『満ち欠けスケジューリング術』の話第3弾。
いろいろと書かれていますが、個人的には「月の満ち欠けをトリガーにして生活を整えていく」事がストーンとわたしの心の中に納まりました。
尚、トリガーとは「何らかの行動を起こすためのきっかけ」や「動機付け」をさします。
今回は家事における行動のきっかけとして月の満ち欠けを考えてみたいと思います。
わたしは家事は好きか嫌いかで言うと嫌い、多少の汚れは許容できる人
わたしは掃除機をかけても丸くかける人です。
友人などは毎日、ルンバをかけて、掃除機もかけて、拭き掃除もマメにして、という人がいますが、わたしにそのマメさはありません。ルンバをかける?床を掃除しなきゃならないじゃない!と面倒くさく思う人です。床の拭き掃除なども滅多にしません。だって、一年中敷物を敷いているもの・・・
大丈夫!少々のほこりでは死なない。
そして、クローゼットや引き出しにモノを隠せばOK!見た目が綺麗に見えていればOK!という・・・
モノの指定位置を決める?え、床にはモノを置かない?入ってくるものと出てくるものは同時に動かす?何、冷蔵庫の中のモノはすべて使うモノだけ?賞味期限切れのモノはもちろんない?
・・・まったく頷けません。
モデルルームのようなおしゃれでスタイリッシュでガランとした部屋は落ち着かない。ある程度、乱雑な方が落ち着いてなおよろし、という、イケテイナイ主婦です。
家事や掃除、料理ににおいてはマメさに欠け、いかにして手抜きをしてほどほどの状態を保つか?ということを真剣に考えるタイプです。
この状況を「少しだけ改善したいな」とうっすらと思っていました。
そこで月の満ち欠けをトリガーにした家事を取り入れてみることに。理屈や理論で動けないなら、スピリチュアル精神で動きたいと思います。

2つの側面を持つ、月の満ち欠けのリズム
月は平均29.53日の周期で地球を回っているとされています。その周期に合わせて空に輝く月は欠けていき、そして、また満ちていくという2つの側面を持っています。
その2つはそれぞれ以下のような特徴を持っています。
新月から満月へ 満ちていく期間
新月とは月は太陽と同じ方向にいてほぼ同時に動くので地球からは見ることができない時期をさします。その新月を過ぎると夜空に浮かぶ月がまたじわじわと大きくなっていき、満月へ向かっていきます。
この期間は新しいことを始めたり、増やしたり、吸収していくにピッタリ。
例えば・・・
- これからのことを計画する
- 計画を実行する
- 消耗品の買い足し
- 新しい服を買う
- 保湿ケアをしっかりと行う
満月から新月へ 欠けていく期間
鮮やかな満月から少しずつ月が欠けていく時期をさします。三日月や上弦の月などのこの期間にあてはまります。
手持ちのモノを完成させたり、不用品を捨てたり、整理整頓し、次の準備をするにピッタリの期間。
例えば・・・
- 普段掃除しないところを掃除する
- ゴミや粗大ごみなど不要なモノを捨てる
- 脱毛・ピーリング・デトックス
- 新規開拓より、手元の顧客整理や棚卸をする
この2つの側面を家事や料理を行う際のトリガーにしたいと思います。
「YES!」新月から満月は「成長」や「吸収」を意識する
新月から満月への満ちていく、この期間にわたしが意識して行いたいこと。
- 日用品のストックを確認し、足りないものをまとめ買い
- 新しい家事や料理に挑戦する
- 必要なものにお金を使うことを意識する
- 保存食の仕込み
基本的には何かを取り入れることを意識して、それが満ちていくことを期待したいと思っています。
特に今まで日用品や消耗品は「無くなってから買う」を意識していましたが、今後はこの時期にまとめて買うことを意識していきたいと思います。ストック品(あまり好きではない)が出てしまうというデメリットがある反面、買い物は一度で済むというメリットがありますね。
そして、マンネリ化した家事に1つ、ないしは2つの新しい何かを取り入れたいと思っています。例えば、新しい洗剤やグッズを使ってみる。新しい料理レシピを開発する。家の中に新しいコーナーを作ってみる。新しい習慣を取り入れてみる。

「NO!」満月から新月は「排出(デトックス)」や「切り捨てる」を意識する
満月から新月への欠けていく、この期間わたしが意識して行いたいこと。
- 普段しない場所の掃除(大掃除)
- ゴミや粗大ごみなど不要なモノを捨てる
- メルカリ出品を加速させる
- できるだけお金を使わないことを意識する
- 手放したい習慣を意識する
基本的には何かを手放すことを意識して、それが鮮やかに去っていくを期待したいと思っています。
さっと執着心がなくなるかのように。そして、新しい出会いに感謝するように手放したいと思います。
また、この時期に意識したいことはできるだけお金を使わないこと、そして、手放したい習慣を見つめ、可能であれば手放すこと。
例えば、欲しい洋服や本、雑貨があったとしてもこの時期には買わないことを徹底し、寝かせます。そして新月から満月の時期に購入を考えたいと思います。もちろん、購入しないという選択肢もあります。
古着を使って、掃除や料理に使うウェス等もこの時期に作ることなども意識したいですね。

わたしが今まで取り入れていた、家事のトリガー
今まで家事の動機付けとして曜日単位やリスト単位、友人や知人を招待する(嫌でも掃除をする!)などがありました。
それはそれで一定のリズムができてよかったのですが、それらは基本的にわたしのモチベーションいかなり左右されました。やる時はやるけれど、やらない時はやらない、と。
そのため、部屋は超絶に汚れている時期もあれば、すっきりとしているんだけれどほこりをかぶっている時期もあり、はたまた、目覚めたようにすっきりとしている時期もある、とかなりばらつきがありました。
多分、分かりやすくわたしの内面が部屋の状況に反映されていたと思います。
そのばらつきを解消する方法として、月の満ち欠けをトリガーとして導入し始めましたが、これがなかなかいいですね。2つの側面がある、ということは、とりもなおさず締め切りがあるということ。
例えば、現在でしたら「次の新月(10月9日)までには掃除を頑張ろう!モノ手放すぞ!そして、買い物は控えよう!スマートフォンを見る時間を偉そう」とかなり強く意識づけが働いています。
そして、新月から満月にやるべきことのリストがかなり明確になってきます。
買うもののリストアップ、予算立て、作りたい料理レシピ、スマートフォンを見る時間を減らしてやりたいこと。
などなど。
どうしても1年間毎日同じ家事を機械的にしがちだったわたしにはこういうトリガーが必要だったのだわ、としみじみしています。いい意味で家事にメリハリが出てきています。
そういう意味では、月の満ち欠けをトリガーにした家事はかなりオススメ。

『満ち欠けスケジューリング術』関連記事
あなたの手帳タイプはどちら?トップダウン派?ボトムアップ派?自分のタイプを把握して手帳を使おう