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不倫映画5選・・・人妻だと分かっているけれど引き返せない

2015年6月27日

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恋愛映画好物です。

ボーイミーツガール好きです。

メンミーツウーマン好きです。

というわけで、今回はわたしの記憶に残る不倫映画を紹介。ここでいう不倫映画は人妻が夫以外の男性と恋に落ちる映画を指します。

わたし?わたしは「この年でいまさら恋なんて面倒くさい・・・」以上に不倫は面倒くさいイメージしかありません。それにわたしは主人を愛していますの。今でもわたし好みのイケメンの主人の顔を見ているとときめきますの。が、他人様のそれもスクリーンの向こうの不倫はなかなか好物。自分には関係ないからね

尚、わたしの好みは非常に偏っています。ゆえに日本映画はナーッシング。有名な『失楽園』も『サヨナライツカ』などに関しては「・・・」という感想しか・・・お許しを。

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わたしがヒロインになりたい『イングリッシュ・ペイシェント』

イングリッシュ・ペイシェント

1996年度米アカデミー賞最優秀作品賞を含む9部門受賞作品。 第二次世界大戦下の北アフリカを舞台に、野戦病院に担ぎ込まれ、全身包帯に包まれた男の秘められた愛の物語が綴られて・・・。一つの恋の終わりと一つの恋の始まり。

初めて観たのは大学生時代、劇場にて。

主演俳優二人の大ファン。コリン・ファースとレイフ・ファインズ。砂漠の雄大な景色を背景にし、ヒロインはコリン・ファースを夫に、レイフ・ファインズを不倫相手に。わたしの中でイケメンオブイケメンの男たちがヒロインを巡って・・・ああ、どんな善行を積んだら「コリン・ファースを夫に持ちながら、レイフ・ファインズと不倫の関係になれるのか・・・!ああ、わたしの夢・・・!」と悶えに悶えました。

あの悲劇的な最後と分かっていても、わたしがヒロインになりたい・・・!ヒロインになりたい!!!断言。分かる方には分かって頂けるシチュエーションだと。

わたしは映画ブログも運営していたりするのですが、そこでこの滾るような思いと情熱を遠慮なく書いたら思いがけず賛同者を得たものです。ああ、どうすればコリン・ファースを夫にし、レイフ・ファインズを・・・以下略。

サイドストーリーにフランス人女優ジュリエット・ビノシュの恋もあり←興味無し。

管理人
ちょっとミステリー的、謎解き的な要素もあります。何故、この男は・・・?と。

1996年。アメリカ。アンソニー・ミンゲラ監督。

タイトルがそのものズバリ『ことの終わり』

ことの終わり

1940年代、ロンドン。作家モーリスは美しき人妻サラと密かな逢瀬を重ねていたが、サラは謎の言葉を残し、姿を消してしまう。二年後、モーリスはサラに新たな浮気相手がいることを偶然知る。 

はい、レイフ・ファインズ出演第2弾。何でしょう、彼の端正で憂いを秘めた面差しが不倫映画にピッタリなのでしょうか?相手役は割と好きな女優さん、ジュリアン・ムーア。

この作品は映画 & ミステリー小説オタク的にはウンチクをいろいろと語りたく要素がワンサカなのですが、ただ一言に留めておきましょう。ああ、苦悩するレイフ・ファインズの美しさときたら!それだけでご飯を3杯いけます。

ちなみにレイフ・ファインズはハリー・ポッターシリーズのヴォルデモート卿を演じている俳優さんです。

2009年。イギリス・アメリカ。二―ル・ジョーダン監督。

男は顔じゃない、心だ『ピアノレッスン』

ピアノ・レッスン

主役のホリー・ハンターはアカデミー主演女優賞、彼女の娘役のアナ・パキンは11歳で助演女優賞を受賞。19世紀半ば。口のきけないエイダは娘のフロラとピアノとともに見知らぬ男のもとへと嫁いでゆく。が、夫のスチュアートはピアノを海辺に置き去りにし、粗野な男ベインズの土地と交換してしまうことに・・・

これまた悶える設定よ。

口のきけない、美しい人妻と粗野な男がピアノレッスン(この響きがもうエロティシズムを感じさせ)を通して心と体を通じあわせていき、そして夫と娘の目を盗んで・・・女性監督ならではの美しい映画。

