それはメルカリ便の発送のためにコンビニへ徒歩で向かう途中でした。歩きなれた道。
わたしは荷物発送のためのコードをスマートフォンで確認しながら歩いていました・・・いわゆる歩きスマホ。
そして、次の瞬間、真正面に向かって派手に転びました。関西人のわたしからすると派手にこけました。
我ながら驚くほど見事な転倒ぶりで、手にしていたスマートフォンとかぶっていた帽子が飛びました。何故か靴も片方だけ脱げました。
道路に蹲り、混乱していると、おじさんがわざわざ車を止め、「大丈夫か!?起き上がれるか!?」と声をかけてくださり恥ずかしかった・・・一方、目の前から歩いてきた若い兄ちゃんはスルーして横を通り過ぎ、内心「・・・怒っ」と思ったのは内緒。
わたしは起き上がれました。声をかけてくださった車のおじさんに対して、腕をあげて「大丈夫です」と叫ぶ気力もありました。
だが、わたしの格好は悲惨なことになっていました。
地面についた両手のひらからは血が流れ、デニムの膝は盛大に破れ、擦り傷が「こんにちは」と覗いています。左側の膝は真っ赤な血に染まっていました。
ここ数年、ケガというケガをしたことがないわたしにとっては大怪我でした。
このままでコンビニまでもたないな、となんか妙に冷静に判断し、自宅へ戻り、水でザーッと洗い流し、小さい絆創膏を重ねるようにして幾重にも貼り、再び外出しました。
メルカリ便の発送のためのコンビニ、そして、薬局へ。
歩いていくうちに次第に膝が痛んできます。ズキズキとした痛み。あ、さっき、わたしは転んだんだ、としっかりと感じさせてくれる鈍い痛み。
薬局で大きい絆創膏と消毒液を購入後、自宅へ戻ると笑いがこみあげてきました。
40代女、わたしはなぜ、転んだのか?歩きスマホとクロックス調サンダル
明るい日中、歩きなれた道でわたしはなぜ、転んだのか?
原因はいろいろと考えられるでしょう。ひょっとすると筋肉の衰えかもしれません。
が、個人的には以下の2つだと思います。
- 歩きスマホ
- クロックス調サンダル
認めます、わたしは歩きスマホをします。
歩いているときにふっと思い浮かんだことをメモするため、調べるためなどによく使う方です。そして、この日はコンビニへ向かいながら、メルカリ便の発送のための設定をきちんとしたのか気になりました。
そして、愚かにもスマートフォンを片手に操作をしながら歩いていました。
さらにタイミングが悪かったのは履きなれていない、クロックス調のサンダルを履いていたことです。母親からの頂き物でした。クロックスには詳しくないので分からないのですが多分、クロックスにデザインが似ているクロックスではないサンダルだと思います。
ややサイズが大きいこのサンダル。普段は洗濯物干しや取り込み、ゴミ捨てに使う、いわゆるつっかけとして使っていました。
そのクロックス調のサンダルを履いて家の外へ出かけたのはこの日が初めて。そもそも、クロックスはデザインが好みではないし、履いてパカパカ浮く感じも嫌いでしたので外では履かないようにしていました。
でも、この日は何故か「そこのコンビニまでだから!」と履いて出てしまいました。今思うとサイズの合っていないサンダルは、やはり不安定だったのだ、と思います・・・
もう2度とこのサンダルを履いて外出しない!と本日、誓いました。そして、歩きスマホもしない、と。
クロックス調のサンダルで転ぶ人、歩きスマホで転ぶ人は一定数存在している
試しに「クロックス 転ぶ」「クロックス 転倒」で検索をかけるといろいろとヒットしました。
やはり、「転ぶのか」と実感しました。確かにゴムで妙な反発力がありますものね、としみじみしました。
そして「歩きスマホ 転ぶ(転倒)」「ながらスマホ 転ぶ(転倒)」で検索をかけてみますと、こちらも近年は急上昇していますね。ニュースなどでもよく見ますものね。
何故か「自分だけは大丈夫」と思いこんで、今まで歩いていましたが、本日、はからずも「自分は大丈夫じゃない」ということを身に染みて実感しました。
こんなに派手に転んだのは子ども以来かもしれません。本当に派手な転び方でした。車を運転しているおじさんが車を止めて、声をかけたほどですからね・・・!恥ずかしいぃぃぃぃ
でも、転んだのが40代の今で良かったです。
まだ骨が丈夫でぴんぴんとしており、更年期以外に差し迫った悩みがない時期で良かったです。これが10年後、20年後、30年後だったら、ぞっとします。本当にぞっとします。
骨が折れて寝たきりになる可能性もゼロではありません。そのことを身に染みて実感しました。
『はたらく細胞』血小板ちゃんと白血球さんの活躍を思い浮かべる
帰宅後、応急処置をした膝を見ると、ズボンに血がにじみ出ていました。
薬局で購入した安い消毒液を塗ると痛いほどに染みました。そして、大きな絆創膏でしっかりとガードしましたが痛いですね・・・何でしょう、最近では忘れていた痛みですね。
それと同時に先月まで見ていたアニメを思い出しました。
それは「はたらく細胞」。
人間の体内の細胞の働きを擬人化した漫画。これが面白くて、面白くて、わたしは毎週きちんと見ていました!勉強にもなりますよ~
わたしは将来、癌になっても癌細胞を恨まない!と誓いましたもん(なんか違う)
2話「すり傷」血小板ちゃんと白血球さんが大活躍!
改めて調べてみると2話です。「すり傷」。
そう、かわいいかわいい血小板ちゃんが大活躍してくれたシーンです!
体の持ち主がすり傷をおい、白血球さんが忍び寄る雑菌と闘い、その間に血小板ちゃんがフィブリンとかばらまいて、凝固因子ボールとか放り投げて、血栓を作り、白血球さんと赤血球のお姉ちゃんを確保してかさぶたを作る、あの名シーン・・・!
今思い出してみると本当に感慨深いものがあります。
わたしの膝でも今頃、血小板ちゃんが必死に働いているんだ・・・!と。
それにしても、こんなところで「はたらく細胞」で仕入れた知識が妙に役立つとは思っていませんでしたわ~面目ない話です。
コミックも面白いです!わたしはネット喫茶で制覇してきました(テレ)
「はたらく細胞」へ脱線のち、歩きスマホに対して反省しましたワタクシ
本当に反省しました。
今回のことは本当にいい教訓になりました。
歩きスマホをしながら、わたしが一人で道の真ん中で躓いて、派手に転んだだけですから、笑い話になります。痛いのはわたしだけです。わたしの膝と思わぬ出費に財布が痛んだだけです。
が、これが歩きスマホをしながら第三者を巻き込んだら笑い話では済みません。我知らず、加害者になってしまいます。
そうなると、わたしは真っ蒼になるでしょう。警察沙汰になるでしょう。本当に笑い話では済みません。
これを教訓として、今後は歩きながらスマートフォン操作をするときは必ずいったん止まることにします。
今、目が覚めて良かったです、本当に。
歩ききながらのスマホ対策のために歩きスマホ防止のアプリを活用
そして、より徹底するために「歩きスマホ防止のアプリ」をインストールしました。
情けない話ですが、意識づけだけでは徹底できません。
なのでアプリを活用することにしました。適宜、使用していきたいと思います。
わたしが言うことではありませんが、皆さまもくれぐれも気を付けてください。
そして、「NO!歩きスマホ」と。
参考鍵を絶対になくさない、紛失しない方法を考える、万が一にも鍵をなくしたら?