散々な経験をした派遣第1社目。
参考主婦から派遣社員、「これってパワハラ?」職場でDTPオペレーター兼庶務。
派遣先の社員の第三者に対する威圧的で高圧的な態度に色々とストレスがたまりましたが、一方で「残業がゼロ」という快感も味わいました。
わたしの正社員時代は残業がない日は本当に貴重なのものでした。
それに比べる、派遣社員になると一気にゼロになり、わたしの体と心は素直に喜びました。本当に残業のない生活は楽ちんだわ、と感じました。
そうだ、わたしはNO!残業時間を求めて派遣社員になったのよね、と。
グローバル企業で印刷物やメルマガの「進行管理」
派遣社員として2社目。
- 業種:グローバルな企業
- 職種:進行管理
- 内容:印刷物やメールマガジンの進行を管理する
- 残業:結構あった・・・(T_T)
- 仕事の指示をする人:40代なかばの男性
- 完全に一人業務 & フロアに派遣社員は10人ぐらい
と。これも正社員時代の経歴をもとに派遣されました。
世界に名だたるグローバル企業。その会社が世界で使うチラシやメールマガジンなどを何故かすべて「日本」で作る、という意味不明な・・・いえ、日本で一括管理をする、と。
わたし、英語すら出来ないのに、と頭を抱え込みました。
英語はイマイチ出来なかったが、馴染みのある進行管理の世界
今回も仕事内容はさほど悩むこと無く。
進行管理とは業種によって多少内容が異なるかもしれませんが、印刷会社・メールマガジン配信会社などに仕事を依頼し、その進捗度を管理する形になります。印刷会社・メールマガジン配信会社と企業の仲立ちをするような感じでしょうか。
わたしにとって進行管理そのものは馴染みのある世界ですので、段取りも要領も分かります。今回は特に既に出来上がっているルートをぐるぐると流していくだけですので、やりやすかったですね。
分からないのは英語、英語、英語、たまに中国語、ロシア語・・・
当時はエキサイト翻訳様にものすごく助けてもらいました。エキサイト翻訳様に足を向けて眠れません。
加えて、海外支局の方々の素晴らしい日本語能力に助けられました。ありがとうございます。そして、わたしのヘンテコリン、かつ、ストレートで捻りのない英語に笑わない大人の対応に感服しました。
そう、仕事は良かったのです。
が、上司という問題が・・・相性の問題なんでしょう。ま、でも、今回の上司は我慢できないこともありませんでした。
じゃ、何が問題だったのか。
仕事の配分がおかしいこと。
僕は管理職、細かい実際の作業はすべて部下に、という。
それはいいのだが、配分がおかしいーーーー!!!!
そもそも、その上司とわたしの前に来た派遣社員の相性がとにかく最悪、かつ仕事ができない派遣社員だったようで、わたしの前任者はあっさりと派遣の契約延長を打ち切られた、と。
自分で言うのもなんですが、わたしはその後に入ったもんだから上司や取引先にもんのすごく重宝がられました。重宝がられ過ぎました・・・
謎の会社ルール、社員は定時退社、派遣社員は残業
わたしが派遣されたフロアの男性は皆社員、女性は専門職 & 契約社員 or 派遣社員という。
なので新米派遣社員としては割りと居心地のいい環境でした。
同じフロアにいた派遣のプロに派遣社員としてのあり方、仕事の選び方などを教わり参考になったもの。そう、職場環境はまぁまぁ良かったです。
が、どうしても納得のいかないことが。
その企業は定時退社日というのが週に2日決められているのですが、その日、社員 & 契約社員は帰宅。しかし、派遣社員はその規約に縛られないというわけでいつもどおり残業を。
結果、フロアの中で残業しているのは派遣社員だけ、ということはザラでした。気楽といえば気楽だし、25%アップで残業代がつくからいいのですが・・・が、なんやかんやで月30~50時間ぐらい残業を。
月120時間近い残業に疲れていた社畜だった正社員時代よりはマシですが、こちとら結婚した身(あ、そうなんです、結婚しました)。
慣れない人妻家業との両立はなかなか厳しいものがありました。
そもそも、派遣される前の話では月10時間ぐらいの残業が発生すると聞いていました(前任者はそうだったらしい)。実際には派遣後、どんどんと想定外の仕事が回され、結果として残業時間の増加に。
ええ、ええ、確かにわたしの仕事の段取りが悪かったかもしれません。そうかもしれません。
が、あんまりにも仕事回しすぎー!
派遣会社の営業に訴えてみたものの、のらりくらり。これは自分で言うしかないのか?と上司に訴えてみると「え、仕事回っているやん」と返され、ほとほと困り果て。
確かに仕事は回っているけれど、それはわたしの残業という犠牲の上に回っているんだよーと。←魂の叫び。
ついには何故か訳の分からない会議にまで参加させられる羽目になり、意見まで求められるようになり、予算の配分の相談までされ、「派遣社員ってここまでするのー?」と。
いいように考えると派遣社員にも責任感を実感させる仕事を回してくれた、ということになるでしょうか?悪い意味では派遣契約の範囲を超えた仕事を押し付けられたとも言う。
とある年末進行の時期にブチ切れました。
年末進行(ねんまつしんこう)は、11月中旬 - 12月中旬頃にかけてスケジュールが詰まってくる現象のことである。
わたしは残業が嫌で派遣社員になったのに、何故、派遣社員になってまで残業しているのだろうか?と。
これじゃ正社員として頑張っていたほうがよっぽど良かったよーと目が覚めたとも言う。
派遣会社を通じて契約期間満了、しかし、後任への引継ぎが
「辞めます!」と告げた時の上司の顔は面白かったなぁー
「え、なんで辞めるの?うまくいっているじゃん」と。それはあなたの脳内妄想ですね、と返答を(嘘)。
ともあれ、後任の派遣社員の子がまた来ました。
これがまた・・・「何故、そんな子を採用したの?」という・・・多分、わたしが英語に四苦八苦していたからだと思うんだけれど、海外留学から帰国した子をチョイス。そりゃもう堪能な英語力でしたわ。
でも、印刷やWEBの知識は皆無で、進行管理もよく分かっていないという。ま、それは上司が教えるのかしらねー(棒読み)
あと、なかなか個性が際立った子でした。
ま、わたしも人のことを言えませんが、そうとうに面白い性格をしているな、と。わたしが引継ぎをしている間にすでに古株の契約社員の女性とどうも相性がよろしくない感じでした(面と向かって言われました「彼女、ダメね」と。恐ろしい・・・)。
実際にわたしが去った後、いろいろとやらかし、ほどなく別の派遣社員に代わり「あ、やっぱり・・・」と静かに思ったことは秘密です。
この職場で学んだこと
やっぱり出版 & WEB系は残業が発生するよねーということ。
後、このまんま正社員時代と同じような仕事をしていたら派遣社員になった意味があるかなぁ?と感じました。憧れの一般事務をしてみたい!と。で、次は事務職 & 残業ゼロという条件でお仕事を探しました。そう、残業ゼロ。
もう残業が多い仕事はたくさん!
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