現在、ノースマホデー、スマートフォンを見ることをお休みしようデーを実施しています。
恥ずかしながら、わたしはスマートフォン中毒だったような気がします。
元々、インターネットとは親和性が強く、昔からパソコンに釘付けでした。とはいえ、パソコンはいつでもどこでも気軽に見れるということはなく、使わない時間も確実に存在をしていました。
しかし、スマートフォンは違います。
いつでもどこでも持ち運びができてしまい、いつでもどこでも気軽に見ることのできる恐怖。
おりしもNHKのクローズアップ現代で「“スマホ脳過労” 記憶力や意欲が低下!?」を見たその日のうちにノースマホデーを強く誓いました。
NHKのクローズアップ現代「“スマホ脳過労” 記憶力や意欲が低下!?」
生活に欠かせないスマホが脳科学の世界で物議を醸している。
スマホに依存すると30~50代の働き盛りでも、もの忘れが激しくなり判断力や意欲も低下するというのだ。患者の脳では前頭葉の血流が減少。スマホから文字や映像などの膨大な情報が絶えず流入し続け、情報処理が追いつかなくなると見られている。「スマホによる脳過労」「オーバーフロー脳」などと呼ぶ脳神経外科医も現れ、脳の異常は一時的なのか、認知症の初期症状なのか、議論が始まっている。・・・一部省略
こうしたなか注目されるのが「デジタル・デトックス」の試みだ。リゾート会社はスマホを手放して自然を無心で味わう滞在を提案。スマホメーカーも一定時間を超えるとアプリを使用できなくする機能を開発した。
出典:http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4249/index.html
あなたはスマホ依存による異常チェックリスト
- スマホはいつも手元にスタンバイ
- 時間が空いたらスマホを取り出す
- 疑問が浮かんだら、すぐに検索
- 覚えておくために写メをとる
- スマホ無しでは初めての場所へ行けない
- スマホ以外で調べ物はしない
- いつも時間に追われている
- 情報に乗り遅れることが怖い
- 着信音やバイブレーションの空耳が聞こえる
- 夜、布団の中でスマホをやっている
- ここ数年、物忘れが増えた
- 知っている人の名前がすぐに出てこない
- 何かを取りに来てその目的を忘れる
- 約束をド忘れする
- 3日前、何をしていたか思い出せない
- 話題のニュースを3つ挙げられない
- 最近、漢字が書けなくなった
- 最近、簡単な計算を間違える
- 検索すれば分かることは覚えない
- スマホに頼り、道を覚えられない
- 頭も体もいつも疲れている
- イライラして感情を乱す
- いつも睡眠不足状態
- 体中に様々な不調を抱えている
- 集中できず、凡ミスが増えた
- やる気が起こらず、興味もわかない
- すぐ落ち込む
- 段取りが悪くなった
- 最近、あまり笑っていない
- 季節の移り変わりに鈍感になった
このうち、10~20当てはまればスマホ依存度の危険性があり、20以上当てはまれば立派なスマホ中毒になり、異常が出ていることになるそう。
わたしは14個あてはまりました。
が、体感としては20以上、スマホ依存による異常があってもおかしくない、と思っています。
過剰な情報量に脳は疲労している
詳細は公式サイト( http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4249/index.html )を確認していただきたいのですが、ざっくりとまとめますとスマホ依存から脱却するには脳を休ませる必要があるということを認識しました。
具体的に提案されていたのは以下。
- デジタルデトックス
- ぼーっとする時間を持つ
- ながら作業の禁止
デジタルデトックスとはあるきまった時間の間、パソコンやスマートフォンに触れない時間を持つことを指します。最近は宿泊プランでもデジタルデトックスプランなどがあります。
他の2つとあわせても、たまにはスマートフォンを家において、自然の多いところへ外出するのもいいのかもしれません。
また、テレビを見ながらスマホ作業なども脳によくないそう。確かに脳内の情報キャパシティーがすぐにオーバーしそうですね。。。
ノースマホデーのやり方
パソコンを使う仕事をしているわたしの場合、デジタルデトックスで考えるとなかなか息詰まるものがあります。難しいです。
そこで、パソコンとスマートフォン(タブレット)を分けて考えることにしました。
毎日行うノースマホデー、1日に使う時間の上限を決める
ものすごい勢いで増えていきます。この時間を今まで無意識に触っていたのか、と激しく後悔中・・・
日々行うノースマホデーはスマートフォンを完全に見ないのではなく、見る時間の上限を決めることにしました
在宅ワーカーのわたしの場合、上限は1日1時間に決定。早速、アプリをインストールし、1日の上限を1時間30分に設定しています(実際には1時間が目標)。
アンドロイドアプリUBhind: No.1のモバイルライフトラッカー/中毒マネージャー
スマホ 使用時間で検索をかけるとスマートフォンの使用時間を制限するアプリが存在すると思います。また、端末によってはデフォルトで入っている場合もあるでしょう。
それらを活用しながら1日の使用時間をコントロールしていくことにしました。
また、わたしの場合、LINEやメール、電話、お金が絡むメルカリなどのアプリは使用時間の計測対象から外しています。また、これらはロックが掛かっても見れるようにも。
そういう細かい設定もできます。
1日中、スマートフォンもパソコンも使わないデジタルデトックス
また、1日中、スマートフォンやパソコン、タブレットも使わないデジタルデトックスの実践も真剣に考えています。
完全に連絡を遮断する方法で。わたしの場合、これをやるとなると万が一に備えて周囲との連絡手段を確保したうえでやる必要がありますので、タイミングを見計らい中。
旅行などの特別なイベント的な形ではなく、日常に取り入れる形で実践を考えています。
家族がそろっているときの方が安心かもしれませんね!
