Execl の MOS (マイクロソフトオフィススペシャリスト、通常「モス」)を受験することにしました。
「スペシャリスト」を受験するか、難易度の上がる「エキスパート」を受験するか迷っていますが、履歴書に「MOS」の二文字を刻みたいと思いました。
尚、わたしのPCスキルは悪くないレベルだと思います(それなりに使えるレベル)が、いかんせん、すべて仕事の実務の中で身につけたものであり、体系的に身につけたものではありません。
そのため、「ある操作では強いけれど、ある操作は全く知らない」ということがよくありました。よく作業をしているものに関しては詳しいけれど、作業をしたことがないものはさっぱりと分からない、と。
特に2007に入り、リボンが登場したあたりから Excel 作業中に混乱することが多くなりました。
「リボンは便利だよ、リボンになってからExcelやWordが簡単になったよ」という声はよく聞くのですが、わたしにとってこのリボンは使いづらいものでしかありませんでした。
それをなーんとなくの勘や思いつきで作業を進めてきましたが、やはりどこか歯がゆい思いが常に付きまとっていました。
もっときちんと勉強をすれば、もっと効率的に使えるだろう・・・と気持ちがあり、それがMOSを取得したい!と言う気持ちに繋がったような気がします。
MOSとは?Microsoft office の国際資格
公式サイトに MOS に関して、以下のように説明されています。
MOSは、Microsoft Office製品の操作スキルを証明できる国際資格です。 試験科目は、Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの各アプリケーションについて、Officeバージョンごとにご用意しております。また、WordとExcelはスペシャリストレベル(一般レベル)とエキスパートレベル(上級レベル)の2種類の科目を用意しており、証明したいスキルによってレベルを選択できます。 試験は、本物のアプリケーションソフトをマウスやキーボードで操作して解答します。MOSを取得していただくと、Office製品を使いこなすスキルが身につき、その実践力を客観的に証明できます。
2017年12月現在、累計受験者数が400万人を超える、非常に知名度の高い資格です。いずれのオフィスソフトも社会人にとっては馴染のあるものでしょう。
尚、2018年7月現在、展開されている資格は以下になります。
スペシャリスト | エキスパート | |
---|---|---|
Word | ● | ● |
Excel | ● | ● |
Access | ● | - |
PowerPoint | ● | - |
Outlook | ● | - |
これら全部を受ける必要はなく、自らの業務に応じて必要な資格を得ればよいと思います。
尚、わたしは Excel だけを考えています。現時点ではね。
WordとExcelだけあるエキスパート(一般)とスペシャリスト(上級)の違いは?
あなたがいわゆる事務職を目指しているならば、スペシャリストで十分です。
スペシャリストで学ぶことは通常業務で使うものが列記されており、エキスパートはやや応用編という感じですね。
Excel の場合でしたら・・・
スペシャリスト | 数式や基本的な関数の作成、セルの書式設定、グラフ作成など、Excelでの基本的な操作を理解している方 |
---|---|
エキスパート | ピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集など、Excelでの高度な機能を理解している方 |
と書かれています(参考:http://mos.odyssey-com.co.jp/outline/)。
この表を見て頂いたら分かるかと思いますが、スペシャリストとエキスパートは受験内容が全く異なります。スペシャリストの内容がエキスパートに出てくるということはありません。必ずしもスペシャリストの内容を把握せずとも、エキスパート受験することも可能です。
が、事務職の場合でしたら、ピボットテーブルやマクロを作成する機会がそうそうあるとは思えませんし、そこまで求められることはないでしょう。スペシャリストで十分だと思います。
MOS資格は誰でも受験できる?今まで触ったことがなくてもOK?
今回、わたしは以下の本を使って勉強をしています。
Microsoft Office Specialist Excel 2013 対策テキスト& 問題集 改訂版 (よくわかるマスター)
MOS の資格はこの本をやり込めばパーフェクト!と言われており、事実、この本だけで合格した人も多いです。この本についている模擬試験が100%であれば、ほぼ合格すると言われています。
が、この本はあくまでも MOS の資格試験のためだけのマニュアルであり、決してオフィスソフト初心者向けとは言えません。むしろ、この本だけで勉強をすると混乱する可能性があります。
MOS はあくまでも自分の能力を証明する場であり、これを生活や仕事に応用しようとすると極めて厳しいのではないか、と思います。
なので、身近に Excel に強い人がいない、オフィスソフトを一度も触ったことがない、触る機会が少なかった人は何らかのスクールへ通う方が現実的かもしれません。
そのほうが、Excel や Word を使う世界が広がるような気がします。
>>【通信教育】MOSを勉強してみる! LEC東京リーガルマインド
MOS資格は就職に有利?業務による
わたしは正社員時として2社で働き、結婚後は主に派遣社員として就業しました。現在は在宅ですが、いつかまた外で働く時が来る時のためにスキルアップとして受験を決めました。
何故なら、派遣社員時代に実感したことは「就業にはPCスキルがとても大切だ」ということです。
個人的に特に痛感したのは派遣社員登録時。その際、大概は資格を登録する必要があり、その項目に MOS を掲げていない派遣会社を見かけたことはありません。必ずといっていいほど MOS が列記されています。
わたしはオフィスソフトに関してはそれなりに習熟しています。が、今までは面接の場などでそれを分かりやすく証明することはできませんでした。業務内容に応じて使った関数、出来る作業などの説明をすることはできても、それを証明できなかったんですね。
が、MOS 資格があれば違います。
今までの業務経験 × MOS の資格で「EXCEL」を使いこなせますよ!とアピールできます。
そういう意味では「子育てを終えたら事務職として働きたい、事務派遣になりたい」という人にとっては MOS の資格はそれなりに大きな意味を持つと思います。
また、現在は業種に関わらず、いろいろな現場でオフィスソフトは使われていますね。そんな時に一つでも MOS の資格を持っていると馴染みやすいと思います。例えば、Word の資格を持っていると PowerPoint もそれなりに使えるようになると思います。わたしでしたら、ちょっとパソコンに詳しいおばちゃんとしてでかい顔も出来ます(汗)
MOS 資格は「受験しても意味はない、取得をしても意味はない」のではなく、資格を取得後、自分がどのように使うか、ということなのではないでしょうか。
MOS 資格を持っていると・・・
MOS 資格を持っていると対象ソフトが使える人と認識されます☆Excel なら Excel 。Word なら Word 。尚、一番人気の MOS 資格は Excel です。
MOSのスペシャリスト受験記録
というわけで、七夕の日に第1回目の MOS の模擬テストを受けてみました。
まず、出だしの文章の意味に「?」になり、結果、焦ってしまい、ケアレスミスを連発。加えて、苦手な分野が顕著になりました。グラフ、嫌い・・・だって、わたしの思う通りに動かない・・・
まずはこの一連の模擬テストで100%を目指します・・・!MOSは慣れの問題ですので、ひたすら慣れるしかないんですよね・・・!
それにしても、右クリックが使えない場面があるのが辛いです・・・
日付 | 回数 | 点数 |
---|---|---|
2018/7/7 | 第1回 | 80% |
2018/7/8 | 第2回 | 82% |
同上 | 同上 | 98% |
2018/7/10 | 第3回 | 94% |
気持ち的には上級資格であるエキスパートを受験したいのですが、挫折してスペシャリストを受験しているかもしれません( ;∀;)
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