今年はコロナではじまり、コロナで終わりそうな1年。
目に見えない、未知のコロナウィルスとやらに振り回され、コロナウィルスの存在に順応を余儀なくされ、精神的に疲労した1年であったように思います。
とはいえ、そのコロナ禍の中、生活を変化させていく中、良かったことも少なからずありました。
ワークスタイルの変遷
夫婦ともに多少なりとも変化がありました。
夫の有給休暇消化率のアップ & 飲み会激減
業界的に夫の在宅ワークは非現実的。
なので今も毎日、奈良から大阪へ出勤していますが、その代わり(?)有給休暇の消化率が大幅にアップしました。全社あげて、有給取得アップを目指し、一つのフロアに人がいるのを減らそう作戦のよう。
夫の場合、今期は90%以上取得しそうな勢いで取得しており、月によっては半分近くがお休み。たまにびっくりします「え、明日お休みだったっけ?」と。
長期休暇のある夏や年末年始はさらに夫の休みが多く感じられます…
ノマドワークの頻度が激減 → 家でも仕事できるという意識付け
わたしはもともと在宅のお仕事ですが、定期的にノマドワークの機会を設けていました。
近所のカフェやファミレス、コワーキングスペース、カラオケボックスなどを利用していましたが、現在はほぼ壊滅。その結果、移動時間も減り、スペースに対する無駄な気分転換も減り、出費も大いに減りました。
また、家で仕事することに倦んでいましたが、意識一つが大いに変わるものですね。どうにかこうにかなんやかんやとやっています。
むしろ、効率的になりました…結果、収入も増えました。ありがとう、コロナ…!
まぁ、夫がリモートワークに入っているわけではないのでそのあたりは助かっているかな…!
夫と共通の趣味を楽しむ
夫と顔を合わせる時間が増えました。
わたしの場合、最近、マスク無しで会話しているのって夫ぐらいなものです。どうせ夫と四六時中過ごすなら同じ趣味を!というわけで、今年はかなりわたしが歩み寄りました(笑)
登山 体力づくり
まずは登山。
元山岳部の夫とともに有名どころではなくマイナーな山ばかり登っています。時には登りから下山まで遭遇した人は一人だけ…ということも。ちょっと寂しいです。
とはいえ、戸外を誰に気兼ねなくマスク無しで堂々と歩けるのがやはりいですね。
将棋 ボケ防止
お次は将棋。
これはもともと『3月のライオン』という漫画がきっかけで将棋をちょこっと見てはいたのですが、わたしの場合、あくまでも観る将でした。
が、今年は公文の将棋盤を購入し、将棋の駒の動かし方を勉強し、動きだけは理解するようになり、そうすると将棋の観方も変わってきますね。
老後のボケ防止のために長く続けたいものです…そして、夫に勝ちたい…
外食の激減、テイクアウト料理 & 手抜き料理の活躍
外食は激減しましたね~
夫婦ではもちろん、わたしの一人外食や付き合いの外食すべてが減りました。我が家の場合、コロナ感染者が増えるとピタッと外食が止まります(汗)
その結果、近所のスーパーなどで半調理のものを購入する頻度が増え、手抜き料理の頻度も大いに増えました。
まぁ、家で食べる料理にバラエティが出たこと、そして、後述するテイクアウト料理に魅力を発見。
近場の魅力を発見
今年は長距離の移動はまったくしていません。
2度の旅行キャンセル 節約 & 貯蓄につながった
1度目は3月の3連休、2度目は7月の平日でした。
なぜ、こうタイミング悪くコロナの感染者が増えていく時期にあたったのでしょうか…いずれも予定をキャンセルしました。
結果、夫婦で一番の遠出が同じ関西圏の滋賀県ですね。
GoToトラベルを利用し、秋の登山旅行として1泊2日でサーっといってサーっと帰ってきました。
四国は関西に比べると羨ましいほどに感染者が少ないのでうかうかと行けないっす(涙)
観光客が少ない関西の魅力を堪能
滋賀の他、大阪や京都、三重と奈良県人にはお馴染みのところばかり訪問しましたが、外国人観光客のいない観光地は落ち着くわーとほっこりとしました。
特に近年は本当に外国人観光客が多く、地元の奈良で辟易し、ましてや京都へ行く気などにはなかなかなれませんでした。が、今年は本当に空いていて感動!(笑)
とはいえ、人の少ない観光地は地元の経済的にはやはり問題ですね。
テイクアウトで新しい店を発掘
近所のテイクアウトをよく利用するようになりました。新しい店もいろいろと開拓し、テイクアウト料理を楽しんでいます。
田舎住みですのでウーバーイーツなどしゃれたものはありません。
が、その分、夫と二人でよく散歩がてらテイクアウトを仕入れ、暖かい時期はよく外で食べたりしました。これも新しい楽しみですね。コロナ禍の前はテイクアウト料理を購入することもほとんどありませんでしたので。
一人の時間を楽しむ
わたしはもともと一人時間が好きです。家に閉じこもり過ごす日も好きです。
なので在宅ワークで1日誰とも話さない生活にも慣れていますし、さほど苦痛にもなりません。外出の機会や頻度もめっきり減り、今や夫以外の人と話さない日も珍しくありません。
そして、人間関係がシンプルになったように感じています。感染を避けるために、不必要な人には会わない、と。
でも、正直なところ、外に出たくもなっています(汗)
カルチャースクールなどではなく、パート仕事に出たいですね~とずっと言っていますが(笑)まぁそれで痩せそうな気もするんですよね。
2021年度、withコロナの生活はどこへ向かうか
2021年度はどのような1年になるでしょうか。
ワクチンを接種しても、抗体はいつまでもつのか、季節が変わればインフルエンザのように流行するのではないのか、はたまた、普通の風邪の仲間入りをするのだろうか?そして、政府肝いりのオリンピックは開催されるのか、などと考えさせられますね。
そして、わたしたち夫婦の生活もどのように変遷していくのか。
政府の言う「withコロナ」は全く現実味がありません。
が、それでも、わたしたちはわたしたち流のwithコロナ生活を構築しなければならないのだろう、と考えています。
そして、コロナ禍の楽しみを拾い上げていきたいですね。
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夫の職場、わたしの知人の家族にもコロナ感染者が出ており、コロナが身近に迫っていることを感じます。いつ、わたしたちが感染するかわからない、という危機感は常にあります…
そして、政府はクリスマスから年末年始にかけて動けるようにGoToの一時停止をもっと早くすべきでした…!あまりにも遅すぎてすべてが共倒れになる予感しかありません。