猛暑で出かける気力もない日々が続き、ブログデザインを変更しました。
わたしはワードプレスを使っており、今回使ったテーマ(テンプレート)は憧れの AFFINGER (アフィンガー)5 。以前、同じブログ仲間が絶賛していたこともあり、気になっていましたの(^^;
実際に使ってみると、絶賛されるのもむべなるかな、という感じですね。直感的にカスタマイズもしやすいですし、CSSの設定も容易で助かります・・・!まだまだ触る予定ですが、とりあえずこれで一つの区切りで更新。
アフィンガーに関しては多くの方がレビューされておられるので割愛をさせていただきまして、テーマ変更の際に使ったのが配色事典的な『 配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本[完全保存版] 』。
これがかなり良かったので紹介します。配色事典は見ているだけで楽しいのです!
『 配色アイデア手帖 』を片手に1日でテーマ変更
実を申しますと、当ブログのデザイン変更の前にアイハーブブログ ワタノヤ もデザインや配色を変更しました。その際に痛感したのは「わたしって本当に配色センスがないっ!」てこと。
右往左往して、色をあれでもない、これでもない、と変更させましたが、かなりグッタリとしました。
疲れ切った結果、書店で『 配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本[完全保存版] 』を見て、即購入を決めました。今のわたしに必要なのはコレだわ!と。センスの欠片もない、技術力にも欠ける、わたしにはこれが必要なんだわ、と。
それを手にせっせとカスタマイズしたのがこのブログ、 わたしの日常 です。
よくできたテーマとよくできた配色事典、そして、ACイラスト のおかげで1日でここまでこぎつけました。
わたしはローカル環境の構築とか面倒くさいーとすべてをいきなり本番環境でやりますが、1日でここまでなんとかたどり着けたのはテーマはもちろん、配色事典の存在が本当に大きかった・・・!
だって、今までなら色が曖昧でぼーんやりとしたイメージのまま、テーマを触って「あーでもない、こーでもない」と右往左往して、力尽きて、自分のセンスのなさに絶望して、無難にデフォルトのまんま使うわよ!を繰り返していましたもの~(;´д`)トホホ
『 配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本[完全保存版] 』
タイトルの末尾に「完全保存版」と書かれています。それも納得の出来栄え。
全127項目のテーマと3175選の盛りだくさんの配色見本から、好みの配色を探す形になります。
もちろん、ブログの場合、web上で使うhtmlカラーコードも記載されていますので、「いいな」と思う配色がありましたら、それを真似してコーティングしていくだけで、それなりにおしゃれな配色が完成します。
例、夕暮れのバリ島 Amazing Sunset in Bali
p140より抜粋。
「魂を揺さぶる夕陽が見られる場所」として名高いのがバリ島のタナ・ロット寺院だ。茜色に染まる空と金色に輝く海を背を、くっきりと浮かび上がる寺院のシルエットが美しい。太陽が水辺線上に沈みゆくとき、そのシルエットは一層コントラストを強める。移ろう色を丁寧に拾った、バリ島らしいカラーパレット。
この文章がステキで胸ときめきます!わたしはいつかバリ島のタナ・ロット寺院へ行くぞー!と勝手に決めました、今。笑
さて、この配色のイメージは「壮大な、大地の、エスニックな」。配色の仕方は「紺~茶で明暗のコントラストを付けた配色」。ポイントは「青系がアクセントカラーになる」。
右側のページには提案された配色を使った柄が提案されています。
これを見るとイメージがつきやすいですね。実際に配色をする時も非常に参考になり、色の組み合わせを考えました。
例、白銀の世界 や 春の風物、江戸の粋、アールヌーボー他
他にも参考までに4ページほどあげておきます。
4枚目のアールヌーボーも非常に好みですね。これで配色しても良かったかも。
「わたしの日常」は「パリの古地図」
このブログで利用したのは「パリの古地図」。p164より抜粋
私は地図を見るのが好きだ。昨年旅行したパリの街で、古い地図を手に入れた。そーっと開いて路地の名前を注意深く目で追っていく。そうそう、この通りだ。ここをまっすぐ行ったところに老舗の画材屋さんがあった。その向かい側に雑貨屋さんが・・・秋の夜長に、自由な心の旅をしているわたしがいる。
これを選んだのは好みの色合いの組み合わせであったこと、そして、色に変化(コントラスト)があったことが決め手になりました。
経験上、同系色の色合いで配色を決めていくのはあまり得意ではありません。
むしろ、色に違い(?)があり、ある種のコントラストがある方がわたしは使いやすいです。出来栄えはともかくとして、まったく異なる色を組み合わせた方が面白い変化を生むなーと思っています。わたしの経験上ですが(^^;
すべての色がパリの古地図と同じ色というわけではありませんが、概ねの方向性を『配色アイデア手帖』が決めてくれ、本当に助かりました。わたしはもうあなた様のおっしゃる通りにちまちまと作業をしただけでございます。
ともあれ、パリの古地図がこのようになりました。どこにどんな色を使ったか分かりますでしょうか?笑
パリの古地図らしさが出たのかどうかは不明ですが(汗)、わたし的には統一感のあるカラーになっているーと妙に感動しています。
今まではweb上にある配色図鑑とかカラーチャートを使っていましたが、やはり、きちんとまとめられたものとは雲泥の差なんだな、と実感しました。
手元に置いて、眺めるだけでもオススメ
『 配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本[完全保存版] 』は見ているだけでも楽しいのです。本当にワクワク、ドキドキします。
私事ですが、この本を見ながら「大人の塗り絵を再開しよう!」と思いましたもん。というわけで、実に2年ぶりに塗りました・・・!
本当、色の組み合わせをいろいろと考えるだけで楽しいことがありますね。癒されるものがありますね。
最近、個人的なことでややささくれ気味でしたが、『配色アイデア手帖』で心が癒されましたことよ・・・!
書店でぜひ、配色辞典のコーナーを一度見てください。いろいろな本がありますので、お気に入りの一冊を探してみてください。
配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本[完全保存版]
こちらも気になります(^^;