自分と第三者に対する宣言の効果
ノースマホデーをするとしたら、宣言をするといいかもしれません。
わたしは主人に宣言はもちろん、その他Twitterと手帳、サブのメモ帳、スマートフォン(付箋にノースマホデーと書いてスマホに貼っています)すべてに宣言をしています。
常に自分が見るところに書いておき、「今日はノースマホデーである!」と意識するだけでも大いに違います。
壁に貼るのもいいかもしれませんし、手のひらに書くのもいいかも!?
昨日は無事にノーマネーデーを達成✨
引き続き、今日もノーマネーデー✨✨
冷蔵庫の中身は十分ある!ついでに今日はノースマホデーも実践。
1日、スマートフォンは見ない~ PCは見ているので連絡漏れはないかな、と。 #ノーマネーデー #ノーマネーデイ #節約 #お金を使わない #NMD
— ワタノユキ@2月はリスト職人 (@Watano_Yuki) 2019年2月19日
デジタルデトックスをするにあたり、用意した方がいいモノ
ノースマホデーを実践するにあたり、個人的に用意した方がいいと思ったのは腕時計とカメラ、そして本。
今までスマートフォンで時計を代用していました。結果、その流れのままネットサーフィンに至ることも。それをやめるためにクローゼットで眠り続けていた時計を引っ張り出してきた。
ソーラー電池なので動くと思うんだけれど・・・と思っていましたがきちんと動いてくれました!10年以上も前に頂いたものなのに・・・メンテナンスなんか何もしていないのに・・・と一人感動しています。すごいね、ソーラー電池式の腕時計って。
また、同様の意味でカメラがあった方がいいな、とは思いました。
スマートフォン付属ではなく、ただのカメラが。一応、ミラーレスは所有しているのですが、カメラには何も萌えないわたしにとって、ミラーレスは持ち歩くのにはちと重たいのです。
軽量なコンパクトカメラを買おうかしら?とちょっと思い始めていますが、ちょっと保留。
また、本は必要です。特に外出時には。今までスマーフォンで潰していた時間をわたしは本で代用することにしました。積読本が山のようにあるので片付けていきます。すでに2冊読み終えてメルカリに出品しました。また、手帳もよく眺めるように。
わたしはこの3種ですが、人によっては違うでしょう。要はあなたが今までスマートフォンで何をしていたかを考え、代用するには何が必要か、ということですね!
腕時計・カメラ・本
つまり、スマートフォンを使っていなかった時代に戻る、という感じですね。
ノースマホデーを実践してみて → 1日で変化を感じた
ノースマホデーを実践した1日目は劇的に変化を感じました!
かなり厳格に実践したので余計に効果を感じたのかも・・・(^^;
とにかく目が疲れない~目がショボショボしない~脳がちょっとすっきりとしたような気がする~と感動しました。
この体感がノーマネーデーを続ける気持ちを奮い立たせてくれました。
そして、ノースマホデーを実践するにあたり、いかに今まで時間をスマートフォンで潰していたのか、と気づかされ、衝撃を受けたりも。
それを解消するためにもノースマホデーを粛々と実践していきたいと思います。
当面の目標はスマートフォンを使うのは1日1時間だけ。
できるだけ、パソコンで作業を代用します。そして、いつかはパソコンの使用時間も減らしたいけれど、仕事を考えるとなかなか難しいですね。