先日、髪の毛を後ろから撮影しました。
感想を一言で申し上げますと「ぎょっ」でしょうか。
・・・何、この白髪の増殖は!と衝撃を受けました。
わたしは髪の表面(?)よりも中身に白髪が増えていく傾向があり、髪を持ちあげるとそれなりに白髪があると認識はしていましたが・・・わたしの想像を超える白髪の量でしたわ・・・!
目を覚ましました。
実のところ、最近、わたしは自分の髪の艶に惚れ惚れしておりました。
くせ毛にしてはつるんつるんの髪を作り上げることができてウキウキとしていました。
が、現実は厳しいものですね・・・着実に白髪が増えているもんですね・・・(;´д`)トホホ
さて、どうすべきなのか?
髪を染めたことがない母、髪を染めて、染めて、染めた伯母たち
わたしの周りにいる人たちの髪の変化を記録しておきます。
生まれてこの方、髪を染めたことがない母
わたしの母は髪を染めたことがありません。
現在、70代。
白髪と黒髪が混在し、微妙な感じのグレイヘア。しかし、髪のボリュームは今なお保っております。艶もまぁそれなりに。
母の姉妹は皆、同じような感じで過ごしていました。
白髪は染めない、そのまま白髪と黒髪が混在したグレイヘアを保つ、と。
遺伝子のなせる業か、70代半ばを迎えた母の姉妹はいずれも豊かなボリュームを誇っています。伯母の一人は亡くなりましたが、人生の最後までそれなりのボリュームを保っていました。
が、母や伯母の髪が美しいグレイヘアかというと微妙かもしれません。正直、ざんばら髪に見えることもあります。。。
髪を染めて、パーマをして、そして最終的にかつらの愛用を開始した伯母
一方、父方の伯母二人は髪を染めていました。
わたしの知る限り、二人の伯母は若いころからずっと髪を染めていました。そして、伯母の一人は髪が薄くなってくると髪のボリュームアップのためにパーマも併用するようになりました。
久しぶりに法事の場で再開した伯母。
何やら髪が美しくなっている・・・すごい、ボリュームもアップしている・・・とわたしは感動しました。本当に感動し、伯母に対して素直に尋ねたものです。
その場に漂った沈黙。
・・・あれ、わたし、不味いことを言ったの?
にっこりと笑みを作った伯母は「かつら」を愛用していることを伝えてきました。「かつらよ」と。ウィッグとも言いますね。
その場にいた伯母の髪は美しく、つやつやと輝いていたものです。羨ましいほどに輝いていました。
その後、いつ見ても伯母の髪はいつも同じ質感を保っています。伯母のかつらはとても自然で美しいつくり。
わたしは「いくらするかつらなんだろう?」と考え、また「かつらを取ったら伯母はどんな髪型なんだろう?」と妄想しています。
そして、わたしのくせ毛の髪質は父方のこの伯母に似ているのです。
わたしの頭に染み付く、白髪染めはアウト!カラーリングもアウト!パーマもアウト!
美容師さんと話しました。
痛みます、と一言。
そして、髪を染めるシャンプーも痛めます、ヘナも痛めます、ヘアマニキュアも痛めます、といわれて心が揺らぎまくっています。
髪のためには何もしないのが一番。現状、あえてどれか、ということならヘアマニキュアをおすすめします、とのこと。
わたしの中でかつらにした伯母の髪は衝撃でした。そして、その母(わたしの祖母)の髪もわたしに考えさせるものがありました。
祖母も白髪染めとパーマをしていました。
その祖母が70代のはじめ、白髪染めもパーマもやめた後、髪は顕著に変化をしました。
祖母の真っ白いふわふわの髪にボリュームが出ました。目に見える形ではっきりとボリュームが出てきました。そして、黒髪時代にはなかった美しい艶と柔らかさがでてきました。
とわたしは学びました。
それほど、祖母の髪の変化は素晴らしいものがありましたよ!
結局のところ、髪を染めるか?染めざるべきか?
個人的には10年以上髪を染めていません。
また、わたしはパーマも当てておらず、基本的にはカットのみで過ごしてきました。
そして、わたしは心の中で「白髪に悩まされても絶対に髪を染めない、髪を染めないでそのまま白髪と共存していく」と固く、固く誓っていました。
しかし、現実は残酷です。
自分の髪に白髪が増えてくると、わたしの弱い心はほころびを見せ始めました。
このまま、白髪を染めないで放置したままいくべきか、それとも、年代を区切ってある程度までは染めるべきか。いやいや、このままいくべきか。
白髪染め、もしくはヘアマニキュアやヘナを使った場合
一時の心の平穏を得ることができるかもしれません。
しかし、一度染めるとマメにお手入れをする必要性が出てきます。個々によるでしょうが、短い人で3週間に1度、平均して1~2か月に1度通う必要がありますね。
美容院が苦手、嫌い、行きたくない理由と対策を考えてみる「思う通りに仕上がらないよね」 なんて記事を書いているわたしがそれに耐えることができるでしょうか?
また、セルフ染めも髪と頭皮の健康にとってよさそうには思えません。
人生は長いんです。短い可能性もありますが、日本人女性の平均寿命を鑑みるとわたしはあと40年以上生きる可能性も少なからずあるんです。
今の髪をとるか、将来の髪をとるか。悩ましいところですね。
白髪染めを使わなかった場合
白髪染めを使わなかった場合、その時は増えつつある白髪に耐えるしかありません。
母のように増えていく白髪を眺めながら、髪の艶を保つメンテナンスに力を入れるしかありません。
そして、心に覚悟を決めること。
とはいえ・・・わたしが憧れのグレイヘアにたどり着くまでは道のりが遠そうなのが現実。
黒髪から一気にハンサムなグレイヘアになるということはありそうにもありません。
わたしの白髪は少しずつ、少しずつ増えていく様子。じわじわ、と。黒髪の中にちょこっと白髪状態が長く続きそうな雰囲気を漂わせています。
その間、万が一にも心折れた場合は、様子を見て明るい色のヘアマニキュアをするかもしれません。ヘアマニキュアならば、まだ頭皮にも髪にも優しいので許容範囲としたいものです。
が、いずれにしてもこの場合もまめに美容院へ通う必要がありますね。
さて、どうしますか・・・