やられた、衝撃の結末!わたしを呆然とさせたミステリー小説10選。

猫

ミステリー小説を読んでいるとたまに「やられた!」と思う本に出くわす時があります。

犯人は誰だろう?どういうトリックだろう?どういうオチだろう?と読んでいくうちに作者の手によってミスリードされている、と。そして、最後まで読んで呆然と。

本日はそんなミステリー小説を紹介致します。

※わたしは翻訳ミステリー小説オタク。そのため、海外の作家さんの紹介が中心になります。

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第10位 京極夏彦著『姑獲鳥の夏』。

大学時代、当時密かに好きだったオトコノコが京極夏彦の大ファンだと言うので、彼に借りて読みました。借りた時、ドキドキしたもの。ああ、これで彼と共通の話題が!と。で、読み終えて文字通り呆然としました。

わたしはミステリー小説としてこの本を好みません。若さと恋の情熱が読ませた本。が、読後、「彼とは感性があまりにも違いすぎるわ」と恋が覚めた1冊でもあったり^^;

ミステリー小説としての評価はわたしの中では無きに等しいですが(京極ファンの皆様、申し訳ありません)、あのオチは呆然としました・・・ええ、呆然と。

第9位 R.D ウィングフィールド著『クリスマスのフロスト』。

これはねー取り上げるかどうか最後まで迷いました。だって、衝撃の結末というよりも、「え、そうだったんですか?」みたいなオチなので^^;

ただ、これだけは断言できます。面白い、とにかく面白い。そしてハチャメチャな話のように見えるのに最後はキチンとミステリー小説としてオチがついていることにビックリを!すげーありとあらゆる伏線を回収しまくる作者の手腕にただただ驚かされます。

ハマるとハマります。

第8位 キャロル・オコンネル著『クリスマスに少女は還る』。

二人の少女の失踪から事件がはじまります。

クールで乾いた文体から立ち上がる、独特の雰囲気とキャラクター設定。非常に好き嫌いが別れる作品かもしれません。また、割りと残酷な内容でもあります。

が、その独特の世界観にハマることができましたら、最後で強烈なカタルシスを得ることができるか、と。そう、クリスマスに少女は還る、と。

第7位 歌野晶午著『葉桜の季節に君を想うということ』。

ロマンティックなタイトルに反して内容はいかにもな日常感覚(?)にあふれております。普段、翻訳ミステリーばっかり読んでいる身からすると非常に親近感が沸きました。

親近感を持って眺めていただけにあのラストは呆然と。「え、何、それ!」ともう一度読み返したものです。こういう伏線のはり方があるのねー!と。

賛否両論あるようですが、わたしは個人的に好きな作品。

第6位 島田荘司著『占星術殺人事件』。

ミスリードの傑作。

トリックそのものは単純。でも、もう独特の雰囲気と作者の手腕にやられてしまい、わたしの中で犯人もトリックも分からなかった、という。尚、描かれている事件は凄惨極まりないものですので苦手な人は苦手な作品かもしれません。

島田荘司作品は他でも「え?」というのがあるのですが、わたしの中ではデビュー作である『占星術殺人事件』が今なお光り輝いています。

第5位 ウィリアム・アイリッシュ著『幻の女』。

かなり若い頃に読んで、しびれにしびれた本。

オシャレで厭世的でクールでそれでいて切羽詰まった感もあって、「おおー」と。

夜は若く、彼も若かった。が、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。

ミステリー小説としての設定はシンプル。が、そのシンプルさとアイリッシュ節が絶妙にマッチングして、最後のどんでん返しに繋がる、と。

「え、あなたが犯人?」

第4位 ジェフリー・アーチャー著『100万ドルを取り返せ!』。

ジェフリー・アーチャーの小説はどれを読んでも文句なしに面白い。作者の人生もまた面白い(笑)。

その中でもデビュー作である『百万ドルをとり返せ! (新潮文庫)』を格別の出来。

読み終えた後、ニンマリとしてしまいます。チェシャ猫のようにニンマリと。いわゆる一種のコンゲーム(詐欺や騙し合いをテーマにした痛快な犯罪サスペンス)もの。騙す方も騙される方もなんだか妙に爽やか~という空気がたっぷり。誰も死にません、誰も傷つきません、誰も泣きません。痛快な、爽快感あふれる読後感。

この作品が気に入った人は映画『スティング [DVD]』もオススメ。ニンマリ、とな。ただニンマリ、と。

第3位 ロバート・ゴダード著『千尋の闇』。

幾重にもはられた謎と歴史。何が真実で何が嘘なのか。複雑に絡み合う歴史の紐を少しずつ解きほぐしていくと・・・見えてきた真実は?

デ ビュー作に作者のすべてがある、という言葉を体現したような作品。隅々まで精密機械のように計算されまくっています。それゆえに読んでいる間に何度も 「え?」「何、それ?」「マジですかー!?」と悶絶をしました。ラストよりも途中で何度も「やられた!」と思わせてくれます。

いかにもイギリスミステリーらしい上質で贅沢な作品。

初期(90年代ぐらいまで)のゴダード作品はいずれも素晴らしく、何度もわたしを悶絶へ。機会があれば他の作品も是非どうぞ!

第2位 ジェフリー・ディーヴァー著『ウォッチメイカー』。

映画化もされた『ボーン・コレクター』から始まるリンカーン・ライムシリーズの7作目。

このシリーズはいずれもどんでん返しがウリ。シリーズを追うごとに読む方も慣れてきているので「来るよね、来るよね」と分かっているのに毎度、「おおー!」とやられるという。

どの作品を読んでも、ジェットコースターに乗っているようなどんでん返しを堪能できます。

その中であえての1冊。

第1位 アガサ・クリスティ著『アクロイド殺し』。

予備知識無しに読んでください。何も知らないままに読んでください。決して「ネタバレ」を検索しないでください。

初めて読んだのは何歳の時だったのでしょうか。当時のわたしは読み終えて激しく興奮したものです。「え、そんなオチありなのー!?」と。シンプルであるがゆえにそのトリックは今なお光輝きます。

ただ読んでください。

ミステリーの女王の華麗なる筆さばきを堪能あれ。

秋の夜長に是非どうぞ!

どの作品もそれなりにボリュームがありますので、秋の夜長に是非どうぞ!

  • 残酷な作品は苦手 → 『100万ドルを取り返せ!』がオススメ。
  • 「そんなのアリ!?」と言いたい → 『アクロイド殺し』がオススメ。
  • ロマンスも必要よね! → 『葉桜の季節に君を想うということ』がオススメ。
  • 上質のミステリー小説を。 → 『千尋の闇』がオススメ。
  • 笑いたい → 『クリスマスのフロスト』がオススメ。

あなたのお気に入りの1冊が見つかりますように。この他に「これも衝撃の結末だった!」という本がありましたら教えてくださいませ。

また、今回紹介した本がすべて分かる人がおられましたら、是非、お友達になりましょう!笑

わたしは今から『クリスマスに少女は還る』を読みます(^^ゞ

初めてのアガサ・クリスティ―作品、この5冊から読むべし。

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ワタノユキ

奈良在住のアラフォー主婦。
マイペースに生きる主婦 & 在宅ワークの日々(since20141003)。理想と現実の狭間を永遠に彷徨い中。 詳細なプロフィールはこちらにて。 わたしらしく年齢を重ねる 大人の塗り絵ライフ もよろしく♡