わたしが使っているスマートフォンは今話題のファーウェイ( Huawei )。今年に買い替えたばかり。
以前に使っていたモトローラのスマートフォンが本当にイケていなかったので、1年も使わないうちにファーウェイへ乗り換えました。当時価格は約32,000円。いわゆる中華製の格安スマホ。現在はメインスマホとして使っています。
前のモトローラのスマートフォンのグダグダ振り(強制的な再起動を繰り返す)に疲れ果てていたわたしは、とにかく良さげな口コミが多く、お手頃価格のアンドロイドスマートフォンを探して決めただけです。
台湾メーカーのASUS(エイスース)と最後まで迷いましたが、見た目がスタイリッシュでおしゃれな空気感を漂わせているファーウェイのほうが好みで、選びました。
その時、「中華製スマホってどうなんだろう?」と思いましたが、価格とその性能に負けました。
価格ドットコムで不動の1位、「HUAWEI P20 lite」
選んだのは、HUAWEI P20 lite 。
価格ドットコムでいつ見ても1位に君臨しているイメージがあります。
というか、スマートフォン人気ランキングトップ10のうち、5つがファーウェイを占めていますね(2018年12月12日現在)。あの報道の後にもまた1位で君臨していることに驚かされます。キャリアで抱き合わせの販売でもされているのでしょうか?いや、安いからないと思うのですが・・・
さて、HUAWEI P20 lite 。結論として申し上げますと、素晴らしい使い心地です。
わたしは今まで4台のスマートフォンを使ったのですが、ファーウェイのスマホが一番お気に入りですね。もう次に使うスマートフォンもファーウェイでいいかも、と密かに思っているほど。
価格とスペックを思うと素晴らしい使い心地です。
スルーっとした操作感と比較的シンプルなアプリ展開が本当に気に入りました。本当に普通に使いやすいですね。
わたしの中に長らく偏見のようにあった「中国製の安かろう、悪かろう」のイメージをファーウェイのスマートフォンは見事に打ち砕いてくれたもの。
そのファーウェイが何やらきな臭いけれど、大丈夫なのかな?ファーウェイのスマートフォンを使い続けても大丈夫?という話。
発端はトランプ大統領の発言、「ファーウェイを排除しろ」
きっかけはやはり、アメリカのトランプ大統領による「ファーウェイを排除しろ」という発言でしょう。
ここで注意すべきはトランプ大統領が声高に「排除」を叫んでいるのはファーウェイのスマートフォンではなく、ファーウェイの通信網なわけです。
(なぜ)ファーウェイの排除に動いているのか。その理由は、中国の超法規的な国内法がある。中国では、政府によって命じられれば、国内企業や市民、組織は治安当局に協力と支援をする義務があると法律で定められている。ファーウェイのような企業であっても、政府に協力するよう命じられれば、どんな要請にも全面的に従う必要がある。
つまり、政府が命じれば、ファーウェイの販売した機器に不正アクセスできるということだ。しかもそこから、政府系ハッカーなど20万人近くいる中国のサイバー軍団がマルウェア(不正プログラム)をどんどん埋め込んだり、情報を抜き出したりするだけでなく、破壊工作を実施することもできる。
まぁ、共産主義の中国ならありうるでしょう。
結果、米政府や米軍の機密情報等を共有する同盟国(イギリスやカナダ、日本など)に対して、「通信網にファーウェイを使うな」と言うのは理解できます。というか、まあ理屈としては理解できます。
が、これはあくまでも通信網の話であって、スマートフォンの話ではありません。
アメリカ政府は一般人に対してファーウェイのスマートフォンを使うな!と言っているわけではありません。
ファーウェイのスマートフォンを使って個人情報の漏洩や流出があったらどうしてくれるんだ!という話でしたら、かのスノーデン事件の試しがあるアメリカに他国のことを言えるのか?という話ではないでしょうか。
結局、今の時代、どんな端末を使っても漏洩するときは漏洩するし、ハッキングされるときはされるんですよね・・・
もちろん、セキュリティ対策である程度防げますが、ネットの世界において完璧なセキュリティーなんてものが存在しているのでしょうか?
個人的にはファーウェイのスマートフォンを使っても特に問題なない、と思う
冒頭の「ファーウェイを使うことは危険か」という問いに戻ると、おそらく一般のビジネスパーソンなどが普通に使っている分には特に問題はないだろう。ただ機密情報や政府の重要情報などに触れたり、企業関係でも、価値のある知的財産や研究などを扱ったりする人たちには、ぜひ注意すべきだと言いたい。
わたしもファーウェイのスマートフォンを使っても問題はないと思っています。
わたしのような零細個人事業主から盗む情報なんてありませんしね・・・
まぁ、実際のところ盗まれるといろいろと困りますが、そのリスクはファーウェイに限らず、どの端末を使っても同程度にあるはずですよね。
Apple の iPhone を使っても Google の pixel を使っても、Samsung を使っても同じですよね~
とわたしは思っています。侵入される時は侵入される、盗ますれる時は盗まれる、ハッキングされる時はハッキングされる、と。その状況に陥った時の対処法をいかにすべきかですね。
とはいえ、ファーウェイのスマートフォンに恐怖を感じる人がいるのも理解しています。
孟晩舟CFOの逮捕と保釈、今後のファーウェイの行方が気になる
「ファーウェイ」の孟晩舟CFO(副会長)が逮捕されて、その後、保釈されました。そして、一方、中国も報復として iPhone の締め出しや、カナダの元外交官でNGO上級顧問とかいう人物を拘束されたとか・・・
この動きが今後のファーウェイの経営にどのような動きをもたらすのか、と興味深く眺めています。
今のスマートフォンは気に入っているのでできるだけ長く使いたいもの。
そして、2年後とかにスマートフォンを買い替える時にファーウェイはまだ日本のみならず、世界で確固たる地位を築いているのだろうか?と興味深く眺めさせられます。
それとも次の新しいメーカーが中国から登場しているのでしょうか?いやいや、ひょっとするとインドから新興勢力が登場していたりして?
スマートフォンの世界は Apple と Samsung 以外はスマートフォンメーカーの入れ替わりの動きが早くて、目まぐるしくて、驚かされますね。
ちょっと前まで ASUS が席巻していたのになーその前までさかのぼると SONY などの国内企業も頑張っていたのに・・・とメランコリックな気分になってしまいますね(^^;
追記 米国 vs 中国の覇権戦争の果てに・・・
トランプ大統領のツルの一声により、ファーウェイに対して今後発売される端末への androidOS の提供がなくなりそうな勢いに。
それに対抗してファーウェイは新しいOSを発表するようですね。
OSを握っているところは強いな、と実感しました。
ファーウェイのスマートフォン、本当に気に入っているのですが、OSがandroidでなくなるならもう買わないかな・・・
わたしはがっつりとGoogleに取り込まれているので、今からandroid以外のスマートフォンはなかなか考えづらいです。
既に提供されている端末に対するサポートをやめることはない、と明言しているので当面、手持ちのファーウェイを使いますが、その次のスマートフォンはどうしようかしら・・・?
中国から新しいスマートフォンメーカーが登場してくるかしらね~