我が家はたまに夫婦会議をします。
話し合うことはその時々で異なりますが、今回はがっつり時間をとって「夫婦会議」を行いました。議事録も作成し、壁に貼りました。見た目は悪いけれど、視覚的に意識することって必要だと思っているのです。
結婚した当初はともかく、最近の夫婦会議はなぁなぁ感覚でした。夫婦の間の阿吽の呼吸というか声に出さずとも伝わる、わたしは主人の考えを分かっている、主人もわたしの考えは分かっている、となりがちでした。声に出さずとも「わたしは or 俺は相手のことを分かっている」と。「このわたしが分からなければ誰が分かっているというのだ?」と。
でも、分かっていなかった。
分かっているつもりでしかなかった。
今回のがっつり夫婦会議で互いにそのことを認識したもの。
結果、現在の相手の考え、思い、気持ち、悩み、抱えている案件や悩みも見えてきてスッキリとしました。主人もなにやらスッキリとした様子。
そして、今まで思い立った時やどちらかが話し合いたいことがあることにしか夫婦会議をしていませんでした。今後は毎週末に議事録振り返り、そして、夫婦会議を毎月1回、行うことにしました。
夫婦の間でも話し合うこと、振り返ること、反省すること、褒めあうこと、感謝すること、やりたいことを整理することって本当に有意義でした。
今回の夫婦会議のきっかけ
2017年度を迎えるし・・・
年末から夫婦会議をやらないといけないな、とわたしが思っていましたが、時間はもちろん、わたしに心の余裕がありませんでした(40代女、衝撃を衝撃としてそのまま受け止めしまう心の弱さ、潤いを与え柔らかくしたいけれど。 )。
もやもや、イライラ、落ち込み・・・この記事を書いてからも、心が浮上する何らかの「要因」が何一つ見当たらないまま。ただ、その中で在宅ワークのわたしには珍しく、多くの人に会い、多くの人と話す時が多くありました。
「皆、輝いている、頑張っているのにわたしときたら・・・」とまたもや落ち込みそうになったもの。でも、そう落ち込む一方で漠然と「このままではダメだ!」と心を切り替えるきっかけになったような気もします。
3連休に主人とメモを片手にがっつりと話し合いました。
途中の脱線も挟み、2時間ほどがっつりと。
それはわたしのみならず、主人の心をも軽くし、明るく、スッキリとさせたように感じます。ああ、久しぶりに相手の話をキチンと聞いたなぁ、と実感を。
何せ、いつも生返事ですので・・・特にわたしが。
我が家の夫婦会議の流れ。
【場所】自宅リビング
【時間】13時~15時
【出席者】わたし・主人
流れとしましては・・・
- お互いが話したい or 相談したい内容を提案しあう
- 簡単な物事を話し合う
- ちょっと複雑な物事を話し合う
- より複雑な物事を話し合う
- 今後、やるべきことをまとめる
- 統括
という感じですね。
別の見方をしますと・・・
- 簡単な物事を話し合う ⇒ やってハッピー & 楽しいこと
- ちょっと複雑な物事を話し合う ⇒ 面倒くさいけれどまぁやれること
- より複雑な物事を話し合う ⇒ かなりの難物だけれどやらなければならないこと
という感じでしょうか。
まずは軽いジョブで相手の様子を見て、より面倒くさい議題に格上げしていく感じですねーこれを逆にしてもいいのかなーとか思う時もあるのですが、初めから重たい難物だと萎えてしまうんですよね・・・わたしも主人も(;´д`)トホホ
2017年1月の夫婦会議ではこんなことを話し合いました
ざっくりと書きますとこんな感じですね。
- 2017年にやること
- 2017年にやりたいこと
- 相手に直してほしいところ
- 自分の直したいところ
- 1年間の貯蓄目標
- 1年間の出費予定
- 資産運用
- 資格試験
- 老後
- 親がまだ動けるうちに孝行しよう & お出かけプラン
- 我が家の旅行はどこ?日程は?予算は?
2017年度に関係する初めての夫婦会議ですのでこんな内容になりました。
今後、毎月やる夫婦会議はもう少し内容が変わるかもしれません。反省や進捗度もチェックしていきたいと思っています。また夫婦会議を行う場所も変えるつもりです。
初心に戻る意味も込めて、「次回は結婚式をあげた場所近くのホテルのティーラウンジを利用しよう」と主人が提案しました!そんな気の利く男だと思っていなかったので驚くと同時にちょっと嬉しい。結婚式の時にちょっと利用して以来、訪問をしていないものね~と。ホテルのティーラウンジというだけで心躍る女です。笑
今回、個人的に話し合って良かったな、と思ったのは「相手に直してほしいところ」だったりします。
夫婦会議を通して、互いの思いがけない本音が見えてくる
夫婦として過ごす年を重ねていけばいくほど、声に出さずとも相手のことが分かる、という理想的な夫婦も世間にはいるのでしょう。
でも、我が家はそうではなかった。そうだと思っていた部分もあったけれどそうではなかった。声に出さないと、聞かないと相手の考えていることや気持ち、思いなんかわかっていなかったことを実感しました。
そして、「相手に直してほしいところ」。
主人がわたしに告げた内容が思ってもいないものでした。主人がわたしに直してほしいと思っていることは「心を安定させてほしい」とのこと。
「え?」とビックリ。
「それ以外はいいねんけれど、気分がものすごい勢いで変わるのはやめてほしい。例えば、風呂に入る前はテンション高かったのに、風呂を出たらむちゃくちゃ機嫌が悪くなるとか。ちょっとしたことで不機嫌になったかと思うと、次の瞬間、しおらしくなるとか」
「自分の世界に閉じこもってしまい、そんな時に話しかけるとむちゃくちゃ機嫌が悪くなる、とか」
・・・
思い当たるところありまくりー(^^;
先日の 40代女、衝撃を衝撃としてそのまま受け止めしまう心の弱さ、潤いを与え柔らかくしたいけれど。 にもその一端があらわれていますね・・・
確かに自分でもこの心の急変や殻に閉じこもってしまう癖をやめたいと思っているんだけれど、何故かやめられない、という。。。もうなんか開き直りがあったかもしれません。
主人はもうわたしの心の急変に慣れているし、受け流してくれるし、いいよね、と遠慮なくやっちゃっていたかもしれません・・・言い訳をさせていただくと母もその傾向があるのよね、遺伝よね、と。そのことが記憶にあるから「世の妻とはそんなものだ」と思っていたけれど、普通じゃないよね・・・(;´д`)トホホ
自分でもこの心の急変は何とかしたいと思っていました。もちろん、今も。だって、心が激しく動くと心も疲弊するし、体も疲弊するのです・・・
それはわたしだけではなく、主人も。
今回の夫婦会議でそのことに気付かされました。反省しました。甘えを捨て去り、心を一定させる方法を模索したいと思います。まずはアロマディフューザーを購入しよう・・・ラベンダーとゼラニウムの精油を常にくゆらせておこう。
というわけで今、狙っているのはこれ。
その他、2017年における我が家の共通目標もハッキリとしましたし、後は走り出すだけですね!
夫婦間の以心伝心と言葉による会話
連れ添う年月が長くなればなるほど、相手の言わんとすること、思っていることが何となくわかるようになりますね。
でも、それって自分本位に分かっているつもりになっていたのかなーと考えさせられました。分かっているつもりで分かっていなかった、と。
結局、以心伝心ができるのは普段の日常会話が基礎になっているんですよね。それがないと何も分からないんですよね。
会話を交わし、相手の考えを理解し、わたしの考えをうちあげ、その中で相手のことをより理解し、よりはっきりとした以心伝心ができる、と。
そんなことに気づいた、2017年度の第1回目の夫婦会議でした。
あ、そうだ。夫婦会議の結果、主人は毎週日曜日のランチの料理にチャレンジしてくれるそうですよー在宅といえど、わたしも働いているんだ、稼いでいるんだ!家事を分担しろ!とぶちまけたら協力してくれることになりました。
さて、料理をほとんどしない主人。
何が出てくるやら・・・いえいえ、今週末の日曜のランチを楽しみにしたいです!
一生幸せなふたりでいるための10のワーク【マリッジノート®】