、これは本当に素晴らしい理想の時間。
わたしにとってはこれが理想の時間配分です。が、ライフスタイルによってかなり異なるでしょう。でも、その割合を決めるのはあなたです。
時間配分はざっくりと認識するだけでOKだと思います。とはいえ、何らかの形でログはあった方がいいですね。
時間の箱を意識して生活する際にキッチンタイマーの存在はかなり助かります!
わたしの日常、更新しました。
わたしの「時間の箱(タイムボックス)」を作る、主婦の家事と仕事の集中力と生産性をあげる https://t.co/HXZdztJ0Iv
意識しないとダラダラしちゃうわたし💦
意識してもダラダラ💦#時間術 #時間 #スケジュール #スケジュール管理 #時間割 #時間の箱 #タイムボックス— ワタノユキ@アメリカ版『グッドワイフ』ハマり中 (@Watano_Yuki) 2019年1月23日
箱の中に何を放り込もう=何の作業をしよう。
そして、どのようにラッピングをしよう=どんな結果を望む。
みたいにね。
視覚的に考えると面白い(笑)
この辺りももう少し書きたいわ— ワタノユキ@アメリカ版『グッドワイフ』ハマり中 (@Watano_Yuki) 2019年1月23日