現在、イギリスでは 1ヶ月間「SNSの利用を止めよう」キャンペーンがスタート したそう。
そして、単純な管理人はこの記事を読んで、「そうだ、わたしも SNS を辞めよう」と思いました。
上記の記事によるとやめるSNSはいわゆるビッグ5と呼ばれる「フェイスブック(Facebook)、インスタグラム(Instagram)、スナップチャット(Snapchat)、ツイッター(Twitter)、ユーチューブ(YouTube)」を指します。
わたしの場合、Snapchat 以外はすべてを利用しています。
また、 Facebook 以外は見るだけではなく、投稿もしています。尚、Facebook は情報収集のツールとしてしか利用しておらず、投稿は絶対にしないと決めています。
そもそも、SNSとは何を指すのか?
漠然とインターネットを介したコミュニケーションツールを SNS だと認識していますが、実際のところ、SNS とは何を指すのでしょうか?
SNSとは、人と人との社会的な繋がりを維持・促進する様々な機能を提供する、会員制のオンラインサービス。友人・知人間のコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供したり、趣味や嗜好、居住地域、出身校、あるいは「友人の友人」といった共通点や繋がりを通じて新たな人間関係を構築する場を提供するサービスで、Webサイトや専用のスマートフォンアプリなどで閲覧・利用することができる。
具体的には上記の Facebook や Twitter 、Instagram のほか、 mixi や LINE も SNS だといわれています。オンラインサービスを通じて他者とつながり、文字や写真、動画を共有しあう形でコミュニケーションをとれるサービスですね。
なお、広義にはブログサービスも SNS に含まれる場合もあるようです。
日本人の SNS 利用度は?
日本人はどんな SNS を利用しているのだろう、と思い、調べてみました。
総務省のサイトによりますと、SNS の利用率は年々上昇していることが分かります。特に LINE の成長ぶりは半端ないですね。そして、驚いたのは mixi がまだ健在だったことでしょうか(^^;
わたしが20代のころに一世を風靡しましたが、すっかりとその存在を忘れておりましたわ。
さて、この統計には最近はやりの Instagram や Snapchat 、YouTube がデータに含まれていないので、実際の SNS の利用率はもっと高いと思われます。
特に若い世代になればなるほど SNS でつながることが多くなるのではないでしょうか。
SNS 疲れとは何?
さて、この SNS を使う、他者とつながることに疲れを訴える人= SNS 疲れを訴える人がニュースになることが増えてきましたね。
この SNS 疲れを一言で説明しますと、Twitter や Facebook 、LINE などの SNS (ソーシャルネットワーキングサービス)を利用しながら「疲れた」と感じてしまう事を指します。
この疲れとはスマートフォンの使い過ぎで眼精疲労や腱鞘炎、肩こり、腰痛になったなどの身体的なことを指すわけではありません。
SNS 疲れとは主に精神的な疲れの事を指します。
SNS を始めたころはワクワクしてなんでも楽しかったのに、いつの間にか疲れてしまう、いつの間にかストレスを感じる、そして、精神的に憂鬱になってしまうことですね。
わたしがSNSに感じた疲れやストレスの原因 → 主にキラキラ投稿との比較
- キラキラした投稿を読むのが辛い
- 周りがとても充実した生活を送っているのが辛い
- 知り合いの「いいね!」や「リツイート数」を見るとコンプレックスを感じる
- 返事を返さなければならないプレッシャー
- 書きたいことをかけないプレッシャー
- 自分を飾り立てなければならないプレッシャー
- 知人や友人に自分の画像を無断でアップロードされる不安
特に上2つによる疲れとストレスが半端ないです。
基本的には SNS を利用する上では知人や知り合いの投稿は突き放してみるように意識をしています。経験上、その方がわたしの心の安寧につながりますから。でも、わたしはそこでスパッと割り切れるほど大人でも、クールな女でもないということ。
やはり、ハッピーオーラ満載、キラキラパワーどっさり、お金持ちオーラ半端ない、とにかく「わたしは幸せですー幸せすぎて怖いーこんなに幸せでいいのかしらー!」という投稿を見ると反射的に嫉妬します。むちゃくちゃ嫉妬します。投稿そのものには「だから、何?」と突き放しながらも、わたしの心は勝手に比較をし、勝手に傷つきます。
投稿者が親友であれ、知人であれ、見たことがない人であれ、わたしの心は勝ち目のない嵐に立ち向かい、ズタボロになった気分に陥ってしまいます。
今までも心の自衛をしていたが・・・それでも追いつかない SNS 疲れ
もちろん、今までも心の自衛をしていました。
mixi 時代からわたしは人とつながることはさほど好きじゃありません。特に親しい友人と濃く、密度の高いコミュニケーションをとりたいと思う方ではありません。むしろ、親友だからこそ適度な距離が欲しい、と思うタイプです。距離をとり、たまに会うというコミュニケーションにとどめておきたいと思います。
そのため、LINE も頑なに拒否をしていました。そして、実名で Facebook をやることは絶対にないでしょう。不要につながりを増やすことには強い抵抗感があります。
が、時代の流れに伴い、LINE を使用するようになり( LINE じゃないと連絡が取れないと言われてしまった・・・)、また、その他にもいろいろとつながりが増えてしまい、SNS に疲れを覚えているのだと思う。
コミュニケーションツールの発達により、見なくてもいい情報を勝手に脳が認識してしまうようになってしまう環境を私が整えてしまったのでしょう。
そのことをイギリス発のニュースでハッと気づかされました。
しばらく、 SNS から離れてみる
わたしの場合、インターネットから離れるのは現実的ではありません。
が、SNSから離れるのは現実的であり、かつ、実践できるような気がします。
昔ほど使いこなしていませんが、それでもダラダラと SNS をやってしまうこともあります。眺めてしまっています。簡単に投稿でき、次々と情報が流れる Twitter なんかは複数のアカウントを使い分けているため、アカウントごとにダラダラと絡んでしまっているときがあります。
この機会に一度スパッと SNS を断ち切るのもありかな、と今は思っています。
- スマートフォンそのものをオフ
- Twitterはログアウト、通知もオフ
- スマートフォンから Instagram は削除
- 削除できない LINE は通知をオフ
- メールも通知をオフ
強制的にスマートフォンの電源を切ることにしました。そして、当面、スマートフォンの電源を入れるのは朝・昼・夜に限定します。時間はちょっと考えますが、それぞれ1時間ぐらいかしらね~(^^;
そして、わたしはメールからも離れたい!
仕事柄、メールも1日に何度もチェックする癖がついていますが、それを1日3回に制限したいと思っています。朝・昼・夜とね。それで多分、間に合うと思うのです。その方が心の安寧にもつながりますし。
SNS を通して強制的に与えられる外部からの刺激を遮断することを意識したいです。とりあえず、9月いっぱい実施をしてみて、様子を見て年内いっぱいに実践をしたいですね。
そして、SNS をスパッとやめるのではなく、SNS とうまくつきあう方法を確立したいです。拒絶するだけではなく、取捨選択してうまく付き合う方が現実的だと思いますしね。SNS に便利な面があるのも事実ですし。