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「勉強代」という名の買い物の失敗、大いなる反省の弁

2016年6月8日

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買い物の失敗をしました。

今回はわたしの完全なる確認ミスであり、わたしの落ち度。返品もできないということですので、粗大ゴミに出します。金額はさほどお高くないのですが、「買い物に失敗した」という事実に凹みました。

今回はフライパン。

最近、家の中の模様替えに取り組んでおり、その流れで粗大ゴミとしてうっかりと(?)手持ちのフライパンすべてを処分し、1枚を慌てて買いました。

素材はステンレス製。

これは決めておりましたので楽天市場で検索。発見したフライパンは「安いなー」と思って、主人と相談した上で購入を。届いたステンレス製フライパンは想像以上に綺麗でピカピカ。

が、商品を目の前にして疑問が。「この安さ。原産国はどこか?よもや・・・」と。箱にも購入ページにも原産国は記載されていません。

問い合わせの結果、某国のものであることが判明。結果、返品はできないということですので、処分を決めました。「ステンレス製フライパンにしては安い」という価格に惑わされて買い物をしましたが、「安いには安い理由がある」ということを認識しました。反省。

尚、届いたステンレス製フライパンの見た目は素晴らしく良かったです。が、ステンレスゆえに10年も20年も長持ちすることが考えられ、「あ、わたしには無理だなー・・・」と。健康のために調理器具や食器はメイドインジャパンにこだわりたいんですよね。

某国のフライパンでは料理のたびに不安になりますので処分を決意。

そして、今回の失敗でより詳細に調査し、次に購入するメイドインジャパンのフライパンを決めました。でも、もう少し考えます。衝動買いをして失敗しないために。当面はフライパン無しで生活をしてみたいと思います。

さて、今回の買い物における失敗はわたしにいろいろと考えさせるものがありました。

買い物で失敗するパターン。

わたしの場合、以下の買い物で失敗が多いです。

  • 勢いでの衝動買い
  • 急な買い物
  • 思いつきでの買い物

今回は慌てた果ての「急な買い物」ですね。

また、ブランドにはさほど心動かされないのですが、自分の中の何かにカチッとスイッチがハマった瞬間、「あ、欲しい」と思ってしまい、そして、金額をチェックして購入に実行できるものはサッと購入をしてしまいます。

そして、「何で購入したんだろう?」「もっとよく見ればよかった」と後悔することが。

が、悩ましいのはその手の買い物に満足する時もあります。良かったな、と思う時もあることなんですよね。

その満足や良かった経験があるから、ついつい「今回の買い物もいいわ!成功するに違いないわ!」と思ってしまうと。欲しいものを前にすると過去の成功体験、快楽体験がブワーっと広がってしまい、ついつい買い物を。

で、「何で購入したんだろう?」「もっとよく見ればよかった」と後悔することが。

いわば、買い物でギャンブルをしているようなものですね。

今回の買い物は成功か、いや、失敗か。

そこにスリルと快楽を感じてしまう、悲しい性。

加えて、今回は生活における欠かせない「必需品」という言葉が免罪符になり、チェックが疎かになり、普段なら絶対に買わない某国のステンレス製フライパンを購入、と。主婦として致命的なミス。愚かなミス。

気づいた瞬間、悶絶をし、主人に懺悔をしましたことよ・・・トホホ。

「見てくれだけはいいんだけれどね~」

と届いたフライパンを手にしながら主人はシミジミと。

「勉強代だね」

その言葉がやけにわたしの胸にぐさりと突き刺さりました。

買い物の失敗は勉強代なのか?わたしは勉強代にいくら支払ったのか?

今回の買い物でいえば4,000円前後。

ま、勉強代と思えば安くも高くもない金額。感覚は個々によって異なるでしょうが、わたしにとっては「安くはない」金額です。かと言っても高くはない金額です。

そう、今回の1回では。

でもね、今まで買い物の失敗という「勉強代」にいくら支払ってきたのだろうか?と考えると頭がクラクラと。

本格的にお金を使い始めたのは大学生になり、アルバイトをはじめた頃でしょうか。実家で暮らしていましたし、働けば働いた分はわたしのお小遣いになりました。その後、社会人になってからも同じ流れ。20代の頃、そして、30代の初めころは勉強代に散々支払ったけれど、結婚後は落ち着いたよね、と思っていました。

でも、それは勘違い。

結婚をしても、わたしは金額が小さくなっただけで勉強代を何度も何度も支払ったような気がします。主婦としての日常の細かい買い物が増えたがゆえに少額の勉強代をちょこちょこと支払っているような気がします。

その金額がいかほどか。わたしも分からない、分からないことが怖い。

「勉強代」って簡単に言うけれど、笑えない金額の「勉強代」をわたしを支払っている。多分、何十万も、何百万円も。雑誌に出てくる出来る節約主婦になれなかったわたしの金銭感覚は若い頃からどうしようもないほどルーズだったしね・・・汗

そう、そのルーズ感覚で20年以上もきているのだから・・・!

考えるとクラクラしてきました。

今回のフライパンで最後の勉強代にしたいけれど、できるかしら?できるのかしら?・・・どう考えても無理だよね?と懊悩するわたしなのでした。

「勉強代」という買い物の失敗をしない方法。

「勉強代」という買い物の失敗をしない方法。

身も蓋もなく書きますと・・・

そんなものあるのかしら?生涯、買い物を失敗しない方法なんてあるのかしら?

究極的には自給自足ライフでしょうか。

もしくは物欲を最小限に抑え、買い物をしないことですよね。生活するうえで本当に必要なものだけを買っていく、という。でも、それでも買い物をする以上、失敗する可能性はどこまでも付きまとってきます。

となると・・・わたしはこれからも「勉強代」を支払っていくでしょう。

買い物という刺激を通して、いくばくかのワクワクとトキメキを得て、一方で失望や後悔という名の「勉強代」を支払っていくでしょう。

ささやかな願いとしては・・・今まで「勉強代」を支払った分、経験と知識が身に付き、結果として「勉強代」を減らしていくことを努力したいもの。そう、少しずつ減らしていく、と。

そのために今回の「勉強代」で味わった痛みや己に対する失望感、後悔、恥ずかしさを忘れないようにしたいもの。

それだけの痛みが今回の買い物の失敗にありました。

金額ではなく、どうして普段なら買わない買い物をしてしまったのか、と己に対して情けなく、恥ずかしく、歯がゆく思ってしまいました。何年、主婦をやっているんだ!と。

現在、家の中のものを色々と買い替えている段階なのですが(次々と壊れていきましてね・・・)、この買い替えラッシュが終わったら、しばらく大物の買い物はしない方向でいきたいもの。

それにしても、買い物する瞬間の高揚感とやら・・・!

ああ、懲りないわたしなのでした。

買い物の九割は失敗です

グサリ・・・

近々、この本を入手して読みたいと思います。

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ワタノユキ

マイペースに生きる主婦 & 在宅ワークの日々(since20141003)。理想と現実の狭間を永遠に彷徨い中。 詳細なプロフィールはこちらにて。 わたしらしく年齢を重ねる もよろしく♡

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