基本的にわたし的不倫映画の正しいあり方は「美男美女による禁断の恋による悶え」が大前提となっております。「そう、背徳の恋に落ちる二人は美しくないと萌えないのよ!」と。

よって今回、紹介する作品に登場する方々は皆、その時代を代表したイケメン&美女陣が勢ぞろいしております。が、『ピアノレッスン』は別。ヒーローを演じたハーヴェイ・カイテルは素晴らしい肉体をもったイケメンと言い難く。そのあたりが好き嫌いの分かれる作品でしょう。

一方、結果として人妻に捨てられる、不器用な旦那様もなんだかこんな男、現代にいそうねーと妙な共感を(?)。

1993年。オーストラリア・ニュージーランド・フランス。ジェーン・カンピオン監督。

参考 映画『ピアノ・レッスン』何が悪い?女とは残酷な存在であると開き直ってみる。

美しい人妻に魅了されたがゆえの破滅『死刑台のエレベーター』

死刑台のエレベーター

不倫関係にある社長の右腕ジュリアンと社長夫人のフロランスは、邪魔者の社長殺害を計画。完全犯罪のトリックは成功したかに見えたが重大なミスに気づいたジュリアンは引き返すが、無人となったビルのエレベーターに閉じ込められてしまう。一方、なかなか姿をあらわさないジュリアンを待って、待って夜の街を一人さまようフロランス・・・

不倫といえば「おフランスよね!」というわけで数多の不倫映画がありますがここは手堅く名作を。

最近、日本でも映画化されたようで。今回、この記事を書くにあたり、yahoo映画のレビューを見たらけちょんけちょんにけなされており、観なくてよかった!と妙な安堵を。ココまでの低評価はそうそうあるまい。汗

さて、本家は素晴らしいサスペンス&恋愛映画です。

不倫関係にある男と人妻の「邪魔者の夫を殺害する」という身勝手な犯罪は成功するのか?と最後までハラハラ。モノクロ映画の陰影と音楽の官能性や焦燥感がたまらんほどの魅力を発しております。

主役を演じたモーリス・ロネとジャンヌ・モローはそれぞれ一つの時代を築いた美男美女。夜の闇の中、苦悩する美男美女の顔を見ているだけでたまらんっすよ。モノクロ映画ですからよりたまらんっすよ。また、モーリス・ロネは映画『太陽がいっぱい』の御曹司役で有名。

 1958年。フランス。ルイ・マル監督。

ただただ美しい大人の恋『花様年華』

花様年華

1962年、香港。新聞社の編集者であるチャウと商社で秘書として働くチャン夫人。二人は同じアパートに同じ日に引っ越して来る。やがて、二人は互いの伴侶が不倫関係にあることに気付き、秘密の時間を共有していく…。 

絶頂期のトニー・レオンとマギー・チャンがこれでもか!これでもか!とスターのオーラを発散し、同じく絶頂期の監督ウォン・カーウァイがこれでもか!これでもか!と悶えを演出しています。その時代を象徴した監督、カーウァイの美学が詰まった素晴らしい映画。

人妻を演じるマギー・チャンがいい。とにかくいい。素晴らしいプロポーションに禁欲的な雰囲気を漂わせたチャイナドレス姿に悩殺されます。これぞ、大人のいい女!みたいな。

成就したはずの恋は色あせ、成就しなかったはずの恋は色あせぬままに。

禁欲的であるがゆえに、一歩踏み出せぬがゆえに、手に手を取ることができぬゆえに・・・ただただ悶々とさせられます。

管理人
アジアの熱気と時代を感じさせてくれる映画。濃密でクラクラします。

2000年。香港・フランス。ウォン・カーウァイ監督。

記憶に残る不倫映画まとめ。

不倫の恋の善悪は各個人の判断に。

ただ、今回の映画の中で描かれる不倫→幸せ!の確率は限りなく低い、と書いておきます。

こちらの映画もどうぞ(^^)/

人はなぜ不倫をするのか

ワタノユキ

マイペースに生きる主婦 & 在宅ワークの日々(since20141003)。理想と現実の狭間を永遠に彷徨い中。 詳細なプロフィールはこちらにて。 わたしらしく年齢を重ねる もよろしく♡

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