昨年の秋、両親のスマホ料金を見直しました。
それまで母親のスマートフォン、父親のタブレットの通信料を合算して1万2千ぐらいでしたが、すべての無駄なオプションを外し、使い方を見直した結果、現在は月額3,000円以下に。
ま、実際には LINE 以外で通話をしちゃって…と月々3,500円ぐらいになっているようですが、それでも今までの料金よりもはるかに安く、親は満足している様子。
そう、スマホ料金が安くなったことは本当に良かったな、と思っていました。が、それ以上に良かったのは無料ドコモスマホ教室の存在を知ったこと。
折しも、母親とスマホと料金の変更をしている間、店舗の片隅でそのドコモスマホ教室が行われており、母親と同世代の高齢者が教えてもらっている様子を見ることもでき、感嘆させられました。
これらのサービスがドコモの通信料金が高い理由か…!
と思う一方で、母親のような高齢者にはこれぐらいのきめ細かいサービスが必要なのだろう、と感じました。
通信料をもっと安くする方法はいくらでもある
例えば、わたしのスマートフォンの通信料月額は2,000円もいきません。主人も同様です。二台で4,000円をきっています。端末はいずれもミドル価格帯、つまり5万円以下のスマートフォンを一括で購入しています。
そして、SIM は格安スマホのマイネオを使っています。月々3GB、通話30秒20円。
しかし、我ら夫婦がスマートフォンで普通に通話することはほとんどありません。通話する場合はLINEなどのアプリを使い、無料に納めます。
また、コロナ禍の現在、お出かけすることもほとんどなく、自宅にWi-Fi環境がある限り、3GBを使いきることもほぼありません。
そんなわたしからすると、母親のドコモのプラン内容はやはり割高だと感じますが、ありとあらゆるテクニックを駆使した結果、月々3,000円代まで下がれば文句ありません。
わたしの月額との差額の1,000円は快適な通信網、そして、無料ドコモスマホ教室だと思えば十分に元がとれそうです。むしろ、おつりが出るかも。
「ahamo(アハモ)」も一つの選択肢だが…
ドコモから月20GB&5分以内の通話無料の月額2,980円のアハモが発表されたときにとっさに「母親にいいかも!」と思いました。
しかし、詳細を知ると、考えが変わりました。
すべての手続きをオンラインで行う、つまりアハモは格安スマホと同じ扱いになるのだな、と感じました。
端末を自分でチョイスして、アハモのSIMカードをさしこみ、設定も自分で行う、と。トラブルがあった場合も自助が求められる、と。もしくはチャットでスムーズにやり取りができ、ある程度自分で操作できる人でないと向かないプラン。
そういう意味ではアハモは、ドコモの無料教室へ喜んで通い、ショップの店員さんに助けてもらっている母親にはまったくもって向かないプラン内容であることは理解しました。
無料ドコモスマホ教室へ通い、母のスマホ操作能力は確実に向上中
70代の母のスマホ操作能力はゆっくりと向上しています。
参考ドコモスマホ教室 ※オンラインもあるようです!
ドコモ教室へ通う前
その前に70代の母親のスマホ能力は…
- 電話の応対可能
- フリック入力可能
- メール送信できる
- LINE送信できる
この辺りは普通にできます。
特にドコモへプラン変更などを行った際に「フリック入力ができるんですね!」と感動されたのが驚きでしたが、70代では珍しいのでしょうか?
これも子どもや孫によるスパルタ教育の結果ですねw
ドコモ教室へ通っている現在
上記の能力に+して…
- 絵文字の使い方を覚えた
- LINEに写真が添付できるようになった
- LINEのストーリーが使えるようになった
- LINEのタイムラインにいいねがおせるようになった
- アプリのインストールができるようになった
というところでしょうか。
特にLINEの向上は素晴らしいものがあり、「トレビアン!すごいやん!」と返信しまくっています。その調子で頑張ってくれ。
写真の添付に関してはいつもできずに、嫁や孫に頼んで添付して送信していたようですが、一人でようやくできるようになったそうですよ!!!すごい!!!すごい進化ですよ、奥さん!!!
まだまだ店員さんがそばにいないと不安だし、使わないとすぐに忘れるようですが、まぁ確実に進歩しています(はず)。
格安スマホ、最高!とばかりにキャリアを無視していたが…
個人的には…一度、格安スマホの月額に慣れるともはやキャリアには戻れません。いまさら月に一人8,000円の通信料とかアホらしくて支払いはできません。
両親が月額の通信料が高い!高い!と言っているので、マイネオに移る?サポートはなくなるけれど、移る?と何度か問いかけましたが、家の近所にあるドコモショップから離れることはできないそう。そもそも共に70代を超える両親にとって、マイネオという存在そのものが胡散臭いのでしょうね(笑)
ドコモショップから離れるのが怖い…そして、一度、スマートフォンやタブレットの便利さに慣れると離れることもできない…
そのジレンマを抱えたまま、高い月額を支払っていましたが、ようやく月額通信料もぐっとお安くなり、ドコモ教室の存在も知り、母のスマホも活用されていることを感じました。
そして、同時にショップで契約は面倒くさい…時間かかりそうだし、余計なオプションとかすすめられそうだし、疲れそうだし嫌だーと抵抗していましたが、親世代にはあれぐらいの対応が必要なのです…!そう、必要なんだ、と強く感じました。
なので、アハモに注力するのと同じぐらい、店舗の維持も頑張ってくださいね、ドコモさん!!!
参考ドコモスマホ教室 ※オンラインもあるようです!
新型コロナウイルスの広がりぐらいによってはこのドコモスマホ教室の扱いもどのように変遷するのか定かではありませんが、開催できる限りはよろしくお願いします。