40年以上も生きているといろいろなものを頂く機会があります。
というわけで、今までプレゼントとしてプリザーブドフラワーを3回頂きました。
そして、それらのプリザーブドフラワーはいずれもわたしの手元を離れていきました。
プリザーブドフラワーは貰うと困るのはわたしだけでしょうか?嬉しくないのはわたしだけでしょうか?
その存在感、その華やかさ、その主張の強さ、そして、何よりも掃除の面倒くささゆえにわたしはプリザーブドフラワーを全て手放しました。
また、処分も意外と面倒くさいのです・・・!
そもそも、プリザーブドフラワーとは?特殊な液体を利用し、水分を抜いた素材
花や葉を特殊液の中に沈めて、水分を抜いた素材のことをプリザーブドフラワーと呼びます。
わたしの中ではドライフラワーよりもちょこっと高度な技を使った、枯れ花というイメージです。素材は本当に多様、かつ、色鮮やかにいつまでも残りますよね。
ここ数年、急激に普及しているイメージです。
プリザーブドフラワーを頂いた3度の経緯を紹介
ツラツラと記憶を思い出しながら書いてみます。
1度目は誕生日プレゼントして
20代の終わりごろ、当時、親しくしていた知人から誕生日プレゼントとして頂きました。
実は、この時に初めてプリザーブドフラワーという存在を認識。
見た瞬間は「わ、可愛いな~」と思ったものの、それは他人の素晴らしい庭園を鑑賞するような気持ちでした。
そう、正直なところ、その女らしい、華やかなプリザーブドフラワーはまったくわたしの好みにあいませんでした(^^;
すると、弟の嫁が「可愛いですね♡」と言ってくれたので、これ幸い、とプレゼントをしたもの。
感性の違いなのか、好みの違いなのか、当時のわたしはプリザーブドフラワーをうまく生かすことができなかったものです。
そもそも、そのプリザーブドフラワーを飾れるようなオシャレな部屋でもなかったしね~(^^;
2度目、結婚祝いにもらったものの・・・
結婚祝いとして友人一同から頂きました。
「永遠の愛の証として残るから!」と言われましたが、これが永遠に家に残ってもちょっと・・・
これまた、わたしの好みじゃないし、何気にかなり大物 & 派手だし、結婚直後に住む狭いハイツには不釣り合いだし・・・きっとお高いんだろうと思いながら、広い実家に残してきました。
今も実家で飾られていますが、年月と共になんだかくすんできていますね・・・ケースというかカバーがないので、ほこりの掃除も大変そうとしか思えない自分の感性が悲しいものですね。
「永遠の愛の証にしなくて良かった」と密かに思っているわたしがいます。
3度目、退職時に
退職時に先輩から個人的に頂きました。
「花束じゃありきたりだから!こんなんにしたよ~」と。
このプリザーブドフラワーは好み云々以前に本当にサイズが小さいものでした。今までで一番小さかった!
なのでつい最近まで我が家に存在していました。
でも、みるたびに胸がチクチクするんです。掃除をするたびに邪魔だなと思うわたしがいたんです。そして、やっぱりわたしの好みじゃないがゆえに扱いが邪険になってきました( ;∀;)
プリザーブドフラワーはわたしの心の中のノイズとなっていました。
なので、本日、処分をしました。
すみません・・・今でも十分に綺麗なプリザーブドフラワーだったので、迷いましたが捨てることにしました。売ろうかとも考えましたが、分別して潔く捨てました。捨てさせていただきました。
手作りのプリザーブドフラワーはもっと困る
わたしが頂いたプリザーブドフラワーはいずれもプロの作品というか市販品でした。なのでセンスもよく、見栄えもよかったのでじゃないでしょうか。
これが手作りとかだったら、もっと処分に悩んだわ・・・
多分、好みの問題、わたしはグリーンや観葉植物が好き
わたしは永遠に残る花よりも、咲いて枯れる花の方が好き。ま、要は生花のほうが好み、ということでしょうか。
そして、見ている分には鮮やかな大輪の花もステキなのですが、家に飾るときは野に咲く、地味な色合いの花が好きですね。色鮮やかな花ではなんだか圧迫されますの。また、部屋のインテリアは基本的にシンプルで落ち着いたダークトーン調を好みます。
そう考えるとプリザーブドフラワーはその存在からしてわたしの好みじゃないんですよね・・・すみません。
でも、人気ありますよねー生花よりも永遠に残るから・・・と喜ばれる方も多いよう。それが好みの色合いと好みの花ならいいのですが、今までの経験上、好みじゃないことの方が多いですね。
こういうのはどうしても送り主の趣味が反映されますからね・・・。
今後、またプリザーブドフラワーを頂く機会があれば、わたしは笑顔で受け取るでしょうが、コッソリと処分をさせていただきます。気持ちだけは間違いなくありがたくいただきますので!本当にごめんなさい、とここで平謝りしておきます。
本当にプリザーブドフラワーを使いこなせないわたしで申し訳ないです・・・トホホ。
その点、生花は枯れるので処分しやすくていいなぁ、なって思っちゃいました。汗。
おまけ、困ったプレゼント番外編
キーワードは「わたしの趣味に合わない」でしょうか。汗
- 人工的な香りのルームフレグランス
- 好みじゃない香水
- やたらとゴテゴテと飾られた写真立て
- ハートのデザインのペアカップ
- ハイブランドの財布
- 一点ものテディベア
などなど・・・
いえ、選んでくださった、また贈ってくださった気持ちは本当にありがたくいただきます!贈っていただけるだけでも嬉しい!でも・・・わたしの趣味じゃないのよね、と。特に飾り物系はかなり微妙ですよね・・・個々によって趣味も好みも違いますから。
なので、最近は貰い物としては消え物系でちょっと高級な食材系が大好物です。
珍しい味を楽しめる&夫婦で楽しめる&消えていく、と三拍子揃っている完璧さ。誕生日プレゼントもそれでいいんだけれどー笑。リクエストしようかな~
なので、わたしも誰かに残るものを贈るときは慎重にしないといけないですね。向こうの欲しいものを聞くほうが確実ですね。
発言小町 → 迷惑だったプレゼントを教えて下さい
皆様の率直な意見、参考になります。
追記、最近登場したハーバリウムもかなりの困りもの
最近、流行りのハーバリウムも貰ってしまいましたー!
でも、これはプリザーブドフラワーに比べると扱いやすいので助かりました。とはいえ、飾っているとホコリがつくので、メルカリで売り払いました・・・ハーバリウムはメルカリで発送しやすいから助かるわ・・・
これだけは言わせて。
花は生花に限るのよ、限りがあるからこそ美しく、愛おしいのよ、と。