ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』ネタバレレビュー、「どこの夫婦も演技している部分はある」

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フェリシモ「コレクション」

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Amazonプライムビデオにて『ビッグ・リトル・ライズ』を視聴しました。

セレブママたちのドロドロの生活を描いた作品は非常に面白く、興味深く眺めました・・・!

※以下、ドラマのネタバレあります。思いっきりネタバレあります。これから見る方は以下を読まないでください。

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アメリカのTVドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』

作家リアン・モリアーティによる同名のベストセラー小説を基にしたダークコメディ作品。HBO制作。2017年2月19日が初回放送日。全7話。

以下の本が原作本になります。

翻訳本はこちら。

あらすじ

カリフォルニア州の裕福な海辺の街モントレー。

小学校のイベントで起きた謎の死亡事件をきっかけに、周囲は一部の母親たちの不仲説で持ちきりとなっていた。

時はさかのぼり、過干渉ママのマデリンと娘が、引っ越してきたシングル・マザーのジェーンと息子ジギーと共に新入生説明会に参加していた。そんな中、高キャリアママのレナータの娘がジェーンの息子、ジギーに首を絞められたと訴えるが…。

そして、小学生の子を持つ3人の母親たち、マデリン、ジェーン、セレステの完璧に思えたそれぞれの人生が崩れてゆく。

出演者

俳優
マデリン リース・ウィザースプーン アビゲイル、クロエという2人の娘の過干渉な母親
セレステ ニコール・キッドマン 元弁護士、マックス・ジョシュという双子の息子の母親
ジェーン シャイリーン・ウッドリー シングルマザー、ジギーの母親
レナータ ローラ・ダーン アナベラの母親、成功したワーキングマザー
ボニー ゾーイ・クラヴィッツ スカイの母親、ヨガインストラクター
ネイサン  ジェームズ・タッパー マデリンの元夫、ボニーの現夫
ペリー アレクサンダー・スカースガード セレステの夫
エド アダム・スコット マデリンの夫
ゴードン ジェフリー・ノードリング レナータの夫

その他、いろいろと出演しています。

印象として映画出身の俳優が多いですね。リース、ニコール、シャイリーン、ローラ・ダーン等々主役クラスの女優陣がわんさかと出てきます。それだけで豪華な雰囲気が漂ってきますね~

第75回ゴールデン・グローブ賞受賞作品

リミテッドシリーズ/テレビムービー部門

■作品賞

■主演女優賞 ニコール・キッドマン / セレステ・ライト役

■助演女優賞 ローラ・ダーン / レナータ・クライン

■助演男優賞 アレクサンダー・スカースガード / ペリー・ライト

計4部門受賞

「女は友人の羨望を集めたがる、大概にしとけ」的なドラマかと思えば・・・

よくある、レナータの夫ゴードン曰く「女は友人の羨望を集めたがる、大概にしとけ」的なドラマかと思えば・・・「どこの夫婦も演技している部分はある」的なドラマでした。

冒頭に殺人が起こったことが提示されており、誰かが殺されることは分かっているのですが、誰が殺されたのか?何故、殺される羽目に陥ったのか?その顛末が明らかにされるのは終わりの5分前。すべての物語はこの5分のための前書きにしかすぎません。

カリフォルニア州の裕福な海辺の街モントレーで繰り広げられるママ友たちの不穏な空気。

特にリース・ウィザースプーン演じるマデリンが爆弾娘(二児の母親だけれど・・・リースがいいね!)のように描かれており、親友のジェーンの息子がいじめ事件の加害者と目されたことにより、いじめ事件の被害者の母親レナータ(ローラ・ダーンがはまり役)と一触即発の雰囲気に。

「すわ、これは・・・!」

表面的に笑顔を浮かべながら、周囲のママ友や子どもを巻き込んで繰り広げられる女の争いやマウンティングがエスカレートしていく話かと思い、超ワクワクしながら眺めていると、次第に各個人の背景がクローズアップされていきます。

そして女の争いやマウンティングよりも裕福で満ち足りているはずの彼らの家庭が実は様々な問題を抱えていることが浮き彫りになってきます。

※もう一度書きます。以下、ドラマのネタバレあります。思いっきりネタバレあります。これから見る方は以下を読まないでください。

確かに「どこの夫婦も演技している部分はある」

マデリンの夫の名言、「どこの夫婦も演技している部分はある」。

マデリンとネイサン、そして二人の子供。二人の間に影を落とすのは元夫ネイサンと思春期を迎えた長女アビゲイル。マデリンがパート先の劇団の主催者との過ち。

ニコール・キッドマン演じるセレステと夫ペリーの共に才色兼備の夫婦。リッチな家庭に完璧な双子の息子。しかし、夫ペリーは些細なことで妻と喧嘩、そして、暴力を振るい、仲直りと称してセックスを繰り返す二人。

ジェーンは息子がいじめ事件の加害者と目され、悩むと共に過去の嫌な記憶がフラッシュバックで何度も襲い掛かってくる。息子に父親の名前を告げることができない、と。

このマデリンとセレステ、ジェーンが仲良し3人組を組みます。

対する敵はローラ・ダーン演じる成功したキャリアウーマン、レナータ。レナータは一人娘、アナベラがいじめられたことに対して、エスカレートしていきますが、母親として見たらそれも当然なのかもしれません。が、演じるローラ・ダーンがあまりにもはまり役すぎて、エキサイトする様が妙に愉しかったです(?)

そして、ネイサンの完璧な後妻、ボニー。元夫がわたしにはしてくれなかったことをボニーにしている!とマデリンが嫉妬し、何かと突っかかるもののボニーは常に大人の対応。あまりにも出来過ぎていて、わたしでもイライラするな、と思って眺めていました。

そして、告げます。

犯人はこの5人の中にいます。

夫婦の間に秘密はある、が、女は秘密を共有して生きる「殺されたのはあの人」

Excited to share the screen again with all of my #BigLittleLies sisters. ❤️

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はじめはマデリンが殺されたのか、と思いました。しかし、途中からジェーン?と疑い、最後はボニーかセレステ、はたまた大穴的にレナータが殺されるのか!?と思っていたら・・・

殺されたのはセレステのイケメン夫、ペニー

ペニーの暴力はシーンを追うごとに酷くなっていきます。夫婦の愛情の確認行為、仲直りの儀式とは言えないほどにまで達していました。夫婦カウンセリングに通いだしたセレステはカウンセラーと話していく中、おかしいことに気付き始めます。わたし達夫婦はおかしい、と。夫は暴力男だ、と。愛ではない、これは暴力だ、と。

セレステは家を抜け出す準備を始めます。そして、アナベラをいじめていたのは自分の息子であることを把握し、愕然とします。夫の暴力は息子に受け継がれている・・・と。このままではいけない、と家を出る決意をますます固くするセレステ。

その事実が夫にばれてしまったのは学校の秋の寄付金集めパーティーの直前でした。

硬直するセレステの表情。怒りを押し隠すペニー。緊張をはらんだまま、会場に向かう二人。

会場には他のママ友も夫婦で参加しています。

その場でマデリンは夫に劇団の主催者との浮気がバレていることを確信し、衝撃を受けジェーンに慰められている場に宿敵レナータが姿を現します。レナータはジェーンに「わたしの娘をいじめていたのはあなたの息子ではなかった。今までの態度を許して」と謝ります。そこへセレステ、そして、セレステを追いかけるようにして夫ペニーが。

妻を失うかもしれない、と理性を失ったペニーの暴力がセレステに向かいます。

セレステを押し倒し、容赦なく殴るペニー。他の3人のママ友は必死にペニーに応戦しますが、理性を失ったペニーになす術もないのか、と思われた瞬間、ボニーがペニーを押し倒し、ペニーは階段を転がり落ち、死去。

なので、直接的な犯人はボニーになります。

が、あんなにいがみ合い、疑心暗鬼に駆られていたママ友たちはペニーの死をきっかけに心を一つにします。

結果として、ペニーを殺したのはセレステ。夫の暴力から逃れるために抵抗したセレステ。すると、夫のペニーが階段から足を踏み外した、不可抗力だ、と。

他の4人もつじつまを合わせて口裏を合わせますが、釈然としない警察。事故ではない、あまりにも皆のつじつまが合いすぎている、別の真相があるのではないか?と。

しかし、セレステの正当防衛が認められる形になったのだろう、と思います。彼女は元弁護士ですし、そのあたりの知識があったのでしょう。これなら、わたしが罪に問われることはない、と。

場面が変わって、5人のママ友と子どもたちが仲良くビーチで笑っているシーンが。秘密を共有した女たちは永遠の絆を手に入れた、ということでしょうか。

ちなみに以下の黄色の背景の人たちが秘密を共有しています。

俳優
マデリン リース・ウィザースプーン アビゲイル、クロエという2人の娘の過干渉な母親
セレステ ニコール・キッドマン 元弁護士、マックス・ジョシュという双子の息子の母親
ジェーン シャイリーン・ウッドリー シングルマザー、ジギーの母親
レナータ ローラ・ダーン アナベラの母親、成功したワーキングマザー
ボニー ゾーイ・クラヴィッツ スカイの母親、ヨガインストラクター
ネイサン ジェームズ・タッパー マデリンの元夫、ボニーの現夫
ペリー アレクサンダー・スカースガード セレステの夫
エド アダム・スコット マデリンの夫
ゴードン ジェフリー・ノードリング レナータの夫

 それにしても・・・わたしの疑問をいくつか

観終えた後、いろいろと疑問が沸き起こりました。

  • 結局、ペニーはジェーンを暴行した男ということなのでしょうか?
  • また、ネイサンは妻ボニーがペニーを直接殺したことを知っているということなのでしょうか?
  • 何故、最後のシーンではマイケル(いじめの加害者)とアナベラ(いじめの被害者)は仲良く遊んでいるのか?
  • マイケルは父同様に暴力が愛情表現だと思っていたのか?⇒アナベラが好きだったのでしょうか?

などなど疑問点はつきることはありませんが、これはこれで非常に面白いドラマでした!ミスオタとして見た場合も非常によくできたミスリードの作品だったと思います。読者を迷わせ、誘導させ、そしてこういうオチで来るのか―!と。

それにしても、ニコール・キッドマンの美しいこと・・・!

ドラマの中でやたらと美しい、美しい、と連呼されていますが、それも納得。あの暴力夫ペニーを狂わせたのもむべなるかな、の文句を言わせない美貌でした。

彼女の美貌、彼女のあまりにもできた妻ぶりがペニーを狂わせたのだ、と。

そして、このドラマではニコール・キッドマン演じるセレステと夫のペニー役の俳優が高い評価を得ましたが、個人的にはマデリン役のリース・ウィザースプーン、レナータ役のローラ・ダーンが強烈な印象を残しました・・・!

シーズン2が始動、主要キャストはそのまま出演

First day on the set with Meryl and “my” darling boys! #BigLittleLies

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シーズン2の撮影が始まった様子。

殺された夫、ペニーの母(メリル・ストリープ)が息子の死の謎を解くために来るようですが・・・早くも嵐の予感しかありませんね(^^;

ともあれ、シーズン1はAmazonプライムビデオでどうぞ!

原作本

翻訳本

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ワタノユキ

奈良在住のアラフォー主婦。
マイペースに生きる主婦 & 在宅ワークの日々(since20141003)。理想と現実の狭間を永遠に彷徨い中。 詳細なプロフィールはこちらにて。 わたしらしく年齢を重ねる 大人の塗り絵ライフ もよろしく